Googleが先日発表した新型Pixel、Pixel 8シリーズ。
今回、このPixel 8/8 Proの最大の謎?と言われているメイン(広角)カメラセンサーの謎の答えが見つかった模様です。
Pixel 8シリーズのセンサーはGN1でもGN2でもない!
まず、このPixel 8シリーズのカメラセンサーの正体をめぐる、これまでのいきさつについて。
当初、このPixel 8シリーズに搭載されるメインカメラセンサーは昨年のPixel 7/7 Proから据え置きのサムスン製ISOCELL GN1になる、と言われていました。
しかし、発表直前に出てきたリーク情報では、同モデルのメインセンサーは1世代新しいGN2になる可能性が高いという有力な別の説が浮上。
そしてPixel 8/8 Proの正式発表。
Googleは搭載センサー名は明らかにしていませんが、スペック情報からするとセンサーサイズは1.31インチ。
GN2のセンサーサイズは1/1.12インチなので、これでPixel 8シリーズにGN2が搭載されていないことは確定しました。
ところが、これでPixel 8のセンサーは結局前モデルから据え置きのGN1を搭載、と思いきや、これもハズレ。
というのも、GN1のF値はf/1.85なのに対し、Pixel 8に搭載のセンサーのF値はf/1.68となっており、GN1ではない「より明るいセンサー」が搭載されていることが判明しています。
その結果、公式発表によってPixel 8シリーズのメインカメラセンサーの謎が逆に深まってしまう、という状況になっていました。
しかし今回、このPixel 8シリーズのメインカメラセンサーの謎について一つの答えが出た模様です。
Pixel 8シリーズに搭載のメインカメラセンサーは「GNV」
XDAが伝えたもので、これによると、Pixel 8/8 Proのメインカメラに採用されているセンサーはサムスンのGNVというセンサーとのこと。
あまり聞き慣れないセンサーですが、このGNVはVivo X80 Proといった2022年リリースのいくつか中国メーカーモデルに採用されている模様です。
つまり、Pixel 8/8 Proのメインカメラセンサーは前モデルからはマイナー進化、といったところでしょうか。