次世代Androidフラッグシップの大半の機種に搭載されることが予想されるクアルコムの次期ハイエンド向けチップセット、Snapdragon 8 Gen 3。
この未発表チップセットが多くのAndroidユーザーの長年の悲願を達成してくれる可能性がでてきました。
有名リーカーのDigital Chat Station氏からの情報によると、iPhone 15 Proシリーズに搭載の前チップセットからの性能向上派CPUが10%、GPUが20%程度になり、その結果、CPUのマルチコア性能においてはクアルコムの次世代チップ、Snapdragon 8 Gen 3がA17 Proと同程度に追いつく、とのこと。
iPhone 15 Pro/Pro Maxのベンチマークスコアはまだ発見されておらず、そのベンチマーク上での性能については不明。
また、Snapdragon 8 Gen 3のものとされるベンチマークスコアもいくつか発見されてはいますが、こちらも同チップセットの正確な性能を反映しているという確証はありません。
ただ、ご存知のように、クアルコムのハイエンド向けチップセット、Snapdragon 8/800シリーズは同世代のアップルのAシリーズチップと比べて常にベンチマーク性能で劣ってきました。
これは既存最新のSnapdragon 8 Gen 2とA16チップでも同様。
しかし今回の情報によると、Snapdragon 8 Gen3は少なくともCPUのマルチコア性能ではA17 Proに並ぶとのこと。
ベンチマークはチップセット性能の一指標に過ぎない、という意見があるのも事実ですが、それでもAndroidスマホがようやくベンチマーク性能上でiPhoneに追いつく、というのはなかなか感慨深いものがあります。