シャオミの最新ミッドレンジモデル、Redmi 12 5G。
中国では少し前にリリース済みのRedmi Note 12Rのグローバル市場向けリブランド機種で、先日、インドで先行リリースされました。
IMEIデータベースから国内向けモデルの型番が発見されたとで、国内リリースも確実となっている同モデルですが、Snapdragon 4 Gen 2を世界初搭載のモデル、ということでその性能についてはまだ不明な点も多い状態。
というわけで今回はGeekbenchで登場し始めたインド版Redmi 12 5Gと他機種の性能を比べてみたいと思います。
Redmi Note 5Gに搭載のSD4Gen2のベンチマーク性能はどれくらい?
Redmi 12 5GのGeekbench 6におけるベンチマークスコアはシングルコアが900ポイント前後、マルチコアが2000ポイント前後といったところ。
一方、以下は今年初めに中国でリリースされたSnapdragon 4 Gen1を搭載したRedmi Note 12 5Gのベンチマークスコア。
こちらはシングルコアが800前後、マルチコアが平均で2000ポイント弱、といったところでしょうか。
SD4Gen1→SD4Gen2の性能進化は1割前後
つまり、Snapdragon 4 Gen1→Gen2でのベンチマーク上での性能進化は1割前後といったところ。
これはチップセットの1世代での性能向上幅としてはかなり少なめです。
ただ、国内では今のところSnapdragon 4 Gen 1搭載機は展開されておらず、比較対象としてはその1世代前のSnapdragon 480や480+を搭載したモデル、ということに。
実際、SD480+搭載のモトローラの最新モデル、moto g53j 5Gのベンチマークスコアを見てみると:
これと比べると、SD4Gen2搭載のRedmi 12 5Gの性能は2割増しといったところです。