ドコモの端末購入キャンペーンの一つ「オンラインショップ限定 機種購入割引」。
先日、10月16日をもって、「Xperia 1 IV SO-51C」「Xperia 10 IV SO-52C」「Galaxy S22 SC-51C」の3モデルが対象外となることが発表され、10月17日以降の対象機種は「arrows N F-51C」の1モデルのみ、ということに。
この割引プログラム、今年5月にはiPhoneを入れると20機種前後ありましたが、その後徐々に対象外となり、10月だけで合計6機種が対象から外されています。
この割引対象の機種は過去にも増減がありましたが、1機種のみになったということはなかったはずで、これは「オンラインショップ限定 機種購入割引」自体の終了を示唆している可能性がありそうです。
この「オンラインショップ限定 機種購入割引」、端末単体購入(いわゆる白ロム)にも適用され、決して評判が悪い割引プログラムではないはず。
それにも拘らず、廃止の可能性がでてきた、というのには訳がありそうです。
新ルールの導入による「白ロム割引禁止」が理由?
すでにご存知の方も多いとは思いますが、スマホを回線契約とセットで販売する場合のセット販売の割引上限額を現在2万2000円から2倍の税込み4万4000円に引き上げる、というもの。
これだけならば基本的にユーザーにはプラスなのですが、問題は同時に施行されるのが白ロム割引(端末単体購入でも適用される割引)の禁止。
「通信サービスと端末のセット販売に係る白ロム割を規制の対象とすることが適当ではないか」とあり、厳密には白ロム割引そのものを規制するということではなく、通信サービスと端末のセット販売の際”にも”適用される白ロム割引が禁止される、ということ。
ご存知のように、現在のドコモの「オンラインショップ限定 機種購入割引」は端末単体購入でもセット販売でも適用されるので、新ルールの下ではこれは規制違反になる可能性がでてきます。
つまり、もし今回の「機種購入割引」の対象機種の激減が同プログラムの廃止の前触れだとすると、通信サービスと端末をセットにした際の割引額の上限が2.2万円→4.4万円に引き上げられるのも間近、という可能性もありそう。
噂ではこの新ルールは来年から適用、という噂もありますが、あくまで噂。
ただ、もしセット購入を検討している、という方がいるのであれば、少し様子を見た方が良さそうです。