本日グーグルがリリースしたPixel向けの12月フィーチャードロップ(Feature Drop)アップデート。
私の端末にはまだ降りてきていませんが、国内版のPixelにも順次配信されているようです。
今回のFeature Dropは「夜景モード」「手のひらタイマー」「リペアモード」など、多くの新機能が追加されています。
また、不具合やバグの修正もかなり多岐にわたっており、過去のFeature Dropと比べてもなかなか大規模なアップデートといった感じ。
しかし今回のアップデートには、公式には明らかにされていない重要な「性能ブースト」がされている模様です。
複数の海外ガジェット系メディアのコントリビューターで、正確な情報で知られるMishaal Rahman氏からのもので、これによると:
2023年12月のフィーチャー・ドロップ・アップデートでは、Tensorチップ搭載のPixelsに対し、新しいArm Mali GPUカーネル・ドライバが導入され、原神やFortniteなどのゲームでパフォーマンスが大幅に向上する
Tensorチップセットを搭載のPixelは同世代のSnapdragonチップセット搭載機と比べてかなり全体的な性能は劣ると言われており、最新のPixel 8シリーズでも、特にゲームなど、GPUに負荷のかかる動作でのパフォーマンスはFPSがかなり低くなるなど、「ゲームが苦手」な機種とされています。
が、今回のアップデートでは新たなGPUカーネルドライバーの搭載により、GPU性能がアップ。
その結果、ゲームなどのGPU負荷の高い動作でのパフォーマンスがアップするとのこと。
また、今回の情報では「Tensorチップ搭載のPixel」とのことなので、最新のPixel 8シリーズだけでなく、Pixel 6シリーズやPixel 7シリーズでも同様のパフォーマンス向上が期待できるのではないかと思われます。
実際にどの程度GPU性能やゲームプレイ時の動作が改善されたのかはまだ不明ですが、なかなか楽しみなアップデートとなりそうです。