ゴリラ
いよいよGoogle Pixel Foldが発売！評判はどうなのかな？
2023年7月、Google初の折り畳みスマホ「Google Pixel Fold」が3キャリアから発売します。
実機に触れた人の評価は高く、あとは25万円超の価格をどう見るかになりそうです。
本記事では、Google Pixel Foldのスペックを、口コミ・評判にも触れながらレビューします。
先に正直な結論を伝えると、Google Pixel Foldは、
- Galaxy Z Fold4よりも横長
- ベゼルは太め
- カバーディスプレイの幅が大きい
- 本体が薄い
などが特徴。
価格はGoogle公式とドコモで25万円台、auとソフトバンクは28万円台と高額で、プログラムの利用も要検したいところです。
※Google Pixel Foldの各社のキャンペーン情報はこちら
Google Pixel Foldのスペックと評判
まず、スペックシートを掲載しておきますね。
スクロールできます→
| Google Pixel Fold | |
|---|---|
| サイズ (開いたとき) | ・縦：約158.7mm ・幅：約139.7mm ・厚み：5.8mm |
| 重さ | 283g |
| バッテリー | 4,821mAh |
| カバー画面 | 5.8インチ 有機EL フルHD+ (2,092x1,080) 最大120Hz |
| メイン画面 | 7.6インチ 有機EL 2,208x1,840 最大120Hz |
| インカメラ | 9.5MP |
| RAM | 12GB |
| ストレージ | 256GB |
| 防水・防塵 | IPX8の防水 |
| SoC | Google Tensor G2 |
| 生体認証 | 顔認証・ 指紋認証（電源一体） |
| 背面カメラ | ・広角：48MP（f1.7） ・超広角：10.8MP（f2.2） ・望遠：10.8MP（f3.05） |
| eSIM | 対応 |
| SDカード | 非対応 |
Google Pixel Foldの特徴を見ていきましょう。
メインディスプレイは横長｜ベゼルは太め
Google Pixel Foldのメインディスプレイは、開くとミニタブレットサイズになります。
▼メインディスプレイ▼
- 7.6インチ 有機EL
- 解像度2,208 x 1,840
- リフレッシュレート 最大120Hz
- 最大輝度 1,000ニト
メインディスプレイは、正方形ではなく少し横長です。
競合機種のGalaxy Z Fold4と比べると
- Google Pixel Fold：横長（アスペクト比は6：5）
- Galaxy Z Fold4：縦長（アスペクト比は5：6）
という違いがあります。
左がGoogle Pixel Fold、右がGalaxy Z Fold4
横長の方がYouTubeの動画などは大きく表示できます。
Galaxy Z Fold4も横向きにすれば同じぐらい大きく表示できますが、少し手間がかかります。
pixel foldいいなぁ。
アス比が横開きで横に長いっていうのがコンテンツ消費にちょうどいいわ。galaxy foldは縦に長いからサブディスプレイが使いにくそうなんだよな。 pic.twitter.com/MH10CNyGP9
— ウル (@bossunnsan) July 4, 2023
メインディスプレイのベゼルはかなり太めです。ベゼルが気になるという声もチラホラあります。
博多ヨドバシでPixel Foldの実機触れた。閉じた時は思ったよりコンパクトで、開いた時は思ったよりベゼルの太さを感じた。やっぱGalaxyFold5次第やな購入
— あじわい (@ajiwaisoup) June 30, 2023
Pixel foldは見送り！！
やっぱりベゼルが気になる— ♡kook_jimini_o6_13♡ (@jimini_kook_o6) July 6, 2023
カバーディスプレイは幅が太い
本体を閉じると、スマホサイズのカバーディスプレイが使えます。
▼カバーディスプレイ▼
- 5.8インチ 有機EL
- 解像度 2,092 x 1,080
- リフレッシュレート 最大120Hz
- 最大輝度 1,200ニト
カバーディスプレイは、一般的なスマホと比べると幅が広くズングリしています。片手操作はしづらいかもしれません。
Pixel Fold
個人的には横幅が大きく感じた pic.twitter.com/fSGfd5ig98— (@tatsu_g1996) July 4, 2023
カメラはトリプルカメラ｜最大20倍ズームも
カメラは広角＋超広角＋望遠のトリプルカメラです。
- 広角：4,800万画素（f1.7, 1/2型センサー）
- 超広角：1,080万画素（f2.2, 1/3型センサー）
- 望遠：1,080万画素（f3.05, 1/3.1型センサー）
望遠は光学ズーム5倍、超解像ズーム最大 20 倍に対応しています。
ちなみに広角カメラのセンサーはPixel 7aが1/1.73型、Pixel 7 / 7 Proが1/1.31型で、Pixel7シリーズよりもセンサーサイズは控えめです。
背面カメラでの高画質な自撮りも
本体を開いた状態でカバーディスプレイを自分の方に向ければ、メインカメラで自撮りができます。
高画質な広角カメラの使用や、超広角での自撮りもできます。
Pixel Fold触ってみた。
折り畳んだ状態の大きさは、iPhone 14 Proと大体同じくらい。
アウトカメラでセルフィーもいい感じ pic.twitter.com/Hr09lZkigQ— アヲイ (@a_w0_1) July 1, 2023
また半開きで卓上に置くことで、スタンド不要で自撮りも可能です。ハンズフリーでのビデオ通話にも向いていますね。
Google Pixel FoldとGalaxy Z Fold4を比較
競合の「Galaxy Z Fold4」とのスペック比較です。
スクロールできます→
| Google Pixel Fold | Galaxy Z Fold4 | |
|---|---|---|
| サイズ (開いたとき) | ・縦：約158.7mm ・幅：約139.7mm ・厚み：5.8mm | ・縦：約155mm ・幅：約130mm ・厚み：6.3mm |
| 重さ | 283g | 約263g |
| カバー画面 | 5.8インチ 有機EL フルHD+ (2,092x1,080) 最大120Hz | 6.2インチ 有機EL HD＋ (2,316x904) 最大120Hz |
| メイン画面 | 7.6インチ 有機EL 2,208x1,840 最大120Hz | 7.6インチ 有機EL QXGA＋(2,176x1,812) 最大120Hz |
| バッテリー | 4,821mAh | 4,400mAh |
| インカメラ | 9.5MP | 10MP |
| RAM | 12GB | 12GB |
| ストレージ | 256GB | 256GB |
| 防水・防塵 | IPX8の防水 | IPX8の防水 |
| SoC | Google Tensor G2 | Snapdragon 8+ Gen 1 |
| 生体認証 | 顔認証・ 指紋認証（電源一体） | 顔認証・ 指紋認証（電源一体） |
| 背面カメラ | 広角：48MP（f1.7） 超広角：10.8MP（f2.2） 望遠：10.8MP（f3.05） | 広角：50MP(f1.8) 超広角：12MP(f2.2) 望遠：10MP(f2.4) |
| eSIM | 対応 | 対応 |
| SDカード | 非対応 | 非対応 |
2機種で迷ったときに注目したい各機種のメリットを見ていきましょう。
Galaxy Z Fold4を選ぶ理由になるメリット
Pixel FoldにないGalaxy Z Fold4のメリットはこのあたり。
- Sペンが使える
- SoC性能が高くゲーム向き
Pixel Foldはペンには非対応です。
Galaxy Z Fold4のSペンは評価が高いだけに、ここがネックでPixel Foldを選べない人は少なくないようです。
Fold気に入ってしまったのでPixel Foldほしーなーって100万回考えたけど、Sペンが心地よすぎてなくせる気がしない。
ペン先が認識している場所を表示する機能が地味に心地いい。 pic.twitter.com/3pE3r5Xo9u
— (@hiro_o4ll) July 1, 2023
また、Pixel Foldのチップは自社製のGoogle Tensor G2で「ゴリゴリのハイエンド」というわけではありません。
AnTuTuベンチマークもかなり差があります。
- Pixel Fold（Google Tensor G2）
70～80万点程度 - Galaxy Z Fold4（Snapdragon 8+ Gen 1）
110～120万点程度
「大画面を活かしてゲームを楽しみたい」というのが最優先事項なら、Galaxy Z Fold4が最適ですね。
galaxy z fold4で原神やると横幅の情報量は減るけど奥行きが増す感じ。高画質でヌルヌル動くのも良き#原神 pic.twitter.com/0sXrCQMEqk
— あずまわり (@azumawari) January 8, 2023
Google Pixel Foldを選ぶ理由になるメリット2つ
一方、Pixel Foldを選ぶメリットはこのあたり。
- 文字起こし・翻訳が使える
- 本体が薄い
文字起こしや翻訳といった機能は、Pixelシリーズを通して評価の高い機能です。人によってはスタイラスペンでメモが取れるよりも、こちらの方が便利に感じるかも。
▼Pixel 7の文字起こし（実機レビューより）
また、Pixelシリーズは全体的に本体が分厚い印象がありますが、Pixel Foldに関しては、かなり厚みが抑えられています。
Galaxy Z Fold4と比較すると、以下のとおりです。
▼Google Pixel Fold / Galaxy Z Fold4▼
- 開いたとき：5.8mm / 6.3mm
- 閉じたとき：12.1 mm / 14.2mm（最厚部15.8mm）
Pixel Fold薄すぎだろ…
Pixel 3を思い出す。 pic.twitter.com/TDILaPzwGM— いとうり (@itouri_FD) July 1, 2023
Google Pixel Foldの価格
Google Pixel Foldの価格は以下のとおり。カッコ内はプログラム適用時の2年間の負担額です。
ちなみに、Galaxy Z Fold4の価格はドコモで249,700円、auで249,960円です。
Galaxy Z Fold4より安くなるかも……という噂もありましたが、フタを開けてみると価格はGalaxy Z Fold4と同額以上となっています。
価格がネックの方は、各社のプログラムの利用を検討してみると良さそうです。2年後に返却をすることで負担額が大幅に抑えられます。
各社のキャンペーンも利用しながら、賢く購入してください。
Google Pixel Foldのカラー
Google Pixel FoldのカラーはObsidian（オブシディアン）、Porcelain（ポーセリン）の2色。ドコモ、ソフトバンクはObsidianのみの取り扱いです。
まとめ
Google Pixel Foldは、Google初の折り畳みスマホです。口コミを見る限り、プロトタイプ的な感じではなく、初号機からすでに完成度が高く、期待が高まります。
キャリアではプログラムを利用することで半額近くまで負担額を軽減できます。各社のキャンペーンも利用しながら、うまく購入してくださいね！
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