Dimensity 9300の性能はSnapdragon 8 Gen 3を大幅に上回る可能性

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Mediatekの次世代ハイエンド向けチップセット、Dmensity 9300。
来週発表されるクアルコムのSnapdragon 8 Gen 3のライバルチップセットして注目されていますが、その実力についてはまだ未知数となっていました。

しかし今回、このDimensity 9300を搭載したスマートフォンのベンチマークスコアが初めてGeekbench上で発見された模様です。

「OPPO PHZ110」という型番で、GSMArenaによると、これはOppoの次世代フラッグシップ、Oppo Find X7シリーズのモデルのもの、とのこと。

ご覧のようにスコアはシングルコアが2139ポイント、マルチコアが7110ポイントとなっています。

一方、ここ数日大量にGeekbench上に登場しているクアルコムのSD8Gen3のリファレンス機からのものと思われるスコアは:

これと比べると、Dimensity 9300のマルチコアのスコアは3割前後も高い、ということに。

また、クロックアップ版(For Galaxy)のSD8Gen3を搭載すると言われているGalaxy S24のスコアは:

こちらではだいぶ差は縮まっていますが、それでもまだDimensity 9300のスコアの方が高くなっています。

現時点ではまだこれがDimensity 9300の平均的なベンチマークスコアかは不明です。
が、もしそうだとすると、次世代フラッグシップ向けチップセットではSnapdragon 8 Gen 3よりもDimensity 9300の方が一回り性能が上、ということになりそうです。

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