デュアルSIM(SIM2枚)のやり方と最強の組み合わせ。おすすめの最安運用方法は?

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ゴリラ

デュアルSIMってよく聞くけど、メリットあるの?

デュアルSIMは1台のスマホで、2つの回線を運用する手段です。賢く組み合わせれば、すごく節約ができたりします。

この記事では、

  • デュアルSIMにすると何がそんなに嬉しいのか?
  • デュアルSIMのやり方
  • デュアルSIMの最強の組み合わせ

を紹介します。

正直な結論

先に正直な結論を伝えると、デュアルSIMなら月額500円を切る超節約や、楽天モバイルのつまみ食いなど、スマホの契約の幅が広がります。

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デュアルSIMとは?そもそもの話

デュアルSIMは、1台のスマホに2つの回線を待機させて使う方法です。例えば「ドコモ回線+au回線」の様に、異なる種類の回線を組み合わせることができます。

具体的には、スマホにSIMを2つセットすることでデュアルSIMが完成します。

ゴリラ

僕のiPhone、SIMカード1枚しか入らないみたいだよ?

しかし、国内で販売されている多くのスマホではSIMカードは1枚までしかセットできません。

ここでカギになるのが「eSIM」です。

  • SIMカード:小さいICチップ
  • eSIM:スマホ本体に内蔵済みのSIM。通信で内容を書き換えできる

デュアルSIMを実現するためには、SIMカード+eSIMの組み合わせで契約することになります。

MEMO

iPhoneなどの一部の端末は「eSIM+eSIM」の組み合わせも可能です。

参照 トリプルSIMに対応する機種・注意点・組み合わせを解説

デュアルSIMにすると何がそんなにうれしいの?メリット

デュアルSIMにすると何がそんなにうれしいのか。よく言われるメリットは、以下の3点です。

  • 電話番号を2つ持てる
  • 通信障害の備えになる
  • 繋がりづらいときに切り替えできる

電話番号を2つ持てる

デュアルSIMにすると、電話番号が2つになります。

仕事とプライベート、サブの電話番号など使い分けできます。2つの電話番号は同時に待ち受けが可能です。

複数の電話番号があると、例えば、SMSで登録するタイプのWEBサービスでサブアカウントも作成できます(規約上OKなら)。

通信障害の備えになる

2つ目の回線が、万が一の通信障害のための予備回線になります。

2022年7月にauで大規模な電波障害がありました。この手の障害は、他のキャリアでも起こり得ます。

短い期間でも通信・通話が使えなくなると困る人は、予備の回線を持っておくと安心です。

繋がりづらいときに切り替えできる

ドコモ回線+au回線など、別の種類の回線で組み合わせれば、電波が繋がりづらいとき、データ通信が遅いときに切り替えながら使えます。

屋内の奥まった場所、地下、ビル群などでは「ドコモは繋がるけど、auは繋がらない」などのケースもあります。

デュアルSIMなら、繋がらなくて困る機会がグッと減ります。

デュアルSIMのやり方

ゴリラ

デュアルSIMやりたい!どうすればよいの?

この記事を読んでいるほとんどの人にとって、デュアルSIMにする=eSIMの追加契約です。

今使っている1回線目は、特別な申し込みをしていない限り、SIMカードで契約しているはずです。

なのでやることとしては、新たに別回線のeSIMを契約する、基本これだけです。

  1. 契約先を決める
  2. 契約先サイトでeSIMを選んで申し込み
  3. 初期設定をする

ほとんどのeSIMに対応しているキャリアでは、最短1時間以内の開通します。

やること自体はすごく簡単です。

eSIMの申し込み方法はキャリアごとに別記事でまとめています。

デュアルSIMの対応機種|iPhone・Android

ゴリラ

ぼくのスマホはeSIMに対応してるのかな……??

ここからはiPhone、Galaxy、AQUOS、Xperia、PixelのデュアルSIM対応機種を紹介します。

iPhoneのデュアルSIM対応機種

以下の機種がSIMカード+eSIM対応しています。iPhone 13シリーズ以降はデュアルeSIMにも対応しています。

  • SIMカード+eSIM対応
    iPhone XS / XRシリーズ以降
  • eSIM+eSIM対応(デュアルeSIM)
    iPhone 13シリーズ以降(iPhone SE(第3世代)含む)

GalaxyスマホのデュアルSIM対応機種

国内で販売されているGalaxyは以下の機種がSIMカード+eSIMに対応しています。

  • Sシリーズ
    Galaxy S23以降
  • Zシリーズ
    Galaxy Z Fold 4 / Flip 4以降
  • Aシリーズ
    • Galaxy A54 5G以降
    • Galaxy A23 5G以降

AQUOSスマホのデュアルSIM対応機種

比較的新しい機種はSIMカード+eSIM一部の古めの機種はSIMカード+SIMカードに対応しています。

▼SIMカード+eSIM

  • Rシリーズ
    AQUOS R7以降
  • senseシリーズ
    6以降(sense4 liteも対応、一部キャリア版は非対応)
  • wishシリーズ
    初代から対応(一部キャリア版は非対応)
  • zeroシリーズ
    zero6

▼SIMカード+SIMカード(いずれもSIMフリー版)

  • AQUOS sense5
  • AQUOS sense4 plus
  • AQUOS sense4
  • AQUOS sense3

XperiaスマホのデュアルSIM対応機種

以下の機種が全てSIMカード+eSIMに対応しています。

  • 1シリーズ
    Xperia 1 IV以降
  • 5シリーズ
    Xperia 5 IV以降
  • 10シリーズ
    Xperia 10 III Lite以降
  • Aceシリーズ
    Xperia Ace III以降(一部キャリア版は非対応)

PixelスマホのeSIM対応機種

以下の機種がSIMカード+eSIM対応しています。Google Pixel 7シリーズ以降はデュアルeSIMにも対応しています。

  • SIMカード+eSIM対応
    Pixel 3aシリーズ以降
  • eSIM+eSIM対応(デュアルeSIM)
    Pixel 7、7a以降

Pixel 3aは海外のものはeSIMに対応していますが、日本版は対応していません。

その他はこんな感じで確認できます

デュアルSIMへの対応状況は、スマホのスペック表(製品仕様)のページで確認できます。

例えばGalaxy S23(ドコモ版)の場合はこんな感じです。

「nanoSIM / eSIM」と書いてあれば、nanoSIM+eSIMでデュアルSIMができます。

スペック表は「スマホの名前+製品仕様」などでGoogle検索すると見つかります。キャリアごとに仕様が異なる場合もあるので、自分が購入したキャリアのスペック表をご参照ください。

デュアルSIMのサブ回線にオススメの3選

デュアルSIMでは独自の強みがある回線を組み合わせることで、お得で便利に使えるようになります。

正直スマホがおすすめする面白いサブ回線は以下の3種類。と言っても、わりと有名な鉄板です。

  • 楽天モバイル
    ・アプリで通話し放題
    ・データ使い放題が安い
  • povo2.0
    ・月額0円から
    ・24時間使い放題のトッピング
  • mineo
    ・最大1.5Mbps使い放題の「パケット放題 Plus」
    ・低速~中速が使い放題の「マイそく」

楽天モバイル|サブ回線なら最強のキャリア

Rakuten最強プラン

楽天モバイルの最新プラン「Rakuten最強プラン」は、アプリで無料かけ放題、データ通信は月額3,278円で使い放題です。

あとは「電波が繋がれば…」というところですが、2023年10月にはプラチナバンド獲得が決まりました。

参照 :総務省|報道資料|700MHz帯における移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定

現状、メイン回線を楽天モバイルに移すことはおすすめしませんが、サブ回線としてなら最もおすすめできるサービスの1つです。

楽天モバイルを見てみる 

povo2.0|月額0円から使えるサブ回線

povo2.0タダではじめられるサブ回線です。

povo2.0は月額0円のベースプランに使う分だけのギガを都度「トッピング」して使う方式です。契約手数料も0円(5回線まで)なので、初期費用は本当に0円です。

必要なときだけ課金できるという、サブ回線にピッタリのサービスです。

povo2.0のアプリをダウンロードする 
(au、UQモバイル、povo1.0からの移行はこちらから)

mineo|倹約家に人気のMVNO

mineo低速~中速の使い放題が充実しています。

プランは

  • 1GB / 5GB / 10GB / 20GBが選べる「マイピタ」
  • 4種類の速度で使い放題の「マイそく」

があります。

▼マイピタ▼

スクロールできます→

音声通話+データ通信データ通信のみ
1GB1,298円880円
5GB1,518円1,265円
10GB1,958円1,705円
20GB2,178円1,925円

▼マイそく▼

スクロールできます→

音声通話+データ通信データ通信のみ
プレミアム
(最大3Mbps)
2,200円
スタンダード
(最大1.5Mbps)
990円
ライト
(最大300kbps)
660円
スーパーライト
(最大32kbps)
250円-

マイピタは「パケット放題 Plus(~月額385円)」を付けることで、ギガを使い切った後も最大1.5Mbpsで使い放題にできます。

メイン回線でギガが足りないときのサポート役としてなら割とアリです。

混雑時間帯の使用を控える「ゆずるね。」を月20回達成でパケット2倍、パケットをユーザーでシェアできる「フリータンク」なども魅力です。

mineoを見てみる

正直スマホ的デュアルSIM最強の組み合わせ

当サイトがおすすめする、デュアルSIMに最適な組み合わせを2例、提案します。

  • 【通信速度を重視】キャリア × 楽天モバイル
  • 【超節約】iiJmio × povo

【通信速度を重視】キャリア × 楽天モバイル

楽天モバイル ロゴ

通信速度を重視するなら、今使っている3キャリアはそのままで、楽天モバイルを追加するのが良いでしょう。

楽天モバイルを追加するメリットはこのあたり。

月額1,078円(3GB)から使えて、とにかくユーザー特典が豊富です。

またデータは上限3,278円で使い放題です。既存キャリアのプランを小さい容量に切り替えて、楽天モバイルでたっぷり使う作戦もあります。

【超節約】iiJmio × povo

IIJmio × povo2.0の組み合わせなら、通信と通話を分担して節約ができます。トータルで月額440円~

  • iiJmio:データ通信専用SIM(月額440円~)
  • povo2.0:通話専用で使う(月額0円~)

iiJmioはデータ通信専用SIMが最安クラスです。

▼iiJmio データ通信専用SIMのプラン▼

スクロールできます→

SIMカードeSIM
2GB740円440円
5GB900円660円
10GB1,400円1,100円
15GB1,730円1,430円
20GB1,950円1,650円

2GBなら月額440円、5GBなら月額660円です。povoが0円~なので、2回線合わせてこの金額から使えます。

デュアルSIMのよくある疑問

デュアルSIM運用をする上でよくある疑問をまとめています。

デュアルSIMの着信ってどうなるの?

データ通信は切り替えながら使いますが、電話は2つの番号で同時に待ち受けできます。

デュアルSIMには、DSDV、DSDA、DSDS、DSSSの4種類があり、2023年現在、ほとんど全ての機種がDSDVです(別に覚えなくても大丈夫です)。

DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)
  • 4G・5Gの通信を切り替えながら使える
  • 電話は同時待ち受け

海外旅行でおすすめのデュアルSIMは?

海外旅行でサブ回線を追加してデュアルSIMにするなら、おすすめは以下の3つです。

デュアルSIMの切り替え方法は?

iPhoneはモバイル通信の設定からSIMの切り替えができます。

  1. 「設定」>「モバイル通信 / モバイルデータ通信」
  2. データ通信をするSIMを選択

Androidも設定からSIMの切り替えができます(以下はPixelの場合)。

  1. 「設定」>「ネットワークとインターネット」>「SIM」
  2. データ通信に使う方のSIMをオンにする

3回線以上、設定、待受できるの?

同時に使えるのは2回線までです。

ただ、eSIMは2回線以上、設定(契約をして、プロファイルのインストール)しておくことはできます。

例えば

  • ドコモ(物理SIM)
  • povo2.0(eSIM)
  • LINEMO(eSIM)
  • 楽天モバイル(eSIM)

のように、契約したeSIMを複数入れておくことはできますが、3回線同時に待受はできません。

LINEも電話番号ごとに分けることができる?

一部のAndroidスマホの中には、LINEを複製して、異なるアカウントで管理できる機能が付いているものがあります。

デュアルSIM対応かつ、アプリの複製ができる端末は限られてきますが、探してみる価値はありそうです。

まとめ

デュアルSIMにすれば「大手3キャリアのまま楽天モバイルのメリットをつまみ食い」「月額440円で快適に使う」など、1回線だけでは受けられなかったメリットを享受できます。

難しそうに感じるかもしれませんが、やることは新たに別のSIMを契約するだけ。

デュアルSIMで固定費の削減や、あなただけの便利な使い方にトライしてみてくださいね。

ちなみに:契約するならオンラインショップがお得です

契約を検討しているのであれば、オンラインショップがお得なので、最後にそれだけ簡単に説明しておきます。

理由は以下3点です。

  1. 事務手数料、頭金がかからない(auは手数料かかります)
  2. オンライン限定キャンペーンがある
  3. 来店不要・待ち時間がない

金銭的メリット(事務手数料、頭金)だけでなく精神的なメリット(来店・待ちなし)も大きておすすめ。

また、各社が直営する公式オンラインショップなので安心して契約できます。

少しでもお得にかしこく契約したいと思っている人は、ぜひオンラインショップを使ってみてください。

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