先日、ソニーが一部のXperiaに対して提供を開始した8月分セキュリティパッチを含む最新のソフトウェアアップデート。
当サイトでも、このアップデートでXperia 1 Vにはアプリごとにリフレッシュレートをカスタマイズされる機能が追加される、という件についてお伝えしたばかりです。
しかし今回、この最新ファームウェアへアップデートをした一部のXperiaスマートフォンで、深刻な不具合が報告されていることが判明しました。
Redditユーザーが報告していたもので、このユーザーはXperia 1 IVを最新のファームウェアにアップデートしたところ、再起動の際にリカバリーモードが表示され、システムの起動が不可能になったとのこと。
その後、何度も再起動などを試みるものの、システムは立ち上がらずに事実の上の文鎮化、となっている模様で、他にも数名のユーザーがアップデート後の同様の症状を訴えています。
このユーザーはXperia 1 IVでの発症例を報告していますが、スレッドを追うと、Xperia 1 Vでも同様の不具合が出ている模様。
なお、この8月分セキュリティパッチを含む最新ファームウェアが提供されているのは今のところ中国・アジア版のXperia 1 VおよびXperia 1 IV/5 IVのみの模様。
よって、不具合の発生範囲は限定的です。
また、Reddit上の別のスレッドでは、この不具合のため、現在、この最新バージョンのファームウェア・アップデートの提供は中断されているといった報告も。
ただ、アップデート提供中断の情報については不確実な部分もあるので注意が必要です。
国内版Xperiaのファームウェアアップデートは今のところ6月分セキュリティパッチで止まっており、まだ最新バージョンは未提供です。
アップデートの提供を本当に中断していればよいのですが、もしそうでなければ、近日中に国内キャリア版やSIMフリー版にもこの8月分セキュリティパッチを含むアップデートが提供される可能性も。
よって、もしXperia 1 Vや1 IV/5 IVにアップデートが下りてきても現時点では様子見をするのが賢明かもしれません。