少し前に、国内のAndroidスマートフォン市場でPixelスマートフォンがシェアトップとなり、
さらにPixelスマホの最大市場が日本になったという件についてお伝えしました。
しかし今回、日本だけでなく、北米やオーストラリアといった他の国・地域でもGoogleのPixelスマートフォンが大きくシェアを伸ばしていることが明らかになりました。
Pixelスマホが日本以外でもシェアを拡大中
以下は2023年第一四半期における北米(つまりカナダ、米国、メキシコ)におけるスマートフォンメーカーのトップ5。
アップル(iPhone)が全体のトップで、Android市場ではサムスンがトップという順位に変更はありませんが、この4半期でサムスンとモトローラはシェアを大きく崩られているのが分かります。
その一方で、Goolge(Pixel)は順位こそ変わらないものの、シェアを20%も拡大しています。
また、オーストラリアでのPixelスマホのシェア拡大はさらに大きく:
2021年と2022年の第4四半期を比較すると、1年間でシェアが倍近く、出荷台数でも80%の増加となっています。
そして以下は日本市場:
先の報告通り、やはり2023年Q1にPixelは国内Android市場でトップシェアに。
前年同期比でなんとシェアが4倍にもなっているのが分かります。
以前、国内でのAndroid市場はiPhoneとPixelの一騎打ちの様相を見せてきている、とお伝えしましたが、この感じだと、国内ほどペースは速くはなさそうですが、やはり徐々にアップル対Googleというスマホ最終決戦が待っているのかもしれませんね。