ソニーの割高ミッドレンジXperia「10シリーズ」が過去3代で達成した知られていない「偉業」

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スペック、性能の割には価格が高い、と批判されることの多いXperiaスマートフォン。

ミッドレンジのXperia 10シリーズも例外ではなく、今年はXperia 10 Vがリリースされましたが、搭載チップセットが前モデルから据え置き。
それにも関わらず価格は前モデルより大幅アップとなり、少なくとも国内では「不発」という印象です。

しかしこのXperia 10シリーズを改めて振り返ってみたところ、他のメーカーの機種にはない意外な「偉業」を達成していたことが明らかになりました。

以下はGSMArenaによるXperia 10シリーズの過去3モデルのGSMarenaによるバッテリー評価:

Xperia 10 IIIは2021年、10 IVは2022年、10 Vは2023年にリリースされました機種ですが、興味深いのはいずれのモデルもその年にグローバルにリリースされた機種としてはトップのバッテリー持ち評価を受けているという点。

これらのモデルよりバッテリー持ちが長い機種としては13200mAhバッテリを搭載したUlefone Power Armor 13や8380mAhバッテリー搭載のBlackview BV8800などの「変態機種」存在しますが、これらは一部の国・地域のみでリリースされたマイナー機種。

つまり、Xperia 10 III、10 IV、10 Vは基本的に「ノーマル」なバッテリー容量のスマートフォンとしては3年連続でバッテリー評価No.1を獲得した、ということに。

過去にリリースされた機種をすべてチェックすることは不可能ですが、ざっと調べた限り限りでは、ここ最近でバッテリー持ち評価で3世代連続でトップを獲得した機種、というのはなさそう。

そういった意味で、このXperia 10シリーズは隠れた偉業を達成したシリーズ、と言えそうです。

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