ソニーモバイルの2023年後半フラッグシップ、Xperia 5 V。
Xperia 1 Vと比べて、サイズや画面解像度といった違いは従来通りですが、今回新たに差別化されたのがリアカメラ。
望遠カメラが廃止され、メインカメラで48MPを12MPにクロップすることで理論上では2倍までのロスレスズームが可能とは言われていますが、やはりこれはXperia 1 Vに劣る点でしょう。
しかし今回、このXperia 5 VがXperia 1 Vと比べて唯一進化している点があることが判明しました。
以下は英国ソニーの公式サイト上からのXperia 1 VおよびXperia 5 Vのスペック(耐久性)に関する記述。
Xperia 1 VはフロントパネルにはVictus 2が採用されていますが、リアパネルはVictus (1)。
一方、Xperia 5 Vの場合はフロントパネルもバックパネルも両方ともVictus 2が採用されています。
具体的な数値は不明ですが、Victus 2は初代Victusと比べて耐落下性能が大きく向上しており、このことから、Xperia 5 VはXperia 1 Vと比べて耐久性では上回る、といってよいと思います。
そういえば、Xperia 1 Vの背面ガラスには非常に細かな凹凸のテクスチャー加工が施されていますが、Xperia 5 Vにはありません。
ひょっとすると、このテクスチャーゆえに、Xperia 1 VではVictus 2を採用できなかった、という可能性もありそうです。
ちなみに今回のXperia 5 Vは前モデルと比べてベゼルが若干広く、また、なぜか重量も増しています。
これらの理由については不明ですが、ひょっとして「耐久性」と何らかの関係があるのでしょうか。