留守電が使える格安SIMを比較。無料や代わりになる簡易留守録(伝言メモ)などまとめ。

格安SIM

大手キャリア(docomo、au、SoftBank)の携帯電話会社から格安SIMに乗り換えを検討している方で、留守番電話サービスが使いたい、けど実際にはいくらかかるの?無料で使えるの?と気になっている方もいるでしょう。

ここでは格安SIMで留守番電話サービスを提供している業者を徹底比較。留守電サービスを無料で使える会社からプラン構成、保存可能件数や保存可能期間などを徹底的にまとめています。

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格安SIMの留守電サービスで気になるポイントは?

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留守電が使える格安SIMを徹底比較

大手キャリアから乗り換えても留守電が使える格安SIM一覧を「月額費用」「録音時間」「保存件数」「保存期間」で比較しています。

スクロールできます
留守電サービス
の内容比較

楽天モバイル

ワイモバイル

mineo

LINEMO

NUROモバイル
月額料金無料無料〜330円無料〜110円220円無料〜330円
保存件数100件30〜100件20件〜30件30件30〜100件
録音時間最長3分最長3分最長90秒最長3分最長3分
保存期間1週間72時間〜1週間1週間72時間72時間〜1週間
留守電再生時の
通話料
Rakuten Linkアプリなら無料22円/30秒22円/30秒22円/30秒22円/30秒
特徴大手キャリア参入の無制限プランSoftBank系列の格安SIM3キャリアから回線を選べる柔軟なデータプランSoftBankのサブブランドでLINEが使い放題ソニー運営の3キャリアから選べる格安SIM
もっと詳しくもっと詳しくもっと詳しくもっと詳しくもっと詳しく
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

上記で比較している5社が留守電を使えるプランではおすすめできる業者となっており、LINEMOを除けば基本無料で留守電サービスを活用することができます。※着信転送は上記の携帯会社では全て無料です。

ネトセツ

楽天モバイルにおいては格安SIMジャンルではなく大手と同じMNOとなりますが、留守電を使うにあたり他の格安SIMと同じく基本無料となり、月額料金も安くおすすめということでここでは掲載しています。

その他の格安SIMは基本的に留守電サービスを利用するためには有料オプションに加入しなければなりません。

留守電サービスが基本有料になり格安SIM

格安SIM事業者留守番サービス月額
IIJmio 319円
イオンモバイル330円
リンクスメイト330円
UQモバイル330円
日本通信SIM330円
HISモバイル385円
BIGLOBEモバイル319〜330円
LIBMO319円

他の格安SIMはほぼ有料で大半が「スマート留守電」を採用していますが、この有料プランを使わないと留守番電話サービスが利用できないというパターンが多いです。

ネトセツ

ということで格安SIMでも留守電が無料で使える「楽天モバイル」「ワイモバイル」「マイネオ」「NUROモバイル」そして少し料金が安い「LINEMO」に絞っておすすめ順で以下ではまとめています。

留守電が使える格安SIMのおすすめ順

厳選した格安SIMの留守電サービスを「月額」「保存件数」「保存期間」「録音時間」「留守電再生における通話料」の観点から比較し総合的におすすめのプランを順に紹介していきます。

①楽天モバイル

格安SIMではなく大手キャリアのMNOの通信品質で高速な4G/5G通信ができるのに関わらず、パケットデータは最小なら3GBで1,078円、最大でも無制限通信であっても3,278円の月額料金で格安SIM以上のコスパで使えるのが楽天モバイルの最大の特徴です。

楽天モバイルの留守電サービス

留守電月額無料保存件数100件
録音時間3分保存期間1週間
留守電再生の通話料Lakuten Link経由なら無料総合評価
留守番電話について(楽天モバイル公式サイト)

また留守番電話サービスにおいても録音は最長3分、保存件数100件、保存期間が1週間と、他の大手キャリアや他の格安SIMでも有料プランに加入しなければ使えないすべての条件の内容を無料で使えるのも圧倒的に有利なポイントです。

さらにはRakuten Linkアプリを活用すれば、留守番電話へ録画された音声を聞くことによる通話料金もかからず無料で確認することができるのも楽天モバイルならではの強みです。▶Rakuten Linkで留守番電話を再生する(無料)

楽天モバイルはRakuten Linkアプリで通話もし放題なので、最強。

Rakuten Linkアプリはナビダイヤル等の特番通話を除けば、携帯電話や固定電話宛への通話はいつでも無料で使えるので、余計なオプションに加入せずに通話もメインで使いたい方にとってここで紹介している事業者の中では最もおすすめできる携帯会社です。

楽天モバイルの料金スペック詳細(開く)
月額料1,078円

3,278円
データ量3GB/20GB/無制限
(従量制)
通信エリア楽天4G/5G
auパートナーエリア
通話料22円/30秒
Rakuten Linkなら無料
かけ放題15分:1,100円SIMタイプSIMカード/eSIM
データくりこしMNPワンストップ
留守電無料/100件/3分/7日保存スマホ販売
海外ローミング2GB/月(無料込み)セット割
ネトセツ

楽天モバイルは通話関連だけではなくデータ通信も無制限なので普段電話番号発信ではなく、LINE通話、ZOOMでのビデオ通話やInstagramのDMでのやりとりなどあらゆる通信もデータを気にせず使い放題にでき、エリア(プラチナバンド)問題が解決すればすでに携帯電話プランとしては最強となっています。

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楽天モバイルについてもっと詳しく知る

②Ymobile(ワイモバイル)

SoftBank系列の通信品質が高い格安SIMとして有名なYmobileは留守番電話サービスも無料ながら内容は充実しています。

また料金プランは4GB、20GB、30GBから選択ができますが、楽天モバイルにはない「家族割り」や「光回線とのセット割」などで月々の料金を割引して限り無く安くできる点も大きな特徴です。

Ymobileの留守電サービス

留守電月額無料
(有料版は330円)
保存件数30件
(有料版は100件)
録音時間3分保存期間72時間
(有料版は1週間)
留守電再生の通話料22円/30秒総合評価
留守番電話について(Ymobile公式サイト)

Ymobileは3分の録音、30件保存、72時間までの範囲までなら十分無料版の範囲内で利用ができ330円の「留守番電プラス」では保存件数と保存期間が増えます。※

Ymobileの料金スペック詳細(開く)
月額料2,365円〜データ量4GB/20GB/30GB
通信エリアSoftBank 4G/5G通話料22円/30秒
かけ放題10分:880円
完全定額:1,980円
SIMタイプSIMカード/eSIM
データくりこしMNPワンストップ
留守電無料/30件/3分/72時間保存スマホ販売
海外ローミング海外あんしん定額
海外パケットし放題
別途費用
セット割SoftBank光
SoftBank Air

ただし伝言メッセージを再生する際には22円/30秒の通話料がかかり通話定額等に加入していても対象とはならないので注意が必要です。

\通信品質が高く家族割やセット割が充実/

③mineo(マイネオ)

利用者の満足度が高い格安SIMマイネオ

低速で使い放題で使えるプランや余ったパケットデータを永久にくりこしができるオプションがあるなど他社がやらないサービスやコミュニティが充実しており利用者の満足度が高い格安SIMとなるmineo(マイネオ)。

通信回線もdocomo、au、SoftBankの3社から自由に選べるので自分の地域で今まで使ってきた大手の回線をそのまま使うことができます。

マイネオの留守電サービス

留守電月額無料
(SoftBank)
330円
(au/docomo)
110円
(LaLa Call)
保存件数20件〜30件
(有料版は30件)
録音時間90秒〜3分保存期間72時間
(有料版は1週間)
留守電再生の通話料22円/30秒
LaLa Callは無料
総合評価
留守番電話について(マイネオ公式)

マイネオはちょっと特殊で、利用したい回線タイプをdocomo、au、SoftBankから選ぶことができますが、留守電を無料で使えるのはSoftBank回線のみです。※docomoは受付を終了済み。

ドコモ/au回線希望ならLaLa Callを使うのもあり

110円で留守電サービスが使えるララコール

ただしmineo利用者だけが使えるLaLa Call(ララコール)を活用すればdocomoもしくはau回線を選んでも110円で留守番サービスが使えるようになります。

LaLa Call(ララコール)の留守電サービス

留守電月額110円保存件数20件
録音時間90秒保存期間7日間
留守電再生の通話料無料総合評価

LaLa Callは通常の留守電サービスと比べると保存件数や録音時間が少ないものの、留守電を再生する際の通話料が無料なのはありがたいポイントです。

ただしAndroidの国産スマホを利用している場合は無料で使える簡易留守録(伝言メモ)を使う方法もあります。

mineoの料金スペック詳細(開く)
月額料250円〜データ量1/5/10/20GB
低速使い放題もあり
通信エリアSoftBank 4G/5G通話料22円/30秒
かけ放題10分:550円
24時間:1,210円
SIMタイプSIMカード/eSIM
データくりこしMNPワンストップ
留守電110円/20件/90秒/7日保存スマホ販売
海外ローミング通話・SMSのみセット割eo光
ネトセツ

mineoでSoftBankタイプを選べば無料で留守電サービスが使えますが、docomoやau回線タイプを選択するのであればLaLa Callを活用するのが良いでしょう。

\格安SIM満足度が最も高い/

その他にmineoにはスマート留守電などの他の留守番電話サービスがありますが、文字起こし機能があったり保存期間が無制限など他の留守電にはない機能がありますが月額料金が319円かかります。

mineoについてもっと詳しく知る

③LINEMO(ラインモ)

3GBのミニプランと20GBのスマホプランから選択ができ、LINEトーク、通話がすべてデータフリーで使えるSoftBankのサブブランドとなる高品質なモバイル回線。

留守電サービスは有料となってしまいますが、同じサブブランドのahamoやpovoでは留守電サービス自体を提供していないため、サブブランド基準で乗り換え先を探しているのであれば圧倒的にLINEMOが有利。

LINEMOの留守電サービス

留守電月額220円保存件数30件
録音時間3分保存期間72時間
留守電再生の通話料22円/30秒総合評価
留守番パック(LINEMO公式サイト)

LINEMOは月額料金が3GBで990円、20GBで2,728円となるので、留守電パックに加入すると3GBで1,210円、20GBで2,948円です。LINEは通話し放題となるので、3GBプランが人気です。

LINEMOの料金スペック詳細(開く)
月額料990円〜データ量3GB/20GB
通信エリアSoftBank 4G/5G通話料22円/30秒
かけ放題5分:550円
24時間:1,650円
SIMタイプSIMカード/eSIM
データくりこしMNPワンストップ
留守電220円/30件/3分/72時間保存スマホ販売
海外ローミング別途費用
国際ローミング
セット割

\高額なPayPayポイント付与中/

LINEMOをもっと詳しく知る

⑤NUROモバイル

NUROモバイルはソニーネットワークコミュニケーションズが運営する格安SIMでドコモ、au、ソフトバンクの回線から自分の好きなタイプを選ぶことができます。

1GBでかけ放題のプランがあったり、SNS(X(旧Twitter)、LINE、Instagram、TikTok)がデータフリーになるNEOプランなど格安なのにお得なプランが多いです。

NUROモバイルの留守電サービス

留守電月額無料〜330円保存件数30件〜100件
録音時間3分保存期間72時間〜1週間
留守電再生の通話料22円/30秒総合評価
留守番パック(NUROモバイル公式サイト)

NUROモバイルの留守電サービスはSoftBank回線なら無料で利用可能ですが、ドコモとau回線の場合は330円/月の利用料金がかかります。

NUROモバイルの料金スペック詳細(開く)
月額料627円〜データ量200MB/1/3/5/10/15/20/40GB
通信エリアSoftBank 4G/5G通話料11円/30秒
かけ放題5分:490円
10分:880円
24時間:1,430円
SIMタイプSIMカード/eSIM
データくりこしMNPワンストップ
留守電無料/30件/3分/72時間保存
(SoftBank回線の場合)
スマホ販売
海外ローミング通話・SMSのみ
データ通信はグローバルWiFi
セット割NURO光

\5G以上はLINEトークフリー/

Androidなら無料で使える簡易留守録(伝言メモ)を活用する

一部のAndroidスマホでは簡易留守録(伝言メモ)を無料で使うことができる。

Androidスマホで国内メーカー製品を使っている方であればその機種が簡単留守録(伝言メモ)に対応している可能性があり、この機能はスマホ本体の機能となるためどの回線プランを利用していてもいつでも無料で使うことができます。

また保存件数はそれぞれのメーカー機能によって異なりますが、保存期間においては本体ストレージ側に保存するので基本的に無期限に保存ができます。

簡易留守録(伝言メモ)に対応したAndroidメーカー件数や録画時間、設定方法
AQUOS
(SHARP)
保存件数:50件/最大録音:60分/保存期間:制限なし
▶簡易留守録の詳細(メーカーサイト)
arrows
(富士通)
▶arrowsの留守電機能(伝言メモ)設定手順
Xperia
(SONY)
保存件数:無制限/最大録音:60秒/保存期間:制限なし
▶ソニーストア
Galaxy
(Samsung)
保存件数:無制限/最大録音:13時間/保存期間:制限なし
▶Galaxyの伝言メモの使い方

Androidが使えるスマホメーカーの中でもGoogle Pixelシリーズ、Xiaomi、OPPO、AUSUなどの国際メーカーには簡易留守機能が付いていません。

ネトセツ

簡易留守録(伝言メモ)で録音された音声を聞く場合は通話料などが発生せずいつでも無料で聞くことができるので、Androidスマホで対象のメーカーを使っている方はこの機能を率先して使ったほうが良いでしょう。

格安SIMの留守電はiPhoneでも使える

iPhoneにはAndroidの一部メーカーのような簡易留守録(伝言メモ)機能は使えません。ただし格安SIMへ乗り換えても格安SIM自体の留守電機能は利用することができます。

ここで紹介した楽天モバイルはもちろん、Ymobile、mineo、NUROモバイル、LINEMOでも通信事業者を通したサービスを使えば問題なく利用できます。

もしも格安SIMで有料対象となる回線タイプを選ぶ場合はAndroidに搭載されている簡易留守録(伝言メモ)を使うことで対策ができますが、iPhoneにはこの機能がないので注意が必要です。

楽天モバイルは留守電サービスが保存件数100件、3分録音、保存期間1週間と他社では有料サービスに加入しなければ適用できない条件を無料で使うことができるので一番最適です。▶楽天モバイルを詳しくチェック

SMARTalkはサービス受付を終了

楽天グループが提供していた050番号のIP電話を使用した「SMARTalk」では今まで留守電サービスなどすべて無料で使えていましたが、現在は新規受付を終了し使うことができません。

ネトセツ

おそらくこれは楽天モバイルのサービスとの兼ね合いもあるでしょうが、今後サービス再開をする見込みはかなり低そうです。

ちょっと前まではパナソニックサイト経由なら申込みして使うことができていたようですが、パナソニック公式サイトでも終了アナウンスが行われていました。

すでにSMARTalkサービスを利用している場合は引き続き使うことができるので、利用している方はSMARTalkの留守電機能を活用するのが良いでしょう。

留守電が使えるサブブランド回線は「LINEMO」のみ

格安SIMではなく、大手キャリアとほぼ同じ通信品質で利用できるがサブブランド回線では留守電サービスが使えるかチェックしてみると2023年12月時点ではまさかの「LINEMO」のみ。

LINEMOがようやくサブブランドとしては10月に留守番電話サービスに対応。ahamoやpovoは留守番電話サービス自体に非対応です。格安SIMではいくつか有料で対応している業者があるのに残念ですね。

ネトセツ

よってAndroidで簡易留守録(伝言メモ)を使うことができないスマホを使用中の方で留守電を多様する場合にサブブランドに乗り換えたいのであれば現時点ではLINEMOしか選択肢がありません。

留守電が使える格安SIMまとめ

今回格安SIMで留守電を無料で使えるのはYmobile、mineo(SoftBank回線のみ)、NUROモバイル(ソフトバンク回線のみ)、そしてMNOジャンルではありますが、楽天モバイルです。

個々までの解説見て気づいた方もいるかと思いますが、ソフトバンク回線が利用できる格安SIMは基本的に無料で留守電が使える傾向にあります。

逆にドコモとau系の格安SIMは留守電サービスは基本有料330円〜となっているので、スマホの月額料金とは別途オプション費用として負担がかかる仕様になっています。

留守電が無料で使える最もおすすめの2社

スクロールできます
留守電サービス
の内容比較

楽天モバイル

ワイモバイル
月額料金無料無料〜330円
保存件数100件30〜100件
録音時間最長3分最長3分
保存期間1週間72時間〜1週間
留守電再生時の
通話料
Rakuten Linkアプリなら無料22円/30秒
スマホ月額1,078円2,365円〜
月間データ量3GB〜無制限4GB/20GB/30GB
通話料Rakuten Linkなら無料
通常22円/30秒
通常22円/30秒
かけ放題15分:1,100円10分:880円
24時間カケホ:1980円
公式サイト公式サイト

今回紹介した中で留守電を無料で使うならサービス内容はもちろん、通信品質などのポイントも含めて「楽天モバイル」そして「Ymobile」の2社が最もおすすめできるでしょう。また収録された留守電を再生する際に通話料が無料となるのはRakuten Linkが使える楽天モバイルのみです。

ネトセツ

大手キャリア(MNO)でもドコモとauは基本330円〜の月額費用がかかるのでSoftBankと楽天モバイルが留守電サービスが留守電をよく使うユーザーにとって寛容だと感じました。

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