6月12日に国内キャリア版モデルがリリースされたソニーの2023年最新コンパクトフラッグシップ、Xperia 5 V。
このXperia 5 V、海外では以前よりケースストアからの情報などから、かなり売れ行きが芳しくないという状況が伝えられてきています。
そして今回、国内でもこのXperia 5 Vの不調ぶりが分かる情報がでてきまいた。
以下は本日、10月25日時点での価格.comにおけるXperia 5 Vのレビュー一覧ページからのもの。
発売から12日間経過した時点でのレビュー数はなんとたったの2件。
国内シェアが縮小傾向にあるXperiaではありますが、フラッグシップでこの状態というのはおそらく前代未聞です。
ちなみに以下は同じ発売日から12日間経過した6月28日時点での価格.comにおけるレビュー数で、こちらは13件とあります。
つまり、発売から同期間で単純に比べるとXperia 5 Vの売上はXperia 1 Vと比べて1/6程度という可能性があるということに。
もちろん、レビュー数が実際の売上台数を正確に反映しているとは限りませんが、この差はやはり無視できないレベルではないかと思います。
ちなみに昨年のXperia 1 IVと5 IVのレビュー数を比べると、発売は5 IVの方が数か月遅いのにもかかわらず、それぞれ93件と94件で、ほとんど変わりません。
やはり望遠カメラの廃止やベゼルが太くなった点、ディスプレイの劣化(カラーシフトやレインボーエフェクト)の可能性が指摘されているといった部分が大きく影響しているような気がします。
今後、SIMフリー版の登場やキャリア版の大幅な値下げなどがあれば一気にレビュー数が増える可能性もありますが、少なくとも発売直後の販売ペースとしてはXperia 5シリーズ史上最低、と言ってもよさそうです。