先日の総務省の有識者会合で事実上決定した「回線契約を伴う端末購入時の割引上限額」の引き上げ。
MNPや新規、乗り換えといった回線契約を条件とした機種購入の際の価格割引を現行の2万円から最大で4万円に引き上げる、というもので、これにより一部ユーザーにとっては以前より購入時の支出を抑えることが可能になります。
そして今回、これに関連して、Xperia 5 Vなどのキャリア版モデルを買う「タイミング」について興味深い情報が入ってきました。
とあるキャリア関係者からの情報で、Xperia 5 Vなどの最新Android機種(iPhoneについては不明とのこと)は、早めに割引上限4万円のキャンペーン対象となる可能性が高い、とのこと。
例えば現在、ドコモは「5G WELCOME割」と称して回線契約を伴う機種購入ではXperiaを初めとする多くの機種で最大2.2万円の割引を行っています。
ただ、この割引対象となるのは通常、発売から一定期間たった機種であることが多く、実際、ドコモではまだXperia 1 VやGalaxy S23シリーズ、ARUOS R8シリーズといった2023年モデルは対象になっていません。
しかし今回の情報によると、Xperia 5 Vなど(「など」の意味は不確か)の最新モデルは「比較的」早くこの割引対象になるとのこと。
具体的な時期については「分からない」とのことですが、今年中である可能性もある模様なので、もしそうであればXperia 5 Vの場合、10月中の発売直後の購入は見合わせた方がよいのかも。
なお、Xperia 5 Vの3キャリア版の価格は以下の通り:
- ドコモ版SO-53D: 151,690円
- au版SOG12:143,000円
- 楽天モバイル版XQ-DE44: 152,400 円
もし端末割引が即4万円で適用されれば、回線契約という縛りはあるものの、Xperia 5 Vであれば10万円~で購入できるという事に。
これならば13万円台のSIMフリー機にも十分対抗できるような気はします。