原神はiPhoneやiPadではAppストア経由でアプリケーションをダウンロードしてプレイできますが、Mac専用では提供されておらず、PCは現状のところWindowsでしか動作しません。
Windows PC | Epic Games Store 原神公式サイト | ||
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intel版Mac | BootCamp | Windowsインストール | Epic Games Store 原神公式サイト |
M1/M2 Mac | (※OS Venturaまで) | ①Play CoveriOS版 原神 | |
(有料版は550円/月) | ②GeForce NOW原神 |
さらには有料版では連続6時間プレイ可能となっていますが、他のプラットフォームでは無制限&無料で遊べる原神が色々制約と縛りのある中での遊なければならないのは納得がいかないはず。
そこでここでは非公式ではありますが、②の「Play Cover」のエミュレータを使用すればiOS用で提供されている原神を制限もなくプレイする方法がおすすめなのでこちらの方法について手順を解説していきます。
※またPlay Coverでは最新のmacOS 「Sonoma」(M3チップ搭載)では起動ができなかったため、現時点でMac OS Venturaまでしか対応・起動しないため注意してください。すでにsonomaにアップグレードした方は諦めるかOSのダウングレードを実施するしかないです。
①Play CoverをMacにインストール
Play Coverは公式サイトからの配布が終了しており、現在は「githubサーバーのコミュニティ」経由でインストールすることができます。Play Cover配布ページ
以下ではPlay Coverのダウンロードとインストール手順を解説
これでまず原神を起動するための「Play Cover」のインストールが完了となります。
またこの時点ではPlay Coverを立ち上げる必要はありません、次のステップで「原神」の.ipaファイルをダウンロードしてからでOKです。
②原神をMacへインストールする
Play Coverで動作させるための原神の.ipaファイルは「decrypt」にてダウンロードをすることができます。
複数の原神が表示されますが中国版などが混じっており、日本語版は「Genshin Impact」となるので間違えないようにしてください。
すでにDiscordアカウントを持っている場合はメールアドレスより楽です。
またMac側ですでにDiscordへログインしている場合は上記のように認証を行うだけでOKです。
あくまでも有料版アカウントの最新版のダウンロードはダウンロード後にそこまで大容量のアップデートが必要なくすぐに始められるという利点のみです。
もしもこの表示でダウンロード、インストールをやめようかなと感じた方は素直にやめても大丈夫です。あくまでもこの操作は自己責任となりますが、私は何度もこの操作は他のソフト系でも実証済みなので問題はなかったです。
③インストールした「原神」を立ち上げる
インストールした原神を立ち上げるには最初のステップでインストールした「Play Cover」を最初に起動します。
Play Coverを起動したら以下のステップで原神を起動します。
フレームノート(60fps/120fps)の設定はゲーム内で設定ができるので、グラフィック自体はここで設定をしておく必要があります。
解像度もここで変更が可能ですが、最大解像度の4Kを選んでしまうとクラッシュする可能性があります。そのため自動設定が良いと思います。
Appleアカウント、Facebook、Twitter、Game Centerのいずれかでログインを求められるのですが、おすすめはTwitterアカウントです。
TwitterはユーザーID・パスワード入力して「連携アプリを認証」を押せばOKです。
旧バージョンをダウンロードしているので、ここで原神の最新版へアップデートを行います。10GBを超えるファイル容量なのでWiFi接続もしくは光回線接続が必須です。
アップデートが完了したら原神を普通にプレイすることができました。
M1/M2 チップ搭載のMacBookはPS4/PS5、Xbox等のゲーム用コントローラーを接続して利用することができるので、原神もコントローラーで操作することができます。
M1〜M2のProやMAX搭載のMacBookだと120Hzでもサクサク
M1〜M2にProやMAXがついた更に高性能なMacBook Pro 14インチ、16インチを使用している場合、原神のグラフィック設定でデフォルトの60fpsのフリレッシュレートを120fpsに変更するとかなりヌルヌルと快適にゲームをプレイできます。
元々iOS(iPhone/iPad)用の原神アプリなのでPS5やWindows版の高グラフィック設定ではないものの、MacBook Proの最大120Hzのプロモーションディスプレイを最大限に活かすことができるので該当するMacBook Proを使用している方はぜひ設定変更して体感してみると良いです。
【現在デバイス不可非常に高いため、デバイスが非常に熱くなり、ゲームが正常にプレイできなくなる可能性があります】と表記されていますがこれはあくまでもiPhoneやiPadに対しての表現となります。
実際に私のMacBook Pro 16インチ M2 MAX搭載のパソコンで試したところ、ほんのり温かくなりますが余裕で処理してくれました。この設定はProよりはMAXの方が多少有利ですし、合わせてメモリ搭載数によっても変わるかもしれません。
Macで動作した原神とコントローラー設定を行う手順
ゲーム機のコントローラーとMacを接続済みであれば原神の設定画面にて操作をタッチパネルからコントローラーへ変更することでコントローラー操作が可能となります。
このキャラクターアイコンが表示されるのが最初の街に到着する前ぐらいで表示されるので、表示されたら以下の手順でコントローラー設定に切り替えましょう。
これで設定は以上です。原神を思う存分楽しんでください。
この方法はあくまでも公式な動作を行っているわけではないので、今後Macでプレイができなくなる可能性もあります。その場合は最初にログインしたアカウントでiPhoneやiPad、他のWindows等のデバイスで正式なアクセスを行ってプレイすることをおすすめします。
またMacBookは基本的にWiFi接続となり、光回線やWiFiルーターの環境化では画面右側のms表示(ping値)の数値が最低でも10ms以下が望ましいです。
この数値が30msや50msを超えてしまうとマルチプレイ中やイベント発生時などの通信時のラグや遅延が発生します。
- Ping:0〜30ms
- Ping:50ms以上〜100ms近く
毎回この数値(ms)が高い場合はインターネット通信や接続環境を見直した方が良いでしょう。
またはQoS機能がついたゲーミングルーターを用意して原神をプレイしているMacBookに優先的にパケットを送信する設定などを行うこともおすすめです。
ラグ・遅延を回避できるオンラインゲームにおすすめの光回線は以下で紹介しています。