ゴリラ
2023年7月20日、ドコモ、ソフトバンクからAQUOS R8 proが発売されました。
今回は2モデル体制で、ドコモからより手に取りやすい価格帯の「AQUOS R8」も発売予定です。
本記事では、AQUOS R8 / R8 proの注目ポイントをサクッとお伝えします。
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AQUOS R8 / R8 proのスペックを総チェック
まず、スペックシートを掲載しておきます。
スクロールできます→
AQUOS R8 | AQUOS R8 pro | |
---|---|---|
サイズ | ・縦:約159mm ・幅:約74mm ・厚み:約8.7mm | ・縦:約161mm ・幅:約77mm ・厚み:約9.3mm |
重さ | 約179g | 約203g |
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 | |
RAM | 8GB | 12GB |
ストレージ | 256GB | |
SDカード | 最大1TB | |
ディスプレイ | 約6.39インチ Pro IGZO OLED Full HD+(2,340×1,080) | 約6.6インチ Pro IGZO OLED WUXGA+(2,730×1,260) |
リフレッシュレート | 1~240Hz | 1~240Hz |
カメラ | ・標準:約5,030万画素 1/1.55インチセンサー ・広角:約1,300万画素 | ・標準:約4,720万画素 1インチセンサー ・測距用センサー ・14chスペクトルセンサー |
バッテリー | 4,570mAh | 5,000mAh |
生体認証 | 顔認証/指紋認証 | 顔認証/指紋認証 |
防水・防塵 | IPX5/IPX8/IP6X | IPX5/IPX8/IP6X |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
ワイヤレス充電 | ✕ | 〇 |
イヤホンジャック | 〇 | 〇 |
eSIM | 〇 | 〇 |
キャリア | ドコモ | ドコモ/ソフトバンク |
今回は、AQUOS R7の後継となる「AQUOS R8 pro」に加え、手頃な下位モデルとして「AQUOS R8」も選べます。
スペックは、RAM、画面サイズ、カメラなどに違いがあります。
両機種ともOSバージョンアップ最大3回、セキュリティアップデート最大5年を保証しています。
AQUOS R8 / R8 proの注目のスペックは、以下のとおり。
- カメラは14chスペクトルセンサーが新要素
- Snapdragon 8 Gen 2(AnTuTuは120万点超)
- カメラリングで放熱するサーモマネジメントが斬新
カメラには「14chスペクトルセンサー」を初搭載
- 1インチの大型イメージセンサー
- ライカカメラ監修のズミクロンレンズ
- 14chスペクトルセンサー⇐New
AQUOS R8 proはR6、R7に続き、1インチセンサーとライカカメラ監修のズミクロンレンズを搭載しています。
さらに注目は初めて搭載された14chスペクトルセンサー。撮影時に光の強さや色味を測定して補正してくれます。
「見たままを表現する」「自然なボケ感」など、1インチセンサーを軸にしたカメラの強みがさらに磨かれています。
寿司食った
AQUOS R8 Proでお寿司写真撮ったらめっちゃ綺麗に撮れた
いっぱい写真撮っていこう pic.twitter.com/F3E8VYePRn— 涼介太郎 (@ryosuketaro0630) July 21, 2023
夜景の評判も上々です。「ナイト」での撮影には、「星空」「花火」などの専用撮影モードが追加されました。
AQUOS R8 proで撮影 #aquosr8pro pic.twitter.com/fIjE6pQpCF
— sigeharucom(もし凍結されたら@sigeharucom2作ります) (@sigeharucom) July 22, 2023
カメラスペックの詳細は以下。AQUOS R8の方は各種センサーの搭載がない代わりに、広角カメラが付いています。
▼AQUOS R8 pro▼
- 標準カメラ
- 約4,720万画素 CMOS
- ライカカメラ社監修 1インチセンサー
- F値 1.9
- 電子式手ブレ補正
- 測距用センサー
- 14chスペクトルセンサー
▼AQUOS R8▼
- 標準カメラ
- 約5,030万画素 CMOS
- ライカカメラ社監修 1/1.55インチセンサー
- F値 1.9
- 電子式手ブレ補正
- 広角カメラ
- 約1,300万画素 CMOS
- F値 2.3
- 電子式手ブレ補正
SoCはSnapdragon 8 Gen 2|AnTuTuは120万点超
SoCには「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載。消費電力・発熱の評判が良く、久々に”当たり”と言われているSoCです。
AQUOS R8 proのAnTuTuベンチマークは120~130万点ほどで、期待通りの高スコアです。
RAM容量はR8が8GB、R8 proが12GB。
AQUOS R8 Pro、やっと環境移行が終わったのでAntutuベンチマーク取ったら軽く120万超え。
さすが20万超えするハイエンドスマホだけあるなし。 pic.twitter.com/RKWSRV5LNb— 細川隆好 JK2JXL JK1FBL さいたまTH43 (@jk2jxl) July 20, 2023
SoC以外でも、240Hz駆動の高速表示ができるディスプレイ、イヤホンジャック搭載など、ゲーム向きなスペックです。
ながら充電でのバッテリー負荷を減らす「ダイレクト給電」にも対応しています。
カメラリングで放熱するサーモマネジメントが斬新
R8 proの外観はR7とそっくりですが、明確に違うのが大型カメラリングを新たに搭載していることです。
CPUやカメラセンサーの熱を、カメラリングに誘導して逃がす放熱設計で、発熱の問題を解決しているとのこと。
ちなみに標準モデルのR8はリングが小さいものの、R8 proと同じ放熱の仕組みを搭載しています。
R7は放熱の評判がイマイチだっただけに、しっかりと改善してきているのは好印象です。
AQUOS R8 pro、今のところ安っぽいプラスチックリアパネルを除けばかなり満足度高いです。暗部の潰れやムラが改善され高画質になったディスプレイ、R6と比べればスピーカーの音もかなり良くなり、なにより発熱が明らかに少なく安定したパフォーマンス。 pic.twitter.com/wqUndO9fV2
— ルプカ (@lupucan) July 22, 2023
AQUOS R8はハイエンドなsenseシリーズ?
AQUOS R8は「身近なハイエンド」という位置づけで、senseシリーズでおなじみの特徴が踏襲されています。
- 軽量ボディ(約6.39インチながら約179g)
- MIL規格に準拠。タフで壊れにくい
- 物理指紋センサー、広角カメラあり
- 見た目も何となく似てる
これまでsenseシリーズの軽さや丈夫さに魅力を感じつつも、処理性能などを理由に候補から外していた人も多いのでは。
AQUOS R8は「ハイエンドな一般ユーザー向け」という、今までのAQUOSスマホになかった立ち位置です。
ゴリラ
iPhoneで言うところの「無印モデル」のようなイメージだな!
AQUOS R8 / R8 proの価格
AQUOS R8 / R8 proの価格は以下のとおり。カッコ内はプログラム適用時の負担額です。
▼AQUOS R8の価格▼
- ドコモ:価格未定
▼AQUOS R8 proの価格▼
AQUOS R8のカラーはブルー、クリームの2色です。
AQUOS R8 proのカラーはブラックの1色です。
AQUOS R7はソフトバンクで負担額42,720円
2023年7月現在、ソフトバンクの1世代前モデルAQUOS R7は、新トクするサポートを適用すると、2年間、42,720円の負担で利用できます。
2022年4月に新トクするサポートが改定され、負担額が大幅に軽減されています。
AQUOS R8 / R8 proの価格がどうしてもキツイのであれば、型落ちのR7に目を向けてみるのもアリかもしれません。
ちなみにソフトバンクユーザー以外でも、新トクするサポートに加入した上で端末のみの購入(白ロム)できます。
また中古なら、例えばイオシスで9万円を切っています(2023年7月)。ただし、どの中古ショップも在庫はそれほど多くないようです。
AQUOS R8 proとXperia 1 Vを比較
AQUOS R8 proとXperia 1 Vで迷っている人はかなり多いようです。Xperia 1 Vとスペックを比較してみましょう。
スクロールできます→
AQUOS R8 pro | Xperia 1 V | |
---|---|---|
サイズ | ・縦:約161mm ・幅:約77mm ・厚み:約9.3mm | ・縦:約165mm ・幅:約71mm ・厚み:約8.3mm |
重さ | 約203g | 約187g |
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 | |
RAM | 12GB | |
ストレージ | 256GB | |
SDカード | 最大1TB | |
ディスプレイ | 約6.6インチ Pro IGZO OLED WUXGA+(2,730×1,260) | 約6.5インチ 有機EL 4k(3,840×1,644) |
リフレッシュレート | 1~240Hz | |
カメラ | ・標準:約4,720万画素 1インチセンサー ・測距用センサー ・14chスペクトルセンサー | ・超広角:約1,220万画 ・広角:約1,220万画素 1/1.35インチセンサー ・望遠:約1,220万画素 |
バッテリー | 5,000mAh | |
生体認証 | 顔認証/指紋認証 | |
防水・防塵 | IPX5/IPX8/IP6X | |
スピーカー | ステレオ | |
ワイヤレス充電 | 〇 | |
イヤホンジャック | 〇 | |
eSIM | 〇 |
Xperia 1 Vの価格はこちら。AQUOS R8 proの価格も再掲。
▼Xperia 1 Vの価格▼
▼AQUOS R8 proの価格▼
両機種を比べたときのXperia 1 Vの注目ポイントは以下の2点。
- Xperia 1 Vは新イメージセンサーに注目
- Xperia 1 Vはスピーカー・ディスプレイが強い
Xperia 1 Vは新イメージセンサーが注目
Xperia 1 Vは、1/1.35インチに大型化した新イメージセンサー(Exmor T for mobile)を搭載したことが目玉です。
※作例はこちらの記事にまとめています。
その他、
- 超広角、望遠(3.5~5.2倍)
- 「α」を再現したカメラアプリ
といった点もAQUOS R8 proにはないメリットです。
どちらもカメラが最大の売りですが、全く別物で思想が異なります。
明確な優劣はなく、用途や好みによってどちらを選ぶべきか変わります。
Xperia 1 Vはスピーカー・ディスプレイが強い
Xperia 1 Vは前面にスピーカーが配置され、ユーザーに向かって音が出る構造です。
ディスプレイは今回も4K解像度に対応し、AQUOS R8 proと同じ最大240Hzです。
ゲームに没頭できるゲームエンハンサーアプリもあるなど、エンタメを楽しむための機能はXperia 1 Vが優位な印象です。
まとめ
AQUOS R8 / R8 proは、14chスペクトルセンサー、Snapdragon 8 Gen 2、大型カメラリングなどがこれまでになかった新しい要素です。
基礎スペックはマイナーアップデートですが、完成度はグッと高まっていて、R7の発売時よりも評価が高いことが伺えます。
カメラにこだわりたい、AQUOSのオリジナル要素に魅力を感じるなら、各社のプログラムを使いつつ、購入を検討されてみてはいかがでしょうか。
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