ゴリラ
スマホは安くても数万円、高いと10万円超も普通だったりします。
購入後に「失敗した!」と後悔するのは、誰しも避けたいですよね。
本記事では、買ってはいけないスマホの特徴と、個人的に買ってはいけないと思うスマホを具体名を出してお伝えします。
先に正直な結論を伝えると、2023年現在だと「OPPO A77」「Redmi 12C」「arrows N」が要注意です。
また「Galaxy A23 5G」「Xperia 10 V」「moto g13」あたりは、他の選択肢も含めて検討するのがベターです。
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買ってはいけないスマホの特徴。後悔する理由は?
個人的に考える買ってはいけないスマホの特徴には、以下が挙げられます。
- バッテリーが持たない
- 動作がモッサリすぎる
- 不具合が多い
- めっちゃ発熱する
- 古すぎる中古スマホ
- 価格が割高すぎる
バッテリーが持たない
バッテリーが1日持たないレベルだと、かなり不便です。
iPhoneの場合、SEやminiはバッテリー持ちが比較的よくないので注意が必要。
Androidはバッテリー容量が4,000mAhを切ると、かなり怪しくなります。
ただバッテリーについては評判で判断するしかないのが、実際のところです。購入前によく確認しておきましょう。
動作がモッサリすぎる
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みたいなことも、よくある失敗です。
特に2~4万円台のスマホには過度な期待はしてはいけません。「普段使いならOK」というレベルです。
おすすめしたいのは購入前に「機種名+AnTuTuベンチマーク」と検索して、ベンチマークスコアを調べる方法です。
総合スコアが「30万点前後」ならライトユースならOK、「20万点以下」だと正直NGです。
不具合が多い
発売直後の不具合はある程度仕方のないことです。iPhoneやGalaxyといったトップセラーモデルでも、完全にゼロではありません。
不具合はその後のアップデートで改善されることもありますが、マイナーな機種だと改善されないまま、叩き売りされて販売終了するケースも少なくありません。
特にマイナーな機種を買うなら、発売直後は避けて、レビューが出揃うのを待った方が賢明です。
めっちゃ発熱する
ゲームをする人はハイエンド端末を検討される方が多いですが、発熱もチェックしておきたいところです。
発熱がひどい機種だと、プレイ中にスマホが熱くなり、処理性能が低下します。
発熱は、スマホの頭脳となる「SoC」や「排熱の機構」などで変わってきます。
特にAndroidはSoC次第で発熱に大きな差が出ます。
AndroidのハイエンドのSoCの発熱の評判をまとめました。
- Snapdragon 865⇒発熱比較的少なめ?
- Snapdragon 888⇒発熱多め?
- Snapdragon 8 Gen 1 / 8+ Gen1⇒発熱多め?
- Snapdragon 8 Gen2⇒発熱少なめ?
評判的にはSnapdragon 8 Gen2以降の機種を選ぶのが良さそうです。
もちろん、発熱の度合いはSoCだけで決まりません。「機種名+発熱」などで事前に調べてみることをおすすめします。
古すぎる中古スマホ
発売から数年が経過すると、OSアップデートが終了します。
サポート期間の長いiPhoneでも、例えばiPhone 8(2017)は2023年秋にOSのアップデートサポートが終了します。せいぜい4、5年が限度です。
OSアップデートができないと、使えないアプリや機能が出てきます。
例えば中古ショップでスマホを買うにしても、安く買えるからと言ってあまりに古い機種を選ぶのは避けるべきです。
価格が割高すぎる
中には価格が割高過ぎるスマホもあります。
スマホの性能はざっくり以下の3段階で、エントリーで4万円、ミドルレンジで8万円くらいを超えると、割高です。
- エントリー⇒4万円前後を超えると割高
- ミドルレンジ⇒8万円前後を超えると割高
- ハイエンド
最近の物価高の流れで、しれっと法外な価格を設定するメーカーもゼロではありません。
購入したい端末が同スペックの競合機種よりも明らかに高くないか、確認することをおすすめします。
個人的に買ってはいけないと思うスマホ3選
2023年8月現在、個人的に「買ってはいけない」と感じるスマホは、以下の3機種です。
- OPPO A77
- Redmi 12C
- arrows N
OPPO A77
コスパの良いOPPOのスマホの中で、分かりやすく「ハズレ」となってしまったのが、この機種です。
- SoCが「無理め」なレベル(AnTuTuは11万点)
- ディスプレイのスペックが低い
- 5Gには非対応・おサイフケータイなし
今から買うには「スペックが低すぎる」というのが、正直なところです。
デザインは普通にカッコいいので、スペックを見ずに買うのは注意です。
OPPOで買うなら、少し価格帯は上がりますが、OPPO Reno9 A、OPPO A55s 5Gなど別の機種を検討しましょう。
Redmi 12C
OPPO A77に並ぶ限界スペックのスマホです。
セール特価なら最安狙いの人には選択肢になり得ますが、まともなスペックを期待するならおすすめできません。
特に弱点となるのが、このあたりです。
- 充電端子がMicro USB
- SoCのスペックが低い
- 充電速度が10Wで遅い
- 5Gには非対応・おサイフケータイなし
最大の弱点は、充電端子にUSB Type-CではなくMicro USBを採用していることです。
おそらく、今みなさんが使っている充電ケーブルは使えません(充電器+ケーブルは付属します)。
SoCもOPPO A77よりマシですが、正直かなり厳しいです。
arrows N
発売当初は約10万円の価格が設定されたスマホです。ミドルレンジど真ん中の性能なので、価格はかなり割高です。
今はドコモオンラインショップで値引きが付いて7万円台ですが、それでも割高な印象があります。
スペック的には、120Hzのリフレッシュレートに対応した有機ELディスプレイが売りです。
泡のハンドソープで洗える、MIL規格準拠の耐久性など、arrowsのスマホらしい機能も盛り込まれています。
買う前に他も検討すべきスマホ
以下の機種を購入する場合は、他の機種も含めて検討することをおすすめします。
- Galaxy A23 5G(2万円台の機種で良いかも)
- Xperia 10 V(IVで良いかも)
- moto g13(g53j 5Gで良いかも)
「買ってはいけない」とまでは言えませんが、おすすめできるかは人によります。
Galaxy A23 5G|2万円台の機種でも良いかも
Galaxy A23 5Gはエントリークラスのモデルながら、価格は3万円台です。2.2万円の前モデルから約1.5倍まで高くなっています。
Galaxy A23 5Gはシニア向けの機能が非常に充実しているので、その目的で購入するのはおすすめです。
一方で、単純にライトユーザーが安くスマホを買うために選ぶとなれば、他にも選択肢はあります。
最安クラスを狙うなら以下がそれぞれおすすめです。
- ドコモ:AQUOS wish2など
- au:Xperia Ace IIIなど
- 楽天モバイル:OPPO A55s 5Gなど
Xperia 10 V|IVで良いかも
Xperia 10 Vは、キャリアによっては8万円近くします。
※カッコ内はプログラム利用時の負担額
バッテリー持ち抜群でめちゃくちゃ軽いので、おすすめできる機種ではあるのですが、価格がネックです。
前モデルのXperia 10 IVに目を向けると、楽天モバイルでは実質5,800円など安くなっています(2023年9月時点では在庫切れ)。
※カッコ内はプログラム利用時の負担額
型落ちが安くなることは珍しくありませんが、それにしてもXperia 10 IVは一気に値下がりしています。
スペックの差は少ないので、Xperia 10 IVも積極的に検討したいところですね。
moto g13|g53j 5Gで良いかも
SIMフリースマホを最安級で買おうとなると、モトローラのmoto g13が候補になります。
90Hz駆動、ステレオスピーカー、トリプルスロットなど魅力も多いですが、SoCは厳しめ(Redmi 12Cと同じチップ)。
発売から3か月後に、ライトユースに必要十分なmoto g53j 5Gが発売されており、僕だったらこちらを購入します。
ワイモバイルでは21,996円(乗り換えで1円~)で購入できます。
補足:各キャリアの最安スマホは買ってもOK?
2023年9月時点だと、各キャリアの最安の価格帯では地雷・ハズレのスマホがないことを確認しました。
- ドコモ:AQUOS wish2、arrows We
- au:Xperia Ace III、arrows We、Redmi Note 10 JE
- ソフトバンク:arrows We、Redmi Note 10T
- 楽天モバイル:OPPO A55s 5G
現状は上記の最安クラスの機種はどれを買ってもハズレはないかと思います。
安いスマホの価格ランキングとおすすめ機種は以下の記事にまとめています。
地雷・ハズレを避けるためのポイントは?
ハズレスマホを避けるために、押さえておきたいポイントをまとめました。
- 評判・レビューは確認しておく
- 安いスマホほどハズレは多い
- 「ハイエンド⇒安いスマホ」の機種変は注意
評判・レビューは確認しておく
明らかにハズレの機種は、レビューや評判でだいたい分かります。
特に、iPhone、Google Pixel、Galaxy Sシリーズなど、ド定番のメジャーなスマホ以外を選ぶときは、レビューや評判はよくチェックしておきましょう。
安いスマホほどハズレは多い
10万円を超える高いスマホだと、相対的に良い・悪いはありつつも、ハズレは非常に少ないです。
一方で2~4万円台になると、どうしてもハズレは増えてきます(安いから我慢できるというのはありますが……)。
ライトユーザー向けの安いスマホを買う時ほど、むしろよく精査するが必要があるので、難易度が上がります。
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「2年くらい前のハイエンド⇒最新の安いスマホ」の機種変は注意
よくある失敗として、2年ほど前のハイエンドから、最新の安いスマホに乗り換えて後悔するというパターンが挙げられます。
スマホの性能は、大きく次の3つのランクに分かれます。
- ハイエンド(10万円超など)
- ミドルレンジ(4~8万円台くらい)
- エントリーモデル(2~3万円台)
超ざっくり言うと2年前のハイエンドスマホは最新のミドルレンジ・エントリーモデルより性能は上です。
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と機種変更すると、残念な思いをすることがあります。
2023年に買うべき定番スマホはコレ
2023年に買うべき定番のコスパスマホとしては、結局のところ、以下になるかと思います。
- Google Pixel 7a / 7
- iPhone 14シリーズ
身も蓋もない話ですが、AndroidならGoogle Pixel、iPhoneならiPhone 14を選んでおけば、間違いありません。
クオリティが群を抜いて高く、利用しているユーザーも多いので、安心して使えます。
Google Pixel 7a / 7は定番
Androidでハズレを避けて、定番の機種を買うなら「Google Pixel 7a」「Google Pixel 7」がおすすめ。
コスパ抜群で評判が高く、万人にマッチします。
- Googleならではの最高クラスのカメラ
- 「Google Tensor G2」で処理性能も優秀
- 文字起こし・消しゴムマジックなどの独自機能
キャリアでは、Pixel 7は在庫切れまたは販売終了しており、今から買うならPixel 7aとなります。
Pixel 7aは、各キャリアでプログラム利用により6~7割ほどの負担減があり、2万円台から利用が可能です。
一括で買うなら、キャリアで買わずにイオシスなどでPixel 7の中古品を狙ってみるのも選択肢となります。
中古・未使用品だと、Pixel 7とPixel 7aの価格差が限りなく小さくなっているので、上位モデルのPixel 7を選ぶことをおすすめします。
「iPhone 14」シリーズはやっぱり安心
iPhone 14の最新モデルは、カメラ、処理性能、スピーカー、ディスプレイのどれをとっても一級品で、やはりクオリティが高いです。
価格はしっかりめですが、リセールバリューが高いので、数年おきに売却して買い替えるなら、費用も抑えられるでしょう。
安く買うなら、iPhone SE(第3世代)も選択肢に入ります。iPhone 14と比べると、カメラ・バッテリーに多少の妥協が必要なことは注意です。
まとめ
2023年9月現在だと「OPPO A77」「Redmi 12C」「arrows N」は要注意です。
「Galaxy A23 5G」「Xperia 10 V」「moto g13」は場合によってはおすすめですが、他の選択肢も含めて検討するのがベターです。
地雷のスマホを避けるなら、何よりも評判やレビューをチェックしておくことが重要です。
当サイトでもスペックを解説したり、実際に使って感じたことをレビューしたりしているので、参考にしてくださいね!
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