Googleの最新Pixelスマートフォン、Pixle 8シリーズ。
DXOMarkによるディスプレイ評価では無印、Proモデルがそろってトップ評価を獲得するなど、スクリーンの性能に関してはかなり評判が良いという印象です。
しかし今回、このPixel 8シリーズのディスプレイは画質だけでなく「省エネ性能」という点でも非常に優秀であることが判明した模様です。
これはXDAのディスプレイ・レビューアー、Dylan Raga氏がTwitter上で投稿していたもの。
同氏の調査によると、Pixel 8 Proに搭載のディスプレイの電力消費量はかなり低く、かなり電力効率が良い事が判明。
例えば、960ニットでの消費電力量はPixel 7 Proが6.4ワットなのに対し、Pixel 78 Proは3.0ワット。
つまり、Pixel 8 Proのこの輝度でのディスプレイの電力消費量はPixel 7 Proと比べて47%も少ない、ということになります。
また、Pixel 8 Proのディスプレイの電力効率はGalaxy 23 UltraやiPhone 14 Pro Maxと比べてもかなり優秀であることが分かります。
ちなみに先ほど、Pixel 8のバッテリー持ちがPixel 7から大きく退化している、という件についてお伝えしました。
無印版とProとではディスプレイサイズなども異なるので一概には言えませんが、両モデル揃ってディスプレイ画質でのトップ評価を獲得した点などからすると、無印Pixel 8に搭載のディスプレイの電力効率もかなり優秀なはず。
それにもかかわらず全体のバッテリー評価が低い、ということはチップセットなど、他の部分での電力効率がイマイチなのかもしれませんね。