本日シャオミが正式発表をした最新ミッドレンジスマホ、Redmi 12 5G。
来月発売で価格は29,800円と、久々の2万円台スマホの登場といった感じです。
一方、このRedmi 12 5Gに搭載のSnapdragon 4 Gen 2は同モデルが初搭載で、まだ他に搭載機種がなく、その性能については未知数な部分も。
というわけで今回はこのSnapdragon 4 Gen 2のベンチマーク上での性能をまだまだ国内では主力のSnapdragon 695搭載機と比較してみたいと思います。
Redmi 12 5Gのベンチマーク性能
Redmi 12 5Gはすでにインドなどで発売済みで、以下はGeekbench 6における同モデルのベンチマークスコア:
GeekbenchにおけるRedmi 12 5Gのシングルコア/マルチコアのそれぞれの平均スコアは800/1800といったところでしょうか。
一方、以下はSnapdragon 695 5Gを据え置き搭載した今年のXperia 10 V(ドコモ版)のベンチマークスコア:
SD695はSD4Gen2からすると2世代前のチップセットですが、ベンチマーク上ではまだ1割以上性能が上、といったところです。
一方、動作の快適さなどに影響すると言われている、GPU性能のベンチマーク、Geekbench Compute 6のスコアを比べてみると:
Redmi 12 5G↓
Xperia 10 V↓
こちらのスコア差はなんと3倍近く!
つまり、Snapdragon 4 Gen 2搭載のRedmi 12 5G、CPU性能ではSnapdragon 695との差はそれほど大きくありませんが、GPU性能では雲泥の差といったところです。
2万円台という価格は魅力ですが、この性能差は十分に考慮した方が良さそうですね。