既存最新Xperiaと言えば、Snapdragon 8 Gen 2搭載の「Xperia 5 V」。
その前モデルと言えばSnapdragon 1 Gen 1搭載の「Xperia 5 IV」。
今回、Weibo上の有名リーカー、Zackbucks氏がこの2機種の興味深い性能比較テストを行っていました。
同氏は少し前からXperia 5 IVを改造して、追加の放熱板を装着。
そして以下はその改造版Xperia 5 IVとXperia 5 Vのベンチマーク比較です。
これは24℃の室温でXperia 5 V (左)とXperia 5 IV (右)のAntutuベンチマーク測定をした最の1回目の結果。
当たり前ですが、SD8Gen2搭載のXperia 5 Vの方がSD8Gen1搭載のXperia 5 IVよりも2~3割スコアが高くなっています。
ところが…
Xperia 5 Vと冷却版を追加したXperia 5 IVに45分間負荷をかけ続けたあとに再度ベンチマーク測定をすると、Xperia 5 IVのスコアがXperia 5 Vよりも高くなるという結果に。
つまり、冷却さえちゃんとできていれば、Xperia 5 VよりもXperia 5 IVの方が一定の性能を維持する「持久力」は優れている、ということに。
これはもちろん、追加装着した放熱板の効果ですが、それでも発熱問題が広範囲で指摘されているSnapdragon 8 Gen 1とGen 2のベンチマークスコアが逆転するほどの効果、というのはちょっとした驚きです。
なお、同氏曰く、この改造を行うと端末の防水性能が失われ、さらにワイヤレス充電もできなくなる模様。
また、たとえ外部からであっても無理な冷却は端末内の結露などによる故障の原因となることもあるとも言われてるので、個人的にはあまりお勧めはしません。
ただ、放熱さえちゃんとしていればSnapdragon 8 Gen 1搭載のXperiaもかなり優秀、というのは新たな発見ですね。
ちなみに本件とは関係ありませんが、こうやってXperia 5 V/5 IVを並べた画像を見ると、5 Vのベゼルはやっぱかなり「太い」ですね。。。