楽天ひかりの通信速度は遅い？原因・速くするための対策を解説

楽天ひかりは、月額料金の安さや楽天ポイントの貯まりやすさがメリットの光回線です。しかし、楽天ひかりは通信速度が遅いといった噂もあり、申し込みをためらっている人もいるのではないでしょうか。

そこで実際に、楽天ひかりの速度や評判を調査したところ以下の結論になりました。

ただ、こういった結論が出るのには理由があるため本記事で詳しく解説します。また、他社との実測値比較や速度が遅いときの対策についても紹介するので確認してみてください。

楽天ひかりの通信速度は遅い？

楽天ひかりの速度実測値

楽天ひかりは通信速度が最大1Gbpsの回線なので、理論上は高速通信ができます。しかし、実生活において最大速度での通信はほぼ不可能なので、実測値で速さを判断することが重要です。

また、通信速度の種類には下り（ダウンロード）・上り（アップロード）・ping値の3つがあり、利用目的により重視すべき項目が異なります。

下り（ダウンロード）	インターネット上から端末にデータを受信する際の通信速度。メール受信・Webサイト閲覧・動画視聴などに必要。
上り（アップロード）	端末からインターネット上にデータを送信する際の通信速度。メール送信・SNS投稿などに必要。
Ping値	端末・サーバー間でのデータ送受信の際にかかる速度。オンラインゲームなどに必要。

例えば、動画視聴はスムーズだがメール送信は遅いといった場合、下り速度は速いが上り速度は遅いと考えられます。

楽天ひかりの実測値を知るには、速度比較サイトの「みんなのネット回線速度（みんそく）」が便利。多数の速度測定レポートが投稿されているので、ユーザーの平均実測値が一目で分かります。

実際に「みんそく」における楽天ひかりの平均実測値を下表にまとめたので、参考にしてみてください。

下り（ダウンロード）	223.44Mbps
上り（アップロード）	220.29Mbps
Ping値	19.05ms

状況別に必要な通信速度の目安

快適な通信に必要となる速度は利用目的により異なるため、主な用途と必要な速度の目安を表にまとめました。

用途	通信速度の目安
メール・チャット	1Mbps
Webサイト閲覧	10Mbps
Web会議・動画配信	15Mbps
動画閲覧	25Mbps
オンラインゲーム	100Mbps

なお、オンラインゲームで重要となるPing値の目安は以下の通りです。

ゲームの種類	Ping値の目安
多人数同時参加型オンラインRPG	50ms以下
シューティングゲーム	30ms以下
精緻なコマンド入力が要求される対戦ゲーム	15ms以下

「みんそく」の平均実測値を基準にすると、楽天ひかりは様々な用途を快適に行える通信速度です。そのため、楽天ひかりは決して速度が遅い光回線ではないでしょう。

楽天ひかりの通信速度に対する口コミ・評判の傾向

良い口コミ・評判の傾向

良い口コミで多かったのは、IPv6接続時の速さです。楽天ひかりは最新規格のIPv6に対応しており、IPv6での接続なら高画質の動画もストレスなく視聴できるとの声がありました。

また、2023年4月まで行っていた1年間無料キャンペーンについて触れている人もいました。速度が速いうえに無料で使えるため、キャンペーン適用者からは良い意見が集まっています。

イマイチな口コミ・評判の傾向

イマイチな口コミでは、速度が遅くて使えないという意見が一定数ありました。ただし、速度の遅さは通信回線が原因とは断定できないので、一概に楽天ひかりが遅いとはいえません。

また、夜は回線が安定しないという声もあります。一般的に夜は利用者が増えるので回線が重くなる傾向にあり、楽天ひかりでも夜の時間帯はやや遅くなる可能性が高いです。

楽天ひかりは他社光回線より遅い？実測値を比較

楽天ひかりは他社の光回線業者よりも速度が遅いといった口コミが一部ありますが、事実なのか気になるところでしょう。そこで、楽天ひかりと主要他社の通信速度の実測値を比較しました。

光回線事業者	下り （ダウンロード）	上り （アップロード）	Ping値
楽天ひかり	223.44Mbps	220.29Mbps	19.05ms
フレッツ光※	264.05Mbps	233.52Mbps	20.82ms
ドコモ光	260.85Mbps	259.66Mbps	18.85ms
ソフトバンク光	305.65Mbps	290.57Mbps	15.65ms
ビッグローブ光	253.27Mbps	247.80Mbps	17.87ms
So-net光	235.31Mbps	263.32Mbps	15.82ms
auひかり	500.25Mbps	490.91Mbps	15.32ms
NURO光	580.71Mbps	561.37Mbps	11.43ms

楽天ひかりの平均実測値は他社より少し劣りますが、光コラボの中で際立って遅いわけではありません。ストレスを感じるほどの速度差はないので、一概に楽天ひかりが遅いとは言えないでしょう。

もし楽天ひかりを使用して遅さを感じる場合は、回線以外に原因がないかをチェックすることも大切です。

光回線の最大速度と実測値とは？

光回線の速度を知るうえでは、最大速度（理論値）と実測値の違いを把握しておくことが大切です。

最大速度はあくまで理論上の速度であり、実際にその速度で通信できる可能性は極めて低いです。楽天ひかりの最大速度は1Gbpsですが、実際には1Gbpsで通信できることはないため、実測値で判断しましょう。

実測値は速度の種類でも異なる

実測値で速度を判断する際には、通信速度の種類についても理解しておく必要があるでしょう。速度には下り（ダウンロード）と上り（アップロード）の2つがあり、目的に応じて必要な速度は異なります。

下り（ダウンロード）	インターネット上から端末にデータを受信する際の通信。メール受信・Webサイト閲覧・動画視聴などに必要。
上り（アップロード）	端末からインターネット上にデータを送信する際の通信。メール送信・SNS投稿などに必要。

必要な速度の実測値が低ければ通信は遅くなるので、下り・上り両方の実測値を確認しておきましょう。

楽天ひかりの速度を測定する方法

楽天ひかりの実測値を測定する方法は、インターネット上にある通信速度測定サイトから行えます。代表的なサイトを以下にまとめたので速度が気になる方は要チェックです。

楽天ひかりに接続した状態で上記いずれかのサイトにアクセスすれば、通信速度をワンクリックで測定できます。

通信速度は他ユーザーから確認することも可能

楽天ひかりを契約済みなら上記の測定方法で速度を確認できますが、楽天ひかりの契約を検討している人は自ら測定できません。そのような人は通信速度の比較サイトを参考にしましょう。

比較サイトとして有名なのが「みんなのネット回線速度（みんそく）」です。多数の測定レポートがあるので、以下表のように楽天ひかりの平均値確認だけでなく、他社との比較にも使えます。

下り （ダウンロード）	223.44Mbps
上り （アップロード）	220.29Mbps
Ping値	19.05ms

楽天ひかりの速度が遅いときの原因

IPv4のまま利用している

「IPv4」と呼ばれる従来からの通信規格のまま楽天ひかりを使っていると、混雑時は速度が遅く感じるかもしれません。その際は最新の通信規格「IPv6」を利用した方が速度の改善が見込めます。

実際に、楽天ひかりでのIPv4接続とIPv6接続の平均実測値を比較すると通信速度の違いが顕著です。

	下り （ダウンロード）	上り （アップロード）	Ping値
IPv4 （PPPoE接続）	150.24Mbps	183.41Mbps	47.30ms
IPv6 （IPoE接続）	246.80Mbps	232.40Mbps	19.03ms

表から分かるようにIPv6接続だと上り速度が約1.5倍速くなります。Ping値も大きく改善するので、オンラインゲームなど高速通信が必要な用途では速度の改善を実感しやすいでしょう。

LANケーブル・ルーターが古い

LANケーブルやWi-Fiルーターなどの接続機器が古い場合も通信速度に影響することも確認したいポイントです。

LANケーブルは「カテゴリ」と呼ばれる規格で分類されており、カテゴリごとで対応する通信速度が変わります。古いLANケーブルだと対応できる最大速度が低いので、遅くなる傾向です。

Wi-Fiルーターも同様に、製品ごとで対応する規格が異なります。古い製品は最新規格に対応していないため、期待するような速度を出せません。なお、楽天ひかりの利用に適した規格は以下の通りです。

機器	規格
Wi-Fiルーター	Wi-Fi6 (IEEE 802.11ax)
LANケーブル	CAT6以上

LANケーブルやWi-Fiルーターの規格は本体に印字されているため、製品の規格を確認したい場合は無線LAM本体を確認しましょう。

マンションタイプの配線方式がVDSL方式になっている

マンションタイプの場合、建物の配線方式によって通信速度が変わります。配線方式は光配線方式・LAN配線方式・VDSL配線方式の3つです。

配線方式	最大通信速度	特徴
光回線方式	1Gbps	全て光ファイバーケーブルで接続
LAN配線方式	100Mbps〜1Gbps	共有スペースまでは光ファイバーケーブルで、その先はLANケーブルで接続
VDSL方式	100Mbps	共有スペースまでは光ファイバーケーブルで、その先は電話回線で接続

VDSL配線方式の建物なら最大100Mbpsしか出ないので、高速通信には不向きです。

ただし、配線方式は建物ごとで決まるので、個人では選べません。そのため、インターネットの速度が必要なら、管理会社や大家さんに配線方式がどのタイプかを事前に確認しておくことが大事です。

楽天ひかりの速度を上げる対策・対処法

クロスパス（IPv6）対応ルーターに交換する

楽天ひかりではIPv6を使えることを説明しましたが、利用するには対応ルーターを用意しなければなりません。もし未対応のルーターでIPv4接続のまま利用している人は、対応ルーターに交換してIPv6接続で利用しましょう。

クロスパス対応のルーターは楽天ひかりの公式サイトで確認できますが、各メーカーの代表的な機種を1つずつ表にまとめました。

ルーター	価格（税込）
WG1200HP4 （NEC製）	5,646円
WXR-5950AX12 （バッファロー製）	49,751円
WN-DX1200GR （IO-DATA製）	3,927円
WRC-1167GS2-B （エレコム製）	4,825円

上記のルーターは全て接続するだけでIPv6を利用できます。対応ルーターの中には利用前に設定が必要な機種もあるので、慣れてない人は設定不要のルーターを選びましょう。

夜の時間帯を避けて利用する

一般的に、夜の時間帯はインターネット利用者が増加します。利用者が増えると回線に負荷がかかり速度が遅くなる原因になるので、利用者の多い夜を避けて利用するのも1つの手段です。

そこで、夜の時間帯における速度を比較するために、楽天ひかりでの時間帯ごとの実測値を表にまとめました。

時間帯	下り （ダウンロード）	上り （アップロード）	Ping値
朝	289.73Mbps	240.30Mbps	17.36ms
昼	225.67Mbps	240.49Mbps	19.17ms
夕方	248.91Mbps	238.41Mbps	17.85ms
夜	204.31Mbps	224.71Mbps	21.77ms
深夜	263.29Mbps	237.34Mbps	16.78ms

夜の時間帯は、他の時間帯に比べて実測値が悪くなっていることがわかります。特に下り速度は大幅に下がっているので、夜の時間帯の通信が遅いと感じる人は多いでしょう。

ルーター・ONU・端末を再起動する

Wi-FiルーターやONU（光回線終端装置）、端末を再起動すると、機器がリフレッシュされて本来の通信速度に戻ることがあります。手軽にできる方法なので、遅いと感じたらまずは再起動を行ってみましょう。

なお、Wi-FiルーターとONUに関しては、以下の手順で再起動できます。

再起動は機器本体の放電の目的もあるので、電源を落とした後に数分ほど待機してから行うことが重要です。

再起動で改善しなければ機器の買い替えを検討

機器が経年劣化している可能性もあるので、再起動で改善しないのであれば新しいものへ買い替えましょう。そして、買い換える際は、規格に適した製品かをチェックすることが重要です。

そのため、もし古い規格の製品を間違えて購入してしまうと、買い替えても通信速度の向上には期待できないでしょう。

Wi-Fiの周波数帯を変更する

Wi-Fiには2.4GHzと5GHzの2つの周波数帯があります。それぞれ特徴が違うので、環境に応じて適した周波数帯に切り替えると速度が改善するかもしれません。

周波数帯	特徴
2.4GHz	電波が遠くまで届きやすい 家電と干渉する可能性がある
5GHz	家電と干渉しない 通信速度が速い 障害物に弱い

簡単にまとめると、ルーターから離れた場所で利用するなら2.4GHz、家電の近くで利用するなら5GHzが適しています。

Wi-Fiルーターの設置場所を変える

Wi-Fiルーターの設置場所が悪いと電波が広範囲に行き渡らないため、以下の場所での使用は避けた方が良いでしょう。

上記に該当する場所にルーターを設置している場合は、設置場所を変えてみることをおすすめします。場所を変えるだけでも通信環境が向上して、速度が改善される可能性があります。

範囲を拡大させたいときは中継機を設置する

家の構造上や利用する人数の関係上、どうしてもルーターを移動できない場合はWi-Fi中継機の設置がおすすめです。

中継機は、電波を届けたい場所とルーターの中間地点に設置することが重要です。また、中継機も様々な機種がありますが、ルーター性能に沿った製品であれば速度が落ちる心配も少ないでしょう。

同時接続端末を少なくする

同時に接続している端末数が多いと、ルーターに負荷がかかるので通信速度も遅くなりがちです。そのため、使っていない端末は都度接続を切って、ルータに負担がかからないようにしましょう。

同居人数が多かったり、スマート家電を導入していたりすると同時接続台数が影響するケースは少なくないため、同時接続の上限台数が多いルーターに変更することも検討することをおすすめします。

楽天ひかりに問い合わせる

上記の対処法を全て試しても解決しない場合は、楽天ひかりに問い合わせてみましょう。問い合わせることで遅い原因が判明して、対処法を教えてくれるかもしれません。

なお、楽天ひかりの問い合わせ方法は電話・メール・チャット・Web問い合わせの4通りが選べます。

問い合わせ方法	受付時間
電話	9:00〜18:00
メール	24時間
チャット	9:00〜18:00
Web問い合わせ	24時間

メールやWeb問い合わせは24時間受付してくれますが、すぐに回答が来るかはわかりません。日中時間帯であれば、オンタイムでやり取りできる電話もしくはチャットでの問い合わせがおすすめです。

楽天ひかりの基本情報

楽天ひかりは楽天経済圏を利用している人におすすめの光回線です。楽天ポイントが貯まる楽天SPU対象のサービスで、楽天市場の還元率がいつでも+1倍になります。

また、最新のインターネット通信規格「IPv6」も使えるので、ルーターを用意すれば高速通信が可能。高画質での動画視聴など、様々な用途を快適に利用できるでしょう。

また、楽天ひかりではお得なキャンペーンも定期的に開催中です。光コラボからの乗り換えで1年間は毎月2,000円OFFキャンペーンなどを実施しているため、光コラボ利用中の人も乗り換える価値が高いでしょう。

通信速度（実測値平均）	下り：223.44Mbps 上り：220.29Mbps Ping値：19.05ms
月額基本料金（税込）	ファミリー（戸建て）：5,280円 マンション：4,180円
契約事務手数料（税込）	新規：880円 転用・事業者変更：1,980円
開通工事費用（税込）	戸建て：19,800円 マンション：16,500円 配線調整なしの工事：8,360円 無派遣工事：2,200円 ※時間指定や休日工事の場合、割増料金あり
契約期間	24ヶ月または36ヶ月
解約手数料（税込）	戸建て：5,280円 マンション：4,180円
スマホセット割	なし
サービス提供エリア	全国 ※離島など一部地域を除く

楽天ひかりをおすすめできる3つの理由

楽天ポイントが貯まりやすくなる

楽天ひかりは楽天SPU対象のサービスなので、契約すると楽天市場利用時のポイント還元率が+1倍になります。そのため、日頃から楽天市場を利用する人はお得に楽天ポイントを貯められるでしょう。

また、楽天ひかりの料金を楽天カードで支払えば、利用料金の1％のポイント還元も受けられます。楽天系のサービスを活用する楽天経済圏を意識している人ほど、楽天ひかりはお得な光回線です。

転用・事業者変更なら工事なしで乗り換え可能

楽天ひかりはフレッツ光回線を利用している光コラボ事業者の1つです。そのため、転用または事業者変更での契約なら、既に開通済みの回線をそのまま使うので工事不要で乗り換えられます。

転用	フレッツ光から光コラボに乗り換えること
事業者変更	光コラボから他の光コラボに乗り換えること

転用・事業者変更なら、工事不要に加えてインターネットが使えなくなる空白期間もありません。乗り換えに当たっての不便が少ないのが魅力でしょう。

なお、転用・事業者変更の対象になるフレッツ光回線を利用する代表的な事業者は以下が挙げられます。

一方、独自回線を提供している光回線からの乗り換えは、回線変更のために工事は必須です。乗り換えの手間は転用・事業者変更より多いので覚えておきましょう。

月額基本料金・契約事務手数料が相場より安い

楽天ひかりは、月額基本料金と契約事務手数料が相場より安いのも特徴です。そこで、楽天ひかりと他社主要光回線の月額基本料金を比較しました。

月額基本料金

光回線事業者	戸建てタイプ 月額基本料金（税込）	マンションタイプ 月額基本料金（税込）
楽天ひかり	5,280円	4,180円
フレッツ光※	5,720円	3,685円
ドコモ光	5,720円	4,400円
ソフトバンク光	5,720円	4,180円
ビッグローブ光	5,478円	4,378円
So-net光	6,138円	4,928円
auひかり	5,720円	4,730円
NURO光	5,700円	2,530円〜

戸建てタイプは各社よりも基本料金が安いことがわかります。マンションタイプはフレッツ光の方が低価格ですが、フレッツ光はプロバイダ料金が発生するので、実際には楽天ひかりの方が安いでしょう。

契約事務手数料

光回線事業者	契約事務手数料（税込）
楽天ひかり	新規：880円 転用・事業者変更：1,980円
フレッツ光	880円
ドコモ光	3,300円
ソフトバンク光
ビッグローブ光
auひかり
NURO光
So-net光	3,500円

契約事務手数料は、光コラボ・独自回線を問わず3,300円（税込）が相場のところ、楽天ひかりは新規で880円（税込）、転用・事業者変更で1,980円（税込）と相場よりかなり安いです。

【2023年10月】楽天ひかりのキャンペーン情報

他社から乗り換えで最大1年間は月額2,000円OFF

他の光コラボ事業者からの乗り換え（事業者変更）で楽天ひかりを契約すると、1年間は基本料金が毎月2,000円OFFになるキャンペーンを開催中。特典適用後の月額料金は以下の通り、かなりお得です。

プラン	特典適用後の1年間の月額（税込）
ファミリープラン	3,080円
マンションプラン	1,980円

ただし、キャンペーン期間は未定なので、急に終了することもあり得ます。乗り換えを検討している人は、キャンペーンを適用させるために早めに申し込むのがおすすめです。

【注意】1年間無料キャンペーンは終了

楽天ひかりのキャンペーンというと、楽天モバイルとのセット契約で基本料金が1年間無料になるものが有名でした。

ファミリープランで規約した場合は計63,360円（税込）割引と破格でしたが、このキャンペーンは2023年4月をもって終了。そのため、1年間無料を目当てに楽天ひかりの契約を検討していた人は気をつけましょう。

楽天ひかりをお得に申し込む方法

楽天ひかりは公式サイトから申し込むのがおすすめです。光コラボ事業者からの乗り換え（事業者変更）であれば、最初の1年間は基本料金が毎月2,000円OFFのキャンペーンを適用できます。

光コラボの代表的な事業者としては、ドコモ光やソフトバンク光、BIGLOBE光などが挙げられます。速度や料金、サービスに物足りなさを感じるなら、楽天ひかりへの乗り換えを検討してみましょう。

また、楽天ひかりは基本月額もファミリープラン5,280円（税込）、マンションプラン4,180円（税込）と他社相場より低価格。キャンペーン終了後も継続して利用したい人にも向いています。

基本情報

通信速度（実測値平均）	下り：223.44Mbps 上り：220.29Mbps Ping値：19.05ms
月額基本料金（税込）	ファミリー（戸建て）：5,280円 マンション：4,180円
契約事務手数料（税込）	新規：880円 転用・事業者変更：1,980円
開通工事費用（税込）	戸建て：19,800円 マンション：16,500円 配線調整なしの工事：8,360円 無派遣工事：2,200円 ※時間指定や休日工事の場合、割増料金あり
契約期間	24ヶ月または36ヶ月
解約手数料（税込）	戸建て：5,280円 マンション：4,180円
スマホセット割	なし
サービス提供エリア	全国 ※離島など一部地域を除く

まとめ

本記事では、楽天ひかりの通信速度や遅い原因と対策法などを解説しました。

楽天ひかりは他の光コラボと同等の速度が出る光回線なので、決して遅くはありません。特にIPv6（クロスパス）を利用した接続なら、快適にインターネットを利用できるでしょう。

一方、接続機器など回線以外の要因で速度が遅くなることもあります。そのため、速度が遅いと感じたときは、記事内で紹介している対策を実施してみることが重要です。