気づけば今年もあと少し。
先日発売のXiaomi 13Tシリーズやmotorola razr 40sで、2023年モデルのリリースは最後ということになりそうです。
国内の2023年Androidスマホ、振り返ってみるとやはりミッドレンジのラインナップが「不作」だったという印象が拭えない一方で、ハイエンドモデルに関しては久々の「名チップ」と言われるSnapdragon 8 Gen 2のおかげか、全体的に前モデルよりも評価が高かったという印象を受けます。
というわけで今回は、価格.comにおけるユーザーの満足度をもとに、2023年の新型モデルが2022年モデルからどの程度評価を上げた・下げたのかを見てみたいと思います。
2023年Androidスマホの前モデルからの評価変化まとめ
以下は価格.comの2024年モデルと前年の前機種の満足度評価を比べた一覧。
ご覧のように、2024年リリースのAndroidスマホで前機種から最も評価を上げたのはソニーのXperia 1 V。1 IVから1ポイント以上評価が上がっており、その上昇幅はなんと35%。
また、望遠カメラの廃止に重量アップ、ベゼルが広くなるなど、前モデルから退化した部分も多いと言われているXperia 5 Vですが、こちらもAQUOS R8に続き、大きく評価を上げています。
なお、全体として2023年モデルは評価がアップしており、前モデルから評価を落としたのは16機種中3モデルのみ。
ただ、この3機種にはPixel 7aとPixel 8の2機種が「不名誉なランクイン」をしています。
今年はPixelスマートフォンが国内で大きくシェアを広げた年でもありますが、それとユーザーの満足度、というのは必ずしも比例しない、ということでしょうか。
なお、ここでは新・旧、どちらかの評価数が10件に満たない機種は誤差が大きい可能性を考慮して掲載していませんのであしからず。