Galaxy S24シリーズのメモリ据置の背景にはサムスンの「RAMコスト上昇」見通し

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来年1月に発表・発売されることがほぼ確実となってきたサムスンの次世代フラッグシップモデル、Galaxy S24シリーズ。

例年通り、S24・S24+・S24 Ultraの3モデル展開となり、すでにレンダリング画像などもリーク済み。

一方、少し前に有名リーカーが同シリーズの各モデルのメモリ仕様についてリークしていました。

これによると、Galaxy S24シリーズのメモリは無印のS24が8GB RAMのみ、S24+が8GB/12GB、S24 Ultraも8GB/12GBで16GB RAMモデルは存在しない、とのこと。

これは事実上、メモリに関しては現行のS23シリーズから据え置きということになります。

そして今回、このGalaxy S24でのメモリスペック据え置きの背景について別のリーカーが興味深い情報を提供していました。

メモリ据え置きはRAMコストの上昇

サムスンがS24のRAMアップグレードを控える理由とは?コストです。DRAMの価格はすぐに急上昇すると予想されている。あるスペックで1年間の生産をカバーしなければならないのであれば、コスト構造が持続可能であることを確認する必要があります。

要は、来年のDRAMの価格が急上昇するため、S24シリーズの価格を年間を通して維持するためにもメモリのアップグレードを見送る必要がある、ということ。

また、同氏はサムスンが価格上昇を知っている背景として、同社自身がDRAMの最大生産者であることをあげています。

確かに2024年はここ数年低調だったスマホ市場が大きく回復に向かうという予想がいたるところで見られ、パーツの需要も一気に増える可能性はあるように思えます。

となると、メモリアップグレードを含む「順当な進化」をする来年のモデル、というのはある程度の販売価格アップを覚悟しなければならないのかもしれませんね。

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