クアルコムが先日発表した最新SoC、Snapdragon 7+ Gen2。
すでにシャオミの最新ミッドレンジ、Redmi Note 12 Turboなどに搭載されることが確定しており、その性能は昨年のSnapdragon 8 Gen1を大きく上回るほどであることが明らかになっています。
一方、このRedmi Note 12 Tuboは中国限定リリースと言われており、日本での発売の可能性はかなり低いです。
しかし今回、このSnapdragon 7+ Gen2を搭載したスマートフォンが国内リリースされる可能性が浮上しました。
少なくとも日本のメーカー一社がSD7+Gen2搭載のスマートフォンを発売します。
ちなみに、現在スマートフォンをリリースしている国内メーカーと言えば以下の4社:
SONY (Xperia)
Sharp (AQUOS)
FCNT (arrows)
京セラ
Sharpは厳密には台湾企業ですが、まだ一応日本のメーカーと認識されることもあるので、ここでは一応入れておきます。
そして仮に今回の情報が正確なものと仮定した場合、このSD7+Gen2搭載機とリリースするのはどのメーカーとなるのでしょう?
まず、京セラは個人向けスマホ事業からの撤退を表明しましたが、TORQEシリーズは継続する意向を示しています。
そして同社の新型TORQUEの米国版、「DURAFORCE PRO 3 」はSnapdragon 7 Gen 1を搭載することが確実。
よって、京セラが連続してSD7Gen2搭載モデルを出す可能性はかなり低く、候補から外してよいと思います。
また、FCNTも先日民事再生法を申請しており、少なくとも当分新型モデルの投入はないはず。
よって、同社も候補から外れます。
よって、消去法で有力なのはソニーのXperiaかシャープのAQUOSということに。
個人的には新型Xperiaへの搭載を期待したいところです。
が、新Xperiaシリーズが投入となれば話は別ですが、ソニーがこれまでSnapdragon 7シリーズを採用した例はなく、また、現ラインナップの中にも同チップを載せそうな機種はありません。
となると、可能性としては今年の秋冬頃に登場するであろう新型ミッドレンジ、AQUOS sense8 (シリーズ)にSD7Gen2搭載、というのが一番可能性は高いように思えます。