ドコモとauから、11月9日の発売が確定したAQUOS sense8。
チップセットが前モデルのSnapdragon 695→Snapdragon 6 Gen 1へと順当進化し、カメラなどの性能向上も結構期待できそうな機種となっています。
しかし今回、auが公開したこのAQUOS sense8の詳細スペック情報から、バッテリー持ちに関しては前モデルのAQUOS sense7から「退化」している可能性が浮上しました。
以下はAQUOS sense8のバッテリー周りの仕様:
そして以下は前モデル、AQUOS sense7のもの:
ご覧のように、連続通話時のバッテリー持ちは1割程度長くなっていますが、連続待受時間、つまり、スリープ時のバッテリー持ちは大幅に短くなっています。
ちなみにAQUOS sense8のバッテリー容量は前モデルから4,570mAh→5000mAhへと1割程度増量されています。
それにも拘らず、一部の電池持ちが悪化しているというのは謎です。
もちろん、通話時間も待受け時間も「それだけ」で使用することはまずないので、これがどの程度実使用での電池持ちを反映しているのかは分かりません。
ただ、少なくとも使用していない状態、つまり端末がスリープ状態/アイドル状態でのバッテリー消費量はAQUOS sense7よりもsense8の方が多いのは間違いなさそうです。
なお、一般的にはスリープ状態でのバッテリー消費量の差はチップセットの違いによるものが大きいのではないかと言われています。
そういえば、前モデルのSD695はTSMC製。今回のSD6Gen1はサムスン製と言われています。
ひょっとする電力効率に関してはSD695>SD6Gen1なのかもしれませんね。