昨日クアルコムが正式発表をした次世代ハイエンド/フラッグシップ向けチップセット、Snapdragon 8 Gen 3。
先に、公式ベンチマークスコアも公開され、その性能は事前リーク情報を上回るものとなることが判明しました。
一方、このSD8Gen3と同世代のチップセットしてサムスンが開発中なのでがExynos 2400で、一部の国・地域で展開される来年のGalaxy S24シリーズに搭載されることが確実となっています。
そして今回、このExyno 2400の性能に関して興味深い事前情報がでてきました。
サムスンLSI社長パク・ヨンイン氏がSEDEX 2023での公演中に言及したもので、これによると、来年発売されるスマートフォンに搭載予定のExynos 2400は競争チップセットよりも優れたGPU性能を備えている、とのこと。
また、Twitter上のリーカーによるとこの「競合」とは「北米メーカーのものと」とのことなので、これは必然的にSnapdragon 8 Gen 3を指しているということに。
Exynosチップセットはここ何年間もSnapdragon 8シリーズに性能面で劣っていると言われており、実際にベンチマークスコアでもそれは明らかです。
ちなみにその「競合」であるSnapdragon 8 Gen 3はCPUよりもGPU性能の進化が大きく、AntutuベンチマークスコアではSnapdragon 8 Gen 2の約1.5倍。
もしExynos 2400がこれを超えるGPU性能ならば、かなり大きなインパクトを与えることになりそうで、一般的な「Exynos嫌い」も一気に払しょくされるかもしれませんね。