高効率コアないけど大丈夫?Dimensity 9300の性能はSnapdragon 8 Gen 3の10%増し

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クアルコムが今月末に正式発表する次世代ハイエンド向けチップセット、Snapdragon 8 Gen 3。

このライバル・チップセットとしてMediatekが投入するのがDimensity 9300。

SD8Gen3については搭載モデルのベンチマークが発見されるなど、かなり具体的な実力が見えてきましたが、Dimensity 9300の性能についてはまだ未知数な部分がほとんど。

そんな中、このDimensity 9300の性能およびコア構成について新情報がリークされていました。

有名リーカーのDigital Chat Station氏からのもので、これによると、Dimensity 9300は1×3.25GHz Cortex-X4、3×2.85GHz Cortex-X4、4×2.0GHz Cortex-A720の1+3+4アーキテクチャを採用するとのことで、GPUにはImmortalis-G720が搭載されるとのこと。

これ、Snapdragon 8 Gen 3の1+5+2セットアップ(1×3.19 GHz Cortex-X4 & 5×2.96 GHz Cortex-A720 & 2×2.27 GHz Cortex-A520)とは対照的で、何よりも特徴的なのが高効率コア(省電力コア)が一つも搭載されていないという点

また、同氏によると、このDimensity 9300の性能はSD8Gen3よりも10%ほど高くなるとも。

最近のハイエンド向けチップセットはプライマリコア、パフォーマンスコア、高効率コアという3タイプのコアで構成されており、負荷の小さい動作を表皮電力を抑えて行うのが3つめの高効率コアの役目。

一方、高効率コアを搭載しないチップセット、というのは基本的に前代未聞。
クロックスピードを下げるといった工夫はされるようですが、発熱やバッテリー消費量などは大丈夫なのでしょうか。

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