iPhoneの初期化の流れを画像で解説

iPhone

下取りや売却、譲渡するiPhoneを初期化するための流れを画像付きで解説していきます。

初期化の前に重要なこと

iPhoneのデータを他のiPhoneへ移動する場合、両方のiPhoneが手元にあれば「クイックスタート」でデータ移行を行えますが、片方のiPhoneしか手元にない状態で後日データ移行したい場合は事前にiCloudへのバックアップもしくはパソコンへバックアップを行っておく必要があります。

またLINEのデータ移行も行う場合は手元に両方のiPhoneが有る状態で行う方が確実です。

ネトセツ

上記のデータ移行のにおける処理が全て完了している場合や、初期化するiPhoneのデータ移行が必要ない場合には以下の手順で初期化を行ってください。

iPhoneの初期化の手順

初期化前にiPhoneのバッテリー残量が少ない場合は充電ケーブルに差し込んだ状態で行うようにしてください。

※以下はiOS 16バージョン以降の画面操作となり、iOSのバージョンによっては表示が異なる場合があります。

STEP
「設定」を開き「一般」を選択
STEP
「転送またはiPhoneをリセット」を選択
STEP
「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択

もしもここで事前にiPhoneのバックアップを行っておきたい場合は【新しいiPhoneの準備・・・】という項目で「開始」を押してバックアップを行ってください。※ストレージ容量やWiFi接続環境により完了までに時間がかかる場合があります。

STEP
このiPhoneを消去の項目で「続ける」を選択
STEP
iPhoneの「パスコード」を入力する

パスコードは通常のiPhoneのロック解除に使用している数字です。

iCloudへの自動的なアップロードが開始された場合、すでに新しいiPhoneへデータ移行をしており、バックアップが不要な場合は「バックアップの作成をスキップ」を押してください。

STEP
Apple IDに使用する「パスワード」を入力し「オフにする」を押す

AppストアやAppleアプリの認証等で使う普段から使っているパスワードを使います。入力したら右上「オフにする」をタップします。

【iCloudとiMessegeのアカウントが異なるためiCloudにメッセージを保管は利用できません。】と表示されることがありますが、特にどうすることもできないので「OK」を押して問題ありません。

STEP
eSIMのデータは「削除するか」「保持するか」を選択

eSIMを使ってモバイル回線の契約をしていた場合は【eSIMを保持してデータ消去】【eSIMを削除してデータを消去】を選択する項目があります。

既に新しいiPhoneへクイックスタート等でeSIMを移行している場合は削除で問題ありませんが、手元にiPhoneがなく新しく届いてからeSIMを設定する場合はiCloudからデータ移行するために保持しておいたほうが良いでしょう。

STEP
iPhoneの初期化が開始

iPhoneがブラックアウトしアップルマークとステータスバーが表示されると初期化処理が始まります。これ移行は電源を無理やり落とさず、完了するまで待ちます。

STEP
「こんにちは」が表示されたら初期化が完了

iPhoneの初期化は現在は非常に簡単になっていますが、重要なのは「初期化するiPhoneのデータを後ほど移行する」のか「既に新しいiPhoneにデータは移行済み」なのかで大きく選択項目が変わるので、その点だけ注意しながら操作していくことが重要です。

LINEの履歴やデータ移行、アカウント移動は以下

iPhoneのデータ移行がまだの場合で手元に両方のiPhoneがある場合はクイックスタートがおすすめ

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