Pixel 8と8 Pro、同一チップ搭載でも1割程度の性能差があることが判明

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昨晩Googleが正式発表をした新型Pixelシリーズ、Pixel 8とPixel 8 Pro。

両モデルとも「Google純正チップ」としては3代目となるTensor G3を搭載しており、すでにいくつかのベンチマークスコアも見つかっています。

しかし今回、同一チップセット搭載のこのPixel 8とPixel 8 Proで、ベンチマークスコア上の性能に差があることが明らかになったようです。

wccftechが独自のベンチマーク測定から得た情報で、これによるとPixel 8のGeekbench 6におけるシングル/マルチコアのスコアは1563/4159ポイント。
一方のPixel 8 Proのスコアは1760/4442ポイントとなっています。

つまり、両者の間には全体で1割前後のベンチマーク性能の違いがある、ということに。

また、3DMarkのWild LifeストレステストにおいてもPixel 8 Proは最高スコア、最低スコア、そして安定性のすべての項目でPixel 8を上回っています。

これは言い換えればPixel 8 Proの方が8よりも発熱などに強く、性能が安定して出る。
つまり、サーマルシステムが優れているという可能性を示唆しています。

一方で、先のPixel 7シリーズでは廉価版のPixel 7aが同じTensor GN2搭載なのにもかかわらずベンチマークスコアがかなり低めに出るという事象が確認されており、これについては7aに搭載のGN2が廉価版である可能性も指摘されていました。

ひょっとしてPixel 8 Proと8でも同じように、スペック上からは分からないチップセットの違いがあるのでしょうか。

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