ソニーの最新ミッドレンジ「Xperia 10 V」。
チップセットがSnapdragon 695で据え置き、メモリ・ストレージ容量も据え置きで前モデルから価格アップというある意味「サプライズ」の多い機種ですが、今回、同モデルの売れ行きに関して、少し気になる情報が見つかりました。
Xperia 10 Vの売れ行きは前作の1/10?
I had a chance to talk to the owner of a smartphone store, and he told me that while the Xperia 1 V is selling better than the previous model, the 10 V is selling about 1/10th of 10 IV.
とあるスマートフォンストアのオーナーと話す機会があったのですが、Xperia 1 Vの売れ行きは前モデルより好調なものの、10 Vの売れ行きは1/10程度とか。
どこの国・地域かは不明ですが、海外の一部ではXperia 1 Vの売れ行きは1 IVより好調である一方、10 Vは10 IVの10分の1程度しか売れていない、というショッキングな内容。
国内でも発売1か月でレビュー数「1」の異常
これ、国内ではどうなのでしょう?
確かに、価格.comを見てみても、Xperia 10 Vのレビュー数は発売1か月以上が経った現時点でも「1」。
昨年のXperia 10 IVの発売1か月後のレビュー数を把握しているわけではありませんが、同モデルは発売当初からそこそこの売れ行きで、少なくともレビュー数「1」ということはなかったはず。(10件以上はあったような…)
この点から見ても、Xperia 10 Vの不人気さはソニーの「主力モデル」としてしは異常と言わざるえません。
また、昨年は国内ではXperia 10 IVより安価なXperia ACE IIIがリリースされていましたが、今年は今のところその後継機は未発表でXperia 10 Vの競合となる機種は少ないはず。
また、単にユーザー数が少ないため、という面もあるとは思いますが、今のところXperia 10 Vはこれといった不具合報告もなく、機種自体が特に低評価という印象は受けません。
それでも売れ行きがここまで悪い、というのはやはり搭載チップセット据置きにも拘らず価格アップ、というのが一因であることは間違いなさそうですね。