ソニーモバイルの2024年版フラッグシップXperiaといえば、Xperia 1VIやXperia 5 VI。
(いずれも仮称です)
一方、これらに搭載される既定路線のチップセット、と言えばSnapdragon 8 Gen 3です。
そんな中、未発表のハイエンドXperiaである可能性が非常に高い端末が、ブラウザベンチマーク、HTML5TEST上で発見された模様です。
「pineapple」はSnapdragon 8 Gen 3のコード名として知られており、実際、Geekebenchなどのベンチマーク上で発見されている同チップ搭載機種の基板名にはこの名称が付いています。
よって、今回のこのブラウザ・ベンチマーク結果に登場した機種もSnapdragon 8 Gen 3搭載機とみて間違いなさそう。
一方、今回の情報にはXperiaやSONYといった記述はもちろん、型番情報などはありません。
ただ、ヒントとなるのはディスプレイの「スクリーンサイズ」。
解像度自体はブラウザ閲覧用に低くなっていると思われるので参考にはなりませんが、注目すべきはそのスペクト比。
418 x 976pxは通常の表記にすると9:21ということになり、これはXperiaのアスペクト比率と一致します。
Xperia以外にも「moto g100」など、21:9ディスプレイを搭載した機種は過去に存在しました。
が、少なくとも21:9ディスプレイ搭載機種はXperia以外、ここ1~2年はリリースされていません。
よって、断言はできませんがこのベンチマークスコアはソニーの未発表新型Xperiaフラッグシップのもの、あるいはそのプロトタイプのもの、という可能性がかなり高そうです。
ソニーが今後ディスプレイのアスペクト比を変更する気配は皆無、そして来年SD8Gen3搭載機をリリースすることもほぼ確実なので、特に意外性のある情報ではありませんが、どうやら順調に「Xperia 1 VI」あるいは「Xperia 5 VI」の開発は進んでいるようですね。
Via:Reddit