Xperiaスマートフォン向けのAndroid 14アップデート予定。
まだ、公式にはアップデート対象機種は明らかになっていませんが、少なくとも、今年のXperia Vラインナップと、昨年のXperia IVが提供対象となることは間違いなさそうです。
そんな中、このXperia向けの次期OSアップデートとともにアップグレードされる機能に関する興味深い情報がリークされていました。
The centerpiece of the Android 14 update for the latest generation Xperia is a major transformation of the camera app’s basic mode and game enhancer.
「最新世代Xperia向けのAndroid 14アップデートの目玉はカメラアプリのベーシックモードとゲームエンハンサーの大規模な変革になる」とのこと。
ベーシックモード進化でオート撮影が捗る?
Xperiaのカメラアプリのベーシックモード(BASIC)は細かな調整などをせずに撮影する際に使われる、いわば「オートモード」で私を含むカメラ素人には必須の機能。
一方、Xperiaのオート撮影モードで撮影した画像は、他のフラッグシップ機種の同等のモードで撮影した画像と比べると見劣りするという声も少なくありません。
そういった意味で、このXperiaのカメラのBasic Modeに何らかの機能向上が図られる、というのは楽しみです。
ゲームエンハンサーの進化はダイレクト給電の独立?
一方、ゲームエンハンサーの「変革」に関しては見当もつきませんが、おそらく高負荷のかかる動作の際のスロットリング調整などができるようになるのかもしれません。
一方、以前より、ゲームエンハンサーの一部機能であるダイレクト給電機能「HSパワーコントロール」がゲームエンハンサーから独立してシステムレベルで使用可能な機能になる、といった噂もあります。
もしこれが事実であれば、このHSパワーコントロールの独立も変更点の一つなのかもしれません。
対象はXperia 1 VとXperia 5 Vかも?
一方、少し気になるのはそのアップデート内容が「最新世代のXperia向け」とされていること。
となると、これら二つの機能の大規模な機能向上が図られるのはXperia 1 Vと秋ごろのリリースが期待されているXperia 5 Vのみ、ということになり、Android 14アップデート対象のXperia 1 IVや5 IVには同様の機能向上アップデートは提供されない、という可能性もありそうです。
(Xperia 5 Vはひょっとするとデフォルトでアップデート済みのこれらの機能が搭載されている可能性も。)