昨日発表、即日発売となったシャオミの新型タブレット「Xiaomi Pad 6」。
価格は6GB+128GB版が4万9800円、8GB+128GBが5万9800円と前モデルの4万3780円/5万4780円と比べると若干の価格アップとなっています。
ただ、円安+インフレのダブルパンチでほとんどのスマートフォンでも過去モデルから価格は上昇しており、これくらいの価格アップは仕方がないかな、という気も。
一方、同モデルはチップセットがSnapdragon 870搭載で前モデルのSD860からは1世代新しいものが搭載されており、その性能差は気になるとことろです。
(SD870は2020年のSD865のクロックアップ版、SD860は2019年のSD855のクロックアップ版)
というわけで今回は、このSD870とSD860がベンチマーク上でどの程度の性能差があるのか、という点を見てみたいと思います。
Xiaomi Pad 6とXiaomi Pad 5の性能比較
まずはAntutuベンチマークでの比較:
SD870のCPU性能はSD860よりも4割程度、GPU性能は2割程度高くなっており、全体では3割弱のスコア向上といったところ。
次はGeekbenchベンチマークでの比較:
シングルコア・マルチコアのいずれのスコアでもSD870が3割程度勝っており、Antutuと合わせても、Xiaomi Pad 6の性能はXiaomi Pad 5からは3割前後は向上している、と言ってよさそうです。
Xiaomi Pad 6 vs Xiaomi Pad 5スペックの違いは?
なお、Xiaomi Pad 6のPad 5からの主なスペック面での進化点は以下の通り:
- チップセット:Snapdragon 860→Snapdragon 870
- ディスプレイ解像度:2560×1080→2880×1800
- 最大リフレッシュレート:120Hz→144Hz
- ディスプレイ輝度:500nit→550nit
- メモリ規格:LPDDR4X→LPDDR5
- バッテリー容量:8620mAh→8840mAh
- 重量:511g→490g