Xperiaスマートフォン向けのAndroid 14アップデート。
Xperia V世代とXperia IV世代が提供対象となることは確実ですが、気になるのは具体的なアップデート提供時期。
今回、これに関する間接的なヒントとなるセキュリティーパッチの提供が中国版Xperiaに提供されました。
本日、中国版のXperia 1 VI、5 IV、Xperia Pro-Iに対して10月分セキュリティパッチを含むソフトウェアアップデートの提供が開始されました。
これはXperiaスマホでは最初で今回は旧型Xperiaへのセキュリティパッチ提供が最新Xperiaよりも先に提供されたことになります。
そしてこれ、過去のパターンからすると最新XperiaへのOSアップデート提供時期のヒントとなります。
まず、基本的にXperia向けのセキュリティーアップデートは最新のフラッグシップモデルから順に提供されます。
ただ、例外となるのがOSアップデート提供前後。
新型Xperiaに最初に提供されるOSアップデートには最新セキュリティーパッチ(今回は10月分)も含まれることがほとんどです。
そのため、OSは据え置きでセキュリティパッチのみが提供される旧型モデルよりもセキュリティパッチ提供が遅れるというケースは過去に何回もありました。
つまり、今回10月分セキュリティパッチが旧型モデルに先行提供された、ということは同月のセキュリティパッチを含んだ最新OSアップデートが最新Xperiaに対して間もなく提供される前触れ、とも言えます。
先日、欧州のソニー公式サポートからの情報として、Xperia 1 Vに対して次に提供されるソフトウェアアップデートはAndroid 14へのOSアップデートなる、という情報がありました。
これは今回の情報とも整合性があります。
なお、今回Xperia 1 V、5 V、Pro-Iに10月分のセキュリティパッチが提供された、ということはこれらのモデルのOSアップデートは必然的に11月分以降のパッチが含まれたものになるという事。
よって、これらの機種へのAndroid 14アップデートは早くても11月後半以降ということになると思います。
一方、絶対的な法則、とまでは言えませんが、Xperia 1 VやXperia 5 V向けのAndroid 14アップデートはかなり近く、ひょっとすると今月中という可能性もありそうです。