今月末に正式発表されると言われているシャオミの次世代フラッグシップ、Xiaomi 14シリーズ。
今の感じだと、Snapdragon 8 Gen 3を搭載してリリースされる機種としては世界初ということになりそうです。
そんなXiaomi 14シリーズですが、今回、無印の「Xiaomi 14」のものとされるベンチマークスコアが初めてGeekbench上で発見されました。
ベンチマークスコアはシングルコアのスコアが2200ポイント台、マルチコアが6800ポイント台と、すでに見つかっているSD8Gen3搭載機のスコアよりも若干高めです。
それもそのはず、このXiaomi 14に搭載のSnapdragon 8 Gen 3はプライマリコアが3.19GHz→3.30GHzに、5つのパフォーマンスコアの内、3つが2.96 GHz→3.15GHzにクロックアップされています。
先日、有名リーカーからの情報として、Snapdragon 8 Gen 3のプライマリコアおよび一部のパフォーマンスコアが当初からクロックアップされることになった、とのリークがありました。
この情報、信頼できるリーカーからの情報とは言え正直半信半疑だったのですが、今回のXiaomi 14に搭載のSD8Gen3の動作周波数を見る限り正確な情報なようです。
また、サムスンの次期フラッグシップ、Galaxy S24シリーズには前作同様、クロックアップされたSnapdragon 8 Gen 3 For Galaxyが搭載されると言われています。
が、すでに見つかっている同シリーズに搭載のSD8Gen3の動作周波数は今回のものと同じで、これだと「For Galaxy」の意味がなくなってしまうということにも。
また、すでにベンチマークスコアが発見されているASUS ROG Phone 7やNubia Z60に搭載のSD8Gen3のクロックスピードは以前のまま。
これらのモデルのクロックスピードも発表・発売までに引き上げるという可能性もありますが、ひょっとするとこのSnapdragon 8 Gen 3、最初から2バージョンが用意されるという可能性もありそうです。