ソニーモバイルの2023年最新Xperia、と言えばおそらくXperia 5 Vが最後。
どうやら今年も新型Xperia Pro(Xperia Pro-Iの後継機)の登場はなさそうです。
しかし今回、同社の次世代Xperia Proモデルに関すると思われるカメラ関連の新情報がでてきました。
次期Xperia Proには16ピクセルビニング技術の新型カメラセンサーを搭載
内容としては「ヒント」と「次世代Xperia」というハッシュタグがあるだけですが、興味深いのはいっしょに投稿されている画像。
Xperia Pro-Iのカメラ部分の画像ですが、同じ画像の2枚目では画像が16個に分割されています。
これ、あくまで私の解釈になりますが、次世代Xperia Proに搭載のカメラセンサーで16個の画素を一つのピクセルとして扱う「16ビニング技術」が採用されることを表しているのではないかと思われます。
4つの画素を1画素として扱うソニー製カメラセンサーの「クアッドべイヤー」は有名です。
また、サムスンは数年前にハイエンドの一部モデルに9 in 1の「Nonapixel」を実用化していますが、スマホ向けセンサーで16ピクセルビニングは初耳です。
2億画素センサーを搭載?
ちなみに16ビニングで出力サイズが12MPの画像を撮影しようと思うと、センサーの画素数は200MP近くになる必要があります。
200MPセンサーはすでにサムスンが実用化をしており、最新のGalaxy S23 Ultraにも搭載されることが確定しているので、技術的に不可能というわけではありません。
一方、ソニーがスマートフォン向けの108MPセンサーを開発しているという噂は以前よりあります。
また、デジカメではソニーから2億画素の中判カメラが登場するという噂もありますが、同社がスマホ向けに200MPセンサーを開発している、という情報は噂ですら見かけません。
よって、現時点ではあまり実現の可能性は低く、仮にこのようなセンサーを搭載する次世代Xperiaが存在するとしてもリリースはかなり先になる可能性が高いのではないかと思われます。
また、新型のXperia Proシリーズ・モデルに関しては結局昨年のリリースはなく、そもそも現時点では今年のリリースに関する信頼性の高い情報はほぼ皆無です。
よって、少なくともこの200MPセンサー?を搭載のXperia Proが今年リリースされる可能性というのはかなりゼロに近いのではないかと思われます。
ソース:weibo