iPhoneの容量が動画で一杯！iPhoneの動画のバックアップは何がおすすめ？

iPhoneはカメラの性能が大きく向上しており、写真も凄いですが動画に関しては普通のビデオカメラよりも優れています。

写真に関しては一眼カメラの方が綺麗ですが、動画に関しては専用カメラよりもiPhoneをおすすめする程です。

しかし、高解像度の動画はすぐに容量が一杯になってしまいますよね。

また写真と違って動画をクラウドサービスで保存するのはまだまだ現実的はありません。

そこでこの記事ではiPhoneの動画をバックアップするおすすめの方法を紹介します。

よろしければ参考にしてください。

iPhoneの容量が動画で一杯になる理由
1. ストレージ使用容量を確認する方法
2. 動画の設定を変更・確認する方法
iPhoneの動画のバックアップは何がおすすめ？
おすすめの動画バックアップ方法を比較
まとめ：一番おすすめのバックアップ方法

iPhoneの容量が動画で一杯になる理由

まずiPhoneの容量が動画で一杯になる理由ですが、動画は写真やアプリと比べてデータ容量が圧倒的に多いからです。

1分間のビデオサイズをまとめると以下の通り。

撮影設定	1分間のおよそのデータ量
720p HD/30fps	40MB
1080p HD/30fps	60MB
1080p HD/60fps	90MB
4K/24fps	135MB
4K/30fps	170MB
4K/60fps	400MB

一番画質が良く、滑らかに撮れる「4K／60fps」の設定で撮影すると3分間で1.2GBのデータ容量になります。

iPhoneの一般的な容量は128GBなので、こんな調子で動画を撮っているとあっという間に動画で容量が一杯になるのです。

実際にストレージ容量を確認すると動画が圧倒的な割合を占めていると思います。

ストレージ使用容量を確認する方法

iPhoneは設定からストレージ容量の詳細を確認することができます。

確認方法

設定→一般→iPhoneストレージ

ストレージの設定が画面で使用済の容量と使用量の多いアプリとその容量を把握することができます。

動画の設定を変更・確認する方法

動画の画質などの設定もiPhoneの設定アプリから変更・確認することができます。

変更・確認方法

設定→カメラ→ビデオ撮影→設定を確認・変更

設定は下の設定ほど高画質で滑らかな撮影ができますが、その分必要なデータ容量も大きくなります。

おすすめは「1080p HD/30fps」もしくは「4K/30fps」です。

僕は綺麗な画質の方が良いので「4K/30fps」を使用していて、撮影時間が長くなる時だけ「1080p HD/30fps」にしています。

まつりくん

スポーツなどの動きが速い動画を撮る時は60fpsの設定が良いです容量がかなり必要です。

iPhoneの動画のバックアップは何がおすすめ？

iPhoneの動画はどこにバックアップするのがおすすめなのかを紹介します。

まず最初におすすめの動画バックアップ方法を表にまとめると以下の通りです。

おすすめのバックアップ方法	特徴
iCloud+に保存する	・5GBまで無料・AppleのサービスなのでiPhoneとの相性が良い
Amazonプライムフォトに保存する	・5GBまで無料・クラウドサービスなので便利
外部ストレージに保存する	・安く大容量の保存ができる・手動でバックアップが必要・クラウドに比べると手間が掛かる

それぞれ詳しく解説します。

写真のバックアップのおすすめはこちら

撮った写真どうする？iPhoneの写真をバックアップするおすすめの方法

iCloud+にバックアップする

お金は掛かりますが一番手間が掛からず確実なのでAppleのクラウドサービスである「iCloud+」です。

設定さえしておけば寝ている間に新しく撮った動画をバックアップしてくれます。

更にiPhoneの写真アプリからいつでも閲覧可能で、クラウド上に保存されているのでデータが消える心配もありません。

メリット

自動でバックアップしてくれる
データが消える心配をしなくて良いので安心感がある
iPhoneの写真アプリからいつでも見れる

デメリット

無料は5GBまで（動画の保存には不向き）
月額料金が高い

お金に余裕があれば絶対に利用したいサービスなのですが、毎月料金が掛かるのでランニングコストが高いです。

容量	月額料金
50GB	月額130円（税込）
200GB	月額400円（税込）
2TB	月額1,300円（税込）

2TBだと一番容量の高い設定でも80時間ぐらいの動画が保存できるので、めちゃくちゃ動画を撮ったりしない限りは十分です。

Amazonプライムフォトに保存する

プライム会員であれば写真は無制限に保存できるAmazonプライムフォトですが、動画だと無料で5GBまで保存ができます。

メリット

自動でバックアップしてくれる
データが消える心配をしなくて良いので安心感がある
専用アプリから保存した動画をいつでも見れる

デメリット

動画は5GBまでは特典内（それ以上は別料金）
プライム会員の月額料金が値上げされる可能性がある

有料プランの場合はAppleのiCloud+の方が価格が安くお得なので、iCloud＋を利用するのがおすすめですが、

5GB分の動画は無料なので、本当に大事な動画だけプライムフォトに保存するのも良いと思います。

5GBでも「4K/30fps」の動画であれば約30分ぐらいの動画が保存できるので、本当に大事な動画だけ保存する場合にはおすすめです。

無制限で写真を保存できる

プライム会員の詳細をみる

登録は簡単！数分で完了します

写真のバックアップはAmazonプライムフォトが最強！特徴を徹底紹介

外部ストレージにバックアップする

少し手間は掛かりますが一番安く大量の動画を保存できるのが外付けHDDや外付けSSDを使う方法です。

外付けHDDなら4TBでも1万円以下で購入することができます。

自分で管理する分、クラウドサービスに比べるとデータが消えるリスクが高まりますが、毎月お金が必要になることもありません。

メリット

安く大容量データを保存ができる
比較的寿命が長い

デメリット

デリケートな物なので過信は禁物（できれば2つ以上に同じデータを保存するのがおすすめ）
通常はパソコンが必要

外付けHDDや外付けSSDを使う場合は、故障によるデータ消失リスクを下げる為、外部ストレージを2つ用意して同じデータを保存するのがおすすめです。

保存の流れ

iPhoneとパソコンを繋いでパソコンに写真を保存
パソコンに保存した写真を外付けHDDに保存する

まつりくん

僕は外付けHDDと外付けSSDにそれぞれ同じデータを保存して、どちらか一方が壊れてもデータが消失しないようにしています。

HDDとSSDはどっち良い？僕が外付けSSDをおすすめする7つの理由

おすすめの動画バックアップ方法を比較

ここまでiPhoneの動画をバックアップするおすすめの方法について紹介しました。

結局どの方法を選ぶかは自分の使い方や、予算によって決めるのが一番です。

おすすめのバックアップ方法を比較するので、参考にしてください。

バックアップ方法	信頼性	手間	コスト
iCloud+	故障はない	掛からない	毎月必要
プライムフォト	故障はない	掛からない	毎月必要
外付けHDD	故障する可能性がある	自分で保存する	買い切り
外付けSSD	故障する可能性がある	自分で保存する	買い切り

信頼性を比較

「iCloud+」や「プライムフォト」はクラウドサービスなので、どこかのサーバーにデータが保存されています。

そして大企業が運営するサーバーなので、バックアップ体制も十分でデータが消えるリスクはありません。

しかし、自分で保存する外付けHDDや、外付けSSDは経年劣化や落としてしまうなどの物理的故障のリスクがあります。

絶対にデータが消えるのは嫌だという場合はクラウドサービスが確実です。

バックアップの手間を比較

バックアップ方法	保存する時	見る時
iCloud+	自動保存	アプリでそのまま見れる
プライムフォト	自動保存	アプリでそのまま見れる
外付けHDD	自分で保存	1回iPhoneに戻すか、パソコンで見る
外付けSSD	自分で保存	1回iPhoneに戻すか、パソコンで見る

クラウドサービスの場合はサーバーに保存されているので、様々なデバイスからデータにアクセスできます。

また設定しておけば寝ている時などに自動でバックアップしてくれるので本当に手間が掛かりません。

一方で外付けHDDやSSDの場合は自分で保存する必要があり、場合によってはパソコンが必要です。

手間に関しても圧倒的にクラウドサービスが便利です。

コストを比較

信頼性や手間はクラウドサービスが断然良いですが、コストは外付けストレージを自分で用意する方が圧倒的に安いです。

バックアップ方法	容量	月々の料金	4年の料金
iCloud+	2TB	1,300円	62,400円
プライムフォト	2TB	2,600円	124,800円
外付けHDD	2TB	187円 2つ用意しても 374円	8,980円 2つ用意しても 17,960円
外付けSSD	2TB	346円	16,611円