M1/M2搭載MacBookで「原神」が無料でできる。設定手順を解説。

mac

原神はiPhoneやiPadではAppストア経由でアプリケーションをダウンロードしてプレイできますが、Mac専用では提供されておらず、PCは現状のところWindowsでしか動作しません。

Windows PC▶Epic Games Store
原神公式サイト
intel版Mac▶BootCamp▶Windowsインストール▶Epic Games Store
原神公式サイト
M1/M2 Mac▶①Play Cover▶
(※OS Venturaまで)
iOS版 原神
②GeForce NOW▶
(有料版は550円/月)
原神

Appleシリコン(M1/M2/M3)搭載のMacBookで②のGeForce NOW経由でのプレイが公式で楽しむ方法ではありますが、無料版は30分の連続プレイまでしかできず、待ち人数が0になるまで次のプレイができません・・。

さらには有料版では連続6時間プレイ可能となっていますが、他のプラットフォームでは無制限&無料で遊べる原神が色々制約と縛りのある中での遊なければならないのは納得がいかないはず。

ネトセツ

そこでここでは非公式ではありますが、②の「Play Cover」のエミュレータを使用すればiOS用で提供されている原神を制限もなくプレイする方法がおすすめなのでこちらの方法について手順を解説していきます。

※またPlay Coverでは最新のmacOS 「Sonoma」(M3チップ搭載)では起動ができなかったため、現時点でMac OS Venturaまでしか対応・起動しないため注意してください。すでにsonomaにアップグレードした方は諦めるかOSのダウングレードを実施するしかないです。

①Play CoverをMacにインストール

この方法はあくまでも公式な動作を行っているわけではないので、今後MacのOSアプデ等でプレイができなくなる可能性もあります。その場合はiPhoneやiPad、他のWindows等のデバイスで正式なアクセスを行ってプレイすることをおすすめします。

Play Coverは公式サイトからの配布が終了しており、現在は「githubサーバーのコミュニティ」経由でインストールすることができます。▶Play Cover配布ページ

以下ではPlay Coverのダウンロードとインストール手順を解説

STEP
Play Cover配布ページへアクセスしたら「下へスクロール」
STEP
「PlayCover_3.0.0-beta.1.dmg」をクリック
STEP
保存先を確認して「保存」を押してダウンロードする
STEP
ダウンロードしたファイルをダブルクリック
STEP
PlayCover.appをApplicationsへドラッグする
STEP
インストールが完了したら「Play Cover」アプリがMacに追加されます

これでまず原神を起動するための「Play Cover」のインストールが完了となります。

ネトセツ

またこの時点ではPlay Coverを立ち上げる必要はありません、次のステップで「原神」の.ipaファイルをダウンロードしてからでOKです。

②原神をMacへインストールする

Play Coverで動作させるための原神の.ipaファイルは「decrypt」にてダウンロードをすることができます。

STEP
https://decrypt.day/へアクセスしたら「genshin」と検索し「Genshin Impact」と表示されたアイコンを選択

複数の原神が表示されますが中国版などが混じっており、日本語版は「Genshin Impact」となるので間違えないようにしてください。

STEP
「LOGIN TO DOWNLOAD」をクリック
STEP
メールアドレスでの登録もしくはDiscordアカウントどちらかでログインをします

すでにDiscordアカウントを持っている場合はメールアドレスより楽です。

またMac側ですでにDiscordへログインしている場合は上記のように認証を行うだけでOKです。

STEP
「ダウンロード中」と表示されたら下へスクロールします

この時点ではダウンロードはおそらく開始していないはずなので下へスクロールしてください。

STEP
最新版は有料プランでなければダウンロードできないので無料範囲内のバージョンを選択

あくまでも有料版アカウントの最新版のダウンロードはダウンロード後にそこまで大容量のアップデートが必要なくすぐに始められるという利点のみです。

過去バージョン版をダウンロードしてもダウンロード後に「Play Cover」で起動すれば最新バージョンのパッチが入るので後ほど最新版に更新ができるので問題ないです。

STEP
「CLICK HERE TO DOWNLOAD」ボタンを押す
STEP
画像認証を行う
STEP
ファイルをプレビューできませんでしたと表示されたら「ダウンロード」を押す
STEP
このファイルのウイルススキャンを実行できませんと表示されたら「このままダウンロード」をクリック
ネトセツ

もしもこの表示でダウンロード、インストールをやめようかなと感じた方は素直にやめても大丈夫です。あくまでもこの操作は自己責任となりますが、私は何度もこの操作は他のソフト系でも実証済みなので問題はなかったです。

STEP
ファイルのダウンロード先を確認して「保存」を押す

③インストールした「原神」を立ち上げる

インストールした原神を立ち上げるには最初のステップでインストールした「Play Cover」を最初に起動します。

Play Coverを起動したら以下のステップで原神を起動します。

STEP
【Play Cover.appはインターネットからダウンロードされたアプケーションです】と表示されたら「開く」を押す
STEP
【注意】古いバージョンへのダンロードをおすすめされたら【このバージョンはスキップ】を選択

Play Coverを起動すると何故か古いバージョンへのアップグレードをおすすめされてしまいますが、入手したバージョンより低い数値のバージョンの場合はダウンロードせず【このバージョンはスキップ】を選択してください。

STEP
「Play Cover」が起動したら真ん中の「ipaをインポート」をクリック
STEP
先程ダウンロードした「原神」ipaファイルを選択して「開く」を押す
STEP
書き出しが開始されます
STEP
「原神」のアプリケーションが表示されたらアイコンを右クリック
STEP
「設定」を開く
STEP
「M1/M2のiPad Pro 12.9-inch」を選択

MacBook AirやM1チップの場合はM1チップを選択するのがベストですが、M1/M2 それぞれの Pro/MAXのチップであれば最高品質のバージョンを選択しても快適に動作すると思います。

フレームノート(60fps/120fps)の設定はゲーム内で設定ができるので、グラフィック自体はここで設定をしておく必要があります。

STEP
適応解像度は「自動」が推奨

解像度もここで変更が可能ですが、最大解像度の4Kを選んでしまうとクラッシュする可能性があります。そのため自動設定が良いと思います。

STEP
グラフィックを変更したらアイコンをクリックすると原神が起動します。
STEP
アカウントでのログインを行う

Appleアカウント、Facebook、Twitter、Game Centerのいずれかでログインを求められるのですが、おすすめはTwitterアカウントです。

TwitterはユーザーID・パスワード入力して「連携アプリを認証」を押せばOKです。

Twitterはサブアカウントもあると思いますので万が一のためにもTwitterアカウントをおすすめします。

STEP
利用規約とプライバシーポリシーへ同意する
STEP
サーバーは日本国内であれば「Asia」を選択
STEP
旧バージョンのため大容量のダウンロードが必要となるので「一括ダウンロード」でOKを押す

旧バージョンをダウンロードしているので、ここで原神の最新版へアップデートを行います。10GBを超えるファイル容量なのでWiFi接続もしくは光回線接続が必須です。

STEP
ダウンロードが完了するまでしばし待ちましょう

ちなみに私の場合は24GBのファイルダウンロードでしたが、光回線がNURO光だったお陰で10分程度で終了しました。

アップデートが完了したら原神を普通にプレイすることができました。

あくまでもiOS版の原神アプリとなるので、タッチ操作をメインとした画面操作になり、できればゲーム機のコントローラーを接続設定してプレイするのがおすすめです。

M1/M2 チップ搭載のMacBookはPS4/PS5、Xbox等のゲーム用コントローラーを接続して利用することができるので、原神もコントローラーで操作することができます。

▶MacBookとPS4コントローラーを接続する手順を解説

M1〜M2のProやMAX搭載のMacBookだと120Hzでもサクサク

M1〜M2にProやMAXがついた更に高性能なMacBook Pro 14インチ、16インチを使用している場合、原神のグラフィック設定でデフォルトの60fpsのフリレッシュレートを120fpsに変更するとかなりヌルヌルと快適にゲームをプレイできます。

元々iOS(iPhone/iPad)用の原神アプリなのでPS5やWindows版の高グラフィック設定ではないものの、MacBook Proの最大120Hzのプロモーションディスプレイを最大限に活かすことができるので該当するMacBook Proを使用している方はぜひ設定変更して体感してみると良いです。

【現在デバイス不可非常に高いため、デバイスが非常に熱くなり、ゲームが正常にプレイできなくなる可能性があります】と表記されていますがこれはあくまでもiPhoneやiPadに対しての表現となります。

ネトセツ

実際に私のMacBook Pro 16インチ M2 MAX搭載のパソコンで試したところ、ほんのり温かくなりますが余裕で処理してくれました。この設定はProよりはMAXの方が多少有利ですし、合わせてメモリ搭載数によっても変わるかもしれません。

何度もクラッシュしてゲームが落ちてしまう場合は設定をゆるくし、60fps程度に変更して様子を見てみましょう。

Macで動作した原神とコントローラー設定を行う手順

ゲーム機のコントローラーとMacを接続済みであれば原神の設定画面にて操作をタッチパネルからコントローラーへ変更することでコントローラー操作が可能となります。

最初のチュートリアルは設定変更ができず、ゲーム左上にキャラクターアイコン画面が表示されるまではなんとかトラックパッドによる操作で頑張って進めていく必要があります。

ネトセツ

このキャラクターアイコンが表示されるのが最初の街に到着する前ぐらいで表示されるので、表示されたら以下の手順でコントローラー設定に切り替えましょう。

STEP
左上のキャラクターアイコンを押す
STEP
「設定の歯車マーク」を押す
STEP
操作項目のデバイスにある「タッチスクリーン」から【コントーラー】へ変更
STEP
操作アシスト画面に該当のコントローラーボタン表示がでたらOK

これで設定は以上です。原神を思う存分楽しんでください。

ただし一度ゲームを終了して再度起動する際には再びタッチパネル操作に戻っていることが多いので、その場合は再度設定からコントローラへ切り替える必要があるので注意が必要です。

ネトセツ

この方法はあくまでも公式な動作を行っているわけではないので、今後Macでプレイができなくなる可能性もあります。その場合は最初にログインしたアカウントでiPhoneやiPad、他のWindows等のデバイスで正式なアクセスを行ってプレイすることをおすすめします。

またMacBookは基本的にWiFi接続となり、光回線やWiFiルーターの環境化では画面右側のms表示(ping値)の数値が最低でも10ms以下が望ましいです。

この数値が30msや50msを超えてしまうとマルチプレイ中やイベント発生時などの通信時のラグや遅延が発生します。

快適にプレイできる数値目安
  • Ping:0〜30ms
ラグが起きる数値目安
  • Ping:50ms以上〜100ms近く

毎回この数値(ms)が高い場合はインターネット通信や接続環境を見直した方が良いでしょう。

またはQoS機能がついたゲーミングルーターを用意して原神をプレイしているMacBookに優先的にパケットを送信する設定などを行うこともおすすめです。

ラグ・遅延を回避できるオンラインゲームにおすすめの光回線は以下で紹介しています。

▶オンラインゲームにおすすめの光回線・ネット回線を比較

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