ソニーの次世代フラッグシップと言えば、仮称「Xperia 1 VI」。
ネーミングルールやデザインの一新といった情報が最近になって出始めていますが、まだ信頼性の高いスペック情報などはほぼ皆無。
そんな中、そのさらに次世代となる2025年のXperiaに関するかなり興味深い情報がみつかりました。
韓国メディア、THE ELECが伝えた内容を引用する形でWeibo上に投稿されていたもの。
元の情報は、内容としては「アップルが画面下カメラを採用するのは2026年以降のiPhoneモデルになる」というもの。
これはLGイノテックが開発を進めている次世代の「自由曲面光学レンズシステム」とのことで、また、この新開発により、画面下カメラの現在のボトルネックの1つである画質向上のための最適な光の通過が確保されるとのことです。
そしてこれに対してWeibo上のリーカーは:
この「次世代」画面下カメラをスマホに世界初搭載するのはおそらくソニーの2025年モデルになる可能性が高い
とコメント。
ご存知のように、現行のXperiaはいまだにベゼル上に前面カメラを搭載しているかなりレアな存在。
が、今回の情報が事実であれば、2025年のXperiaではこのLGの新技術を使った「次世代」の前面カメラが画面下に搭載される、ということになります。
そして現在のネーミングルールがそのまま続くと仮定すると、この画面下前面カメラを最初に搭載するのは「Xperia 1 VII」や「Xperia 5 VII」ということに。
ちなみに前面カメラをディスプレイ下に搭載した機種は数年前に何機種かリリースされ、Galaxy Foldシリーズなど一部機種では採用されているものの、一般的な普及は進んでいないという印象です。
これには、ディスプレイ下から撮影した画像のクオリティの低さや、ディスプレイ上にカメラ部分の「影」がでて、不自然になるといった技術的な課題があることが背景にあると思います。
一方、ソニーが現在のベゼル上前面カメラにこだわるのはディスプレイの「没入感」を重要視しているため、とも言われています。
となると、この新世代UDカメラは、ディスプレイ上のカメラの「影」問題も解決する、ということなのでしょうか。