2023年版の新型Xperia、といえば、これまで正式発表・リリース済みの機種はXperia 1 VとXperia 10 Vの2モデル。
そして秋ごろにXperia 5 Vが投入されるのはほぼ確実としても、同モデルとは別にもう1機種、新型Xperiaが存在すると言われています。
そんな中、Weibo経由で少し意外なチップセットを搭載した未発表Xperiaのベンチマークスコアが発見されたという情報がでてきました。
ご覧のように「SONY」や「Xperia」といった記述は確認できませんがモデル名が「PM-1421-BV」とあります。
「PM-14xx-BV」はXperiaスマートフォンに割り振られるモデルコード?と呼ばれるもので、例えばXperia 1 Vは「PM-143x-BV」、Xperia 10 Vは「PM-144x-BV」といったようになっています。
つまり、このPM-1421-BVはこのモデルコード的にはXperia 1 Vや10 Vよりも先に開発が始まっていた機種という可能性が高いということに。
そしてさらに興味深いのがチップセットで、「SM6450」とあります。
これはクアルコムのミッドレンジ向け最新チップセットの一つ、Snapdragon 6 Gen1の型番。
ご存知のように、今年のミッドレンジモデル、Xperia 10 VはこのSnapdragon 6 Gen 1の搭載が期待されていましたが、実際には昨年の10 IVからチップセットは据え置きで、Snapdragon 695を搭載。
それがここにきてそのSD6Gen1搭載の謎のXperiaの存在が浮上する、というはタイミング的もかなり不思議な感じがします。
さらにミッドレンジにもかかわらず、搭載メモリが12GB RAMとなっているのも気になるところです。
未発表のXperia ACE IVが10 Vよりも高性能なチップセットを搭載するというのもまずありえないように思えます。(ましてや12GB RAMなどさらにあり得ません)
また、次世代のXperia 10 VI?のベンチマークが出てくるにはタイミングが早すぎます。
となると、もしこの機種が実在するのであれば、2023年に展開される新シリーズのミッドレンジXperiaという可能性が高そうです。