ワイモバイルを海外で使う。国際ローミング(世界対応ケータイ)の設定方法

ワイモバイル

ゴリラ

ワイモバイル使ってて、今度海外に行くんだけど、どうすればいい?

ワイモバイルは、以前よりはずっと手軽に海外利用ができるようになっています。

この記事で、ワイモバイルの海外利用について全て解説します。

細かい申し込み方法や「本当にお得なのか?」まで深掘りしていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

正直な結論
先に正直な結論を伝えると、ワイモバイルには「海外あんしん定額」と「海外パケットし放題」という2つの海外用プランがあります。

 

10日以内の海外旅行なら「海外あんしん定額」の「定額国L」プラン(980円/3GB・24時間)がおすすめです。

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ワイモバイルで海外でデータ通信を使う方法

ワイモバイルには「国際ローミング(世界対応ケータイ)」というサービスがあり、海外での利用に対応しています。

ワイモバイルで海外でデータ通信をするには、以下の2種類のプランがあり、どちらも申し込みが必要です。

  • 海外あんしん定額
  • 海外パケットし放題

海外あんしん定額

ワイモバイルユーザーで海外に行く人のほとんどは「海外あんしん定額」の「定額国L」が対象になると思われます。

「海外あんしん定額」には「定額国L」「定額国S」「飛行機・船」の3種類があります。

▼定額国Lの料金▼

  • 3GB(24時間):980円
  • 9GB(72時間):2,940円

「定額国L」の対象はアメリカ本土、ハワイ、タイ、中国、韓国、イタリア、ドイツ、フランスなど、日本人が渡航する99%の国をカバーしているとされています。

詳しい国一覧はこちらで確認できます。

1日980円は激安ではありませんが、5日間の旅行で4,900円であれば、手軽で使いやすいプランです。海外滞在において、1日3GBあれば、ほとんどの人は不便しません。

▼定額国Sの料金▼

  • 1MB:1,980円
  • 5MB:9,800円
  • 10MB:19,600円

「定額国S」の対象国はバハマ、ベネズエラ、イラン、レバノン、アフリカの国々など、日本人が渡航することが少ない国です。

定額国Sのプランは全て「MB(メガバイト)」単位での提供となります。1MBは、画像付きメール一通で使い切ってしまうような容量です。

このようなマイナーな国に行く人は旅に慣れていると思います。現地SIMなどを活用する方が現実的です。

▼飛行機・船での利用▼

  • 50MB(1時間):980円
  • 100MB(5時間):1,960円
  • 150MB(15時間):2,940円

対応している飛行機、船に搭乗中であれば、「飛行機・船」のプランが使えます。

しかしこちらも単位が「MB(メガバイト)」で非常に割高です。50MBの容量は、5分ほど動画を見れば終わってしまいます。

「定額国S」と「飛行機・船プラン」は緊急事態に限定して使うことになるでしょう。

海外パケットし放題

  • 25MBまで:0円〜1,980円/日
  • 25MB以上:2,980円/日

「海外パケットし放題」は、完全に使い放題です。

使い放題とはいえ、1日2,980円と割高です。

ただし、もし4人の旅行でテザリングして使えば、2,980円/4人で、一人当たり745円/日となり、海外パケットし放題よりも安くなります。

全員で行動を共にする必要があること、メインスマホのバッテリーの減りが早くなる、といったデメリットはあります。

【注意】ワイモバイルの海外ローミングは「契約から4カ月」は申し込めない

こちらで紹介した2つの海外ローミングサービスは、ワイモバイルのSIM単体の新規契約後、4カ月は申込できません

例えば9月15日に申し込んだ場合、1月1日以降でないと受け付けてもらえません。

ただし、例外的に以下の場合は申込めます。

  • 他社からのMNP乗り換え
  • ソフトバンクからの番号移行
  • 契約と同時にスマホ機種を購入

ぶっちゃけ、ワイモバイルの海外ローミングはお得?

「海外あんしん定額」の「定額国L(980円/3GB・24時間)」は10日以内くらいの渡航であればおすすめできます。

また、海外ローミング以外にも、海外でスマホを使う方法はいくつかあり、検討の余地があります。

▼海外でスマホを使う方法▼

  • 海外ポケットWiFiをレンタルする
  • 海外の空港やホテルのWi-Fiを利用する
  • 現地のSIMを契約する

「海外ポケットWi-Fi」は、ワイモバイルの国際ローミングと同額程度の料金です。

現地のSIMが最も安上がりになりますが、初心者には少し難しいです。現地SIMを使おうとして、お金や時間を無駄にするリスクを考えると、10日以内くらいであれば、サクッとワイモバイルの国際ローミングを使うのがコスパが良いでしょう。

あるいはahamoは、基本料金内で海外利用ができる(20GB/2,970円)ため、海外に行く前に契約しておくのも良いでしょう。

【ちなみに】ワイモバイルには「アメリカ放題」はない

ソフトバンクには「アメリカ放題」というサービスがあり、アメリカ本土において、無料で通話やネットができます。

しかし残念ながらワイモバイルにはアメリカ放題はありません

ワイモバイルの国際ローミング(世界対応ケータイ)の申し込み方法・使い方

ワイモバイルの国際ローミングの申込方法を紹介します。

申込みをせずに海外でワイモバイルを使うと、1日5万円以上の料金がかかることもあるので、注意。

「海外あんしん定額」の申込手順は以下の4ステップ。

  1. 国際ローミング(世界対応ケータイ)に申し込む
  2. 専用サイトより、海外あんしん定額を申し込む
  3. データローミングの設定をする
  4. 渡航先にてソフトバンクから届くメールを確認し、利用開始する

この内、「海外パケットし放題」は1、3のみでOKです。

1.国際ローミング(世界対応ケータイ)に申し込む

「海外あんしん定額」と「海外パケットし放題」、いずれもこのステップが必要です。

  1. My Y!mobileにログイン
  2. 「契約確認 変更」
  3. 「オプションサービスの変更」
  4. 「サービスを探す」
  5. 「世界対応ケータイ」

最低限、この設定をしておけば、1日に数万円かかるような事態にはなりません。

2.【海外あんしん定額】専用サイトより、海外あんしん定額を申し込む

「海外あんしん定額」は専用サイトより申し込みます。

※「海外パケットし放題」は、このステップは不要です。

3.データローミングの設定をする

スマホ本体でローミングの設定を行います。

▼iPhoneの設定方法▼

  1. 「設定」アプリ
  2. 「モバイル通信」
  3. 「通信のオプション」
  4. 「データローミング」をON
  5. 「音声通話とデータ」>「5Gオート」または「5Gオン」にチェック

▼Androidスマホの場合▼

  1. 「設定」アプリ
  2. 「ネットワークとインターネット」
  3. 「SIM」
  4. 設定を行う「SIM」を選ぶ
  5. 「ローミング」をON
  6. 「有線ネットワークの種類」>「5G(推奨)」にチェック

iPhone、Androidいずれも、機種やOSのバージョンによって微妙に項目が異なることがあります。

この操作は、国内にいる内に行っておくと良いでしょう。

4.渡航先にてソフトバンクから届くメールを確認し、利用開始する

渡航先に到着すると、ソフトバンクからSMSが送られてきます。

メッセージ内のリンクより、海外あんしん定額を申し込みます。

ワイモバイル 国際ローミング

※海外パケットし放題は、この操作は不要です。

ワイモバイルの海外の通話・SMSの料金

ここからは「通話」と「SMS」の解説をします。

いまやLINEなど、データ通信を使った通話ができるため、重要度はさほど高くありませんが、念のためにチェックしておきましょう。

ワイモバイルの国際通話の方法・料金

▼ワイモバイルの国際通話の料金(30秒あたり)▼

  • ハワイ:36円
  • アメリカ(本土):39円
  • 中国、台湾、韓国、香港:99円
  • イギリス:119円
  • ブラジル:134円
  • イラン・インド:149円

国内通話が30秒あたり22円であることを考えると、ハワイやアメリカはお手頃ではあるものの、100円を超えるような国々への通話は気をつける必要があります。

その他の国の国際電話の料金はソフトバンクのHPから確認してください。

▼国際通話の掛け方▼

  • +または010
  • 国番号
  • 相手先電話番号(先頭が「0」なら「0」を除外)
  • 発信ボタン

例えば、0123456789の、アメリカ(国番号:1)の相手に電話をかける場合、「+1123456789 発信ボタン」となります。

この掛け方は、ワイモバイルだけでなく他社でもほぼ共通なので覚えておくと良いでしょう。

ワイモバイルの海外SMSの料金

ワイモバイルは、国際SMSを1通につき100円で送信できます。受信は無料です。

▼ワイモバイルの国際SMS送信方法▼

  • +
  • 国番号
  • 相手先番号(「0」で始まる場合、0は除外)

国際SMSの送信方法は、国際電話の掛け方に似ています。

国際メール(SMS)のサービスエリアはソフトバンクの公式ページをチェックしてください。

まとめ:10日以内くらいの海外旅行はワイモバイルの国際ローミングが便利

ワイモバイルの国際ローミングは、格安でも割高でもありません。

渡航先によりますが、ほとんどの人は「海外あんしん定額」の「定額国L」を利用することになるでしょう。

現地SIMやahamoなど、ワイモバイルよりも安く利用する方法はあります。

しかし諸々の手間を考えると10日以内くらいであれば、ワイモバイルの国際ローミングの利用がコスパが良いように感じます。

ちなみに:ワイモバイルを契約するならオンラインがお得

ワイモバイルを契約するなら、特別な事情がない限り、オンラインでの手続きがおすすめです。

  • 事務手数料が無料(3,850円おトク!)
  • 機種代の割引がある(2万円超の割引も!)

オンラインは、公式オンラインストアヤフー店(代理店)の2種類があって、ちょっと複雑なんですが、

ざっくり、こんな感じです。

↓左右にスクロールできます!

契約ワイモバイル
(公式)
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(代理店)
機種変更機種によって
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※PayPay決済の買い物で
20%分還元
ML:1万円
+※最大7,000円
S:3,000円

※PayPay決済の買い物で
20%分還元
ソフトバンク
LINEMOから
事務手数料無料
さらにプラスで…↓↓
新どこでももらえる特典ML:最大6,000円相当
S:最大500円相当

参考 ヤフーモバイル・ヤフー店って何なん?ワイモバイルと違うの?

またどちらで契約する場合も、新どこでももらえる特典※という最大6,000円相当がもらえるキャンペーンもあるので、必ずエントリーしておきましょう!

新どこでももらえる特典のエントリー

 

ヤフー店と公式の違いは解説記事で説明してます

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※新規・のりかえ・番号移行・シンプルS/M/Lへの変更が対象。シンプルS/M/L内のプラン変更と機種変更(指定プランからのプラン変更を伴う場合は除く)は対象外です。
※クレジットカードでのお支払いは対象外。ただし、PayPayアプリを介したPayPayカード、ヤフーカードでのお支払いは対象。
※シンプルSは500円相当。シンプルM/Lは3,000円相当。後日PayPayポイントを付与。出金と譲渡はできません。

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