先日、公式プロモーション動画がリークされたソニーの未発表フラッグシップ「Xpria 5 V」。
その外観から、同モデルではリアカメラが一つ削られ、デュアル仕様となることが確認されました。
そして今のところの情報ではこの削られるカメラは望遠カメラである可能性が高く、一般的にはXperia 1 Vと比べるとカメラ周りが劣るという認識がされています。
しかし今回、このXperia 5 Vの「望遠カメラ非搭載」に関して興味深い新情報がリークされていました。
Weibo上でカメラ関連の情報リーカーとして知られている人物からのもので、Xperia 5 Vのリアカメラはメインカメラが望遠カメラを兼ねることによって:
・16mm F2.2, 1/2.29”
・24mm F1.9, 1/1.43”
・48mm F1.9, 1/2.86”
という仕様になるとのこと。
これは4800万画素の中央部分をクロップして1200万画素センサーとして使う仕様で、iPhone 14 Proで使われている技術。(その仕組みについてはこちらの記事がオススメ)
要は、ズーム撮影の際、実質的なセンサーサイズは半分になるものの、これにより、デジタルズームではない「リアルな」2倍ズームカメラとして使うことが可能になる、ということ。
Xperia 1 Vのカメラはメインカメラでの撮影時は大きな性能進化を遂げたと評価されていますが、望遠カメラの評価はかなり微妙で、前モデルからの進化は乏しいと言わざるえない状況。
また、前モデルのXperia 5 IVもペリスコープ望遠カメラは非搭載なので、メインカメラが12MPの48mm望遠カメラを兼ね備えるのであれ、これは事実上の「進化」とすらなる可能性もありそうです。