調査会社、Trendforceが2022年および2023年(推定)のグローバル市場におけるスマートウォッチのブランド別シェアを公開していました。
ご覧のように、圧倒的シェアを占めているのはアップル社の「Apple Watch」。
ただ、国内のスマートウォッチシェアはApple Watchが圧倒的で8割以上を占めていることからすると、かなり小さめ。
また、2023年は「その他」のメーカーが46%を占めると予測されており、これにはGoogleのPixel Watchなども含まれていることになります。
これと比べると世界的にはまだApple Watchのシェアは絶対的な地位とは言えないようです。
また、このスマートウォッチのメーカー別シェアですが、スマートフォンのグローバルシェアと比べるとずいぶん違う構図です。
Appleとサムスンのシェアが逆転しているだけでなく、3位のシャオミ製スマートウオッチはGarminより少なく「その他」に入っている状態。
国内でAndroidのスマートウォッチと言えばXiaomi製がかなりシェアを伸ばしている印象を受けますが、この点も海外とは大きく異なるようですね。
ちなみに同調査によると、2023年のスマートウォッチ出荷台数は1.3億台ほとになるとのことで、停滞気味の経済により、これは当初予想されていた小さな伸びにとどまりそうとのこと。
スマートウォッチは国内でも徐々に普及してきているという印象は受けますが、スマートフォンのような急速な勢いはない、という感じもします。
なお、2023年のスマートフォンの出荷台数は13億台前後と予想されており、大雑把に言うと、まだスマホ購入者の10人中1人程度しかスマートウォッチを購入していない、ということになります。