ソニーモバイルが昨日正式発表したXperia 5 V。
国内でもリリースされることは確定していますが、今のところ、キャリア版やSIMフリー版に関する具体的な発表はありません。
一方、発売とほぼ同時にこのXperia 5 Vのレビューをいち早く掲載していたのがGSMArena。
そして今回、このレビュー内容の中にXperia 5 Vのパフォーマンスに関する少し気になる内容があることが判明しました。
Xperia 5 Vの性能、Xperia 1 Vよりも不安定?
以下は高負荷をかけた際のXperia 5 VとXperia 1 VのCPUパフォーマンスを比較したもの。
ご覧のように、Xperia 1 VではCPUパフォーマンスは低下しても60%程度までなのに対し、Xperia 5 Vでは40%~50%の間まで落ち、上下も激しくなっているのが分かります。
そして以下はGPUのパフォーマンス比較:
ループスコアの最高値には大きな差はありませんが、最低値には大きな差ができています。
そしてその結果、安定性(Stability)においてXperia 5 VはXperia 1 Vよりもかなり劣っているのが分かります。
さらに端末温度を比べてみても:
最高温度では両者大きな違いがありませんが、最低温度ではXperia 5 Vの方が1 Vよりも9度も高くなっており、このことからXperia 5 Vは1 Vと比べて常時熱がこもりがちであると推測できます。
公式サイトによるとこのXperia 5 Vも1 V同様、前モデルから熱拡散シートが40%も大きくなっており、放熱性能はアップ、発熱にも強くなっているはず。
ただ、全体のボディーが小さい分、熱が内部にこもりやすく、その結果スロットリングが強めに働き、こういった結果になっているのではないかと思われます。