月額0円が話題だった楽天モバイルは、2022年7月から料金プランが変更されて0円プランが廃止になりました。料金プラン変更とともに楽天モバイルは解約者数が増加しています。
現在、楽天モバイルと契約中の人の中にも、解約を検討している人はいるでしょう。しかし、中には「解約のタイミングはいつが良いの?」「解約方法がわからない」「解約金はかかる?」などの疑問を持っている人もいるはずです。
そこで本記事では、楽天モバイルの解約方法や解約のタイミングについて解説。解約後に契約する乗り換え先のおすすめも紹介しています。楽天モバイル利用者で解約を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
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楽天モバイルは0円プラン廃止で解約が続出?
楽天モバイルは、2022年7月からの料金プラン改定により解約者が続出しています。実際に解約前と解約後の契約数を比較してみると、約28万回線も減少していました。
契約数 | |
---|---|
料金プラン改定前 (2022年6月末) |
546万回線※1 |
料金プラン改定後 (2022年9月末) |
518万回線※2 |
解約者が続出した原因は、従来の楽天モバイルの目玉であった0円プランの廃止でしょう。
改訂前 | 改定後 (現在) |
|
---|---|---|
〜1GB | 0円 | 1,078円 |
1GB超〜3GB | 1,078円 | |
3GB超〜20GB | 2,178円 | 2,178円 |
20GB超 | 3,278円 | 3,278円 |
※表中の料金は税込
改訂前ならデータ通信量が月間1GBまでは0円で利用できたので、データ通信が少ないユーザーからの高い支持がありました。
ところが現行プランに移行し、既存ユーザーでも最低月額1,078円(税込)が発生。より安いプランを求めて、他社へ乗り換えるユーザーが多発しています。
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楽天モバイルの解約方法
楽天モバイルの解約方法は、大きく以下の2通りに分けられます。
それぞれの解約方法について解説していきます。なお、解約手続きはアプリ・Webブラウザのどちらからでも可能です。
通常の解約方法
- my 楽天モバイルにログイン
- 「契約プラン」を選択
- 「解約」を選択
- 注意事項の確認・アンケート回答後に解約手続きを完了
詳細は後述しますが楽天モバイルには締め日がないので、解約した瞬間から使えなくなります。
解約手続き後にまだ使えるようであれば、まだ完全に手続きが完了していないということになります。
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MNP転出による解約方法
- my 楽天モバイルにログイン
- 「契約プラン」を選択
- 「他社へ乗り換え(MNP)」を選択
- 注意事項の確認・アンケート回答
- MNP予約番号を取得
- 取得したMNP予約番号を使い、乗り換え先に申し込み
MNP転出による解約の場合は、MNP乗り換えにより他社回線に開通した時点で自動的に解約されます。
なお、MNP予約番号は取得から15日以内の有効期限があります。有効期限以内に他社と契約しなかった場合は乗り換えできないため、楽天モバイルは解約されません。
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楽天モバイルを解約するベストなタイミングはいつ?
楽天モバイルに締め日はない
先述しましたが楽天モバイルには締め日がないので、解約手続き完了後すぐに使用不可となります。そのため、解約月に関しては月初から解約時までの使用分が請求されます。
一方で、0円プランが廃止になったことから月が変わってすぐに解約するのは損になります。
ただしオプションサービスは日割り計算になるので、複数のオプションに加入していれば月初解約の方がお得になることも。
オプションの加入状況やデータ通信量のバランスを考えて解約日を決めると良いでしょう。
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最低利用期間・違約金はない
楽天モバイルには最低利用期間や違約金がありません。いわゆる「契約縛り」を気にせず、好きなタイミングで解約できます。
契約して即解約することも理論上は可能なので、使い勝手が良くないと感じたらなるべく早く解約する方が良いでしょう。
楽天モバイル解約に関するデメリット・注意点
SIMカードは返却・破棄する
楽天モバイル解約後は、SIMカードを返却あるいは破棄して適切に処理しましょう。
以前までは楽天モバイル解約後はSIMカード返却が必須でしたが、現在は自身で破棄することも可能。ハサミやシュレッダーなどを使い、細かく裁断すると安心です。
オプションサービス解約は別途手続きが必要
楽天モバイルを解約しても、一部のオプションサービスは別途解約手続きが必要になります。オプションサービスを解約しないと料金が発生し続けるので、不要なものは忘れずに解約してください。
- スマホ交換保証プラス
- 故障紛失保証 with AppleCare Services
- あんしん保証with AppleCare Services for Apple Watch
オプションサービスの解約は、my 楽天モバイルから手続きできます。アンケート回答などがない分、楽天モバイルの解約より簡単に行えるでしょう。
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iPhoneの残債一括支払いのケースがある
楽天モバイルには「iPhoneアップグレードプログラム」という最新iPhoneをお得に使えるプログラムがあります。
楽天モバイル解約と同時にiPhoneアップグレードプログラムも解約すると、状況次第では高額の支払いが待っているので気をつけましょう。
再契約時はキャンペーンの対象外
楽天モバイルは、解約後に再契約することもできますが、キャンペーンを再び利用することはできません。キャンペーン目的での解約→再契約は意味がないことは覚えておきましょう。
再契約を繰り返すと疑われて、契約審査も不利になるケースがあります。解約→再契約は可能ですが、本当に必要な時だけ行ってください。
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楽天SPUの倍率が下がる
楽天SPUは、楽天市場をお得に利用できるサービスです。楽天モバイルを契約していると、以下の通り楽天市場での買い物時のポイント還元率が高まります。
条件 | ポイント還元率 |
---|---|
Rakuten UN-LIMIT VII契約中のダイヤモンド会員ランク | +3倍 |
Rakuten UN-LIMIT VII契約中のダイヤモンド会員ランク以外 | +2倍 |
楽天市場を利用する人は、楽天モバイル解約により最大3%の還元率低下があることを把握しておきましょう。
楽天モバイル解約後の乗り換え先おすすめ4選
LINEMO
- 3GBまで990円(税込)の低価格
- ソフトバンクの自社回線で通信が安定
- LINEのトーク・通話はデータ消費なし
- 1年間は5分以内の国内通話が無料
- ミニプラン(3GB)は基本料金が最大6ヶ月間無料※3
LINEMO(ラインモ)は、ソフトバンクが提供する格安ブランドです。月間通信量3GBまでのミニプランは月額990円(税込)のため、楽天モバイルより安く利用できます。
機能面では、LINEのトークや音声通話・ビデオ通話はデータ消費なし(ギガフリー)で利用可能。日頃からLINEを利用している人にとって、通信量を気にせずLINEが使える点は魅力でしょう。
3GB:990円/月が実質無料
月額基本料金(税込) | 3GB:990円 20GB:2,728円 |
---|---|
初期費用(税込) | 無料 |
通話料金(税込) | 22円/30秒 |
通信回線 | ソフトバンク |
主なキャンペーン・特典 |
基本料金最大6ヶ月間実質無料(ミニプラン限定) ※終了時期未定 |
3GB:990円/月が実質無料
出典:LINEMO
※3:2023年2月以降の申し込みは最大6ヶ月間
Y!mobile
- 家族割または光回線とのセットでお得
- ソフトバンク自社回線を使用
- 実店舗でサポートを受けられる
- Yahoo!プレミアムが無料
- 乗り換えで最大16,000円相当が還元
Y!mobile(ワイモバイル)は、ソフトバンクのサブブランドとして提供されている格安SIMです。基本料金はやや高めですが、家族割または光回線とのセット割の適用により格安で使えるのが魅力です。
LINEMOとは異なり実店舗もあるので、対面でのサポートにも対応しています。スマホに慣れていない世代の人でも安心して利用できるでしょう。
最大10,000円相当還元
月額基本料金(税込) | 3GB:2,178円 15GB:3,278円 25GB:4,158円 |
---|---|
初期費用(税込) | 3,300円 ※ソフトバンク・LINEMOからの乗り換え時は無料 |
通話料金(税込) | 22円/30秒 |
通信回線 | ソフトバンク |
主なキャンペーン・特典 |
家族割(2回線目以降1,188円/月割引) ※終了時期未定 |
最大10,000円相当還元
出典:Y!mobile
UQ mobile
※2024年3月12日時点の情報です。詳しくは公式サイトをご確認ください。
- インターネット・電力会社とのセット割でお得
- auのサブブランドで通信速度が安定して速い
- 契約から7ヶ月間は無料でデータ増量
- MNP乗り換えで最大10,000円相当を還元
UQ mobileはauのサブブランドとして展開されている格安SIMです。au系列のサービスとセット契約により割引が適用。4GBプランは月額1,078円(税込)となり、楽天モバイルより安く利用できます。
格安SIMの中でも通信速度が安定しており、他の格安SIMにありがちな速度低下が起こりにくいのがメリット。速度の安定性・料金のバランスが取れているのが特徴です。
公式サイトはこちら
月額基本料金(税込) | 4GB:2,365円 15GB:3,465円 20GB:3,248円 |
---|---|
初期費用(税込) | 3,850円 |
通話料金(税込) | 22円/30秒 |
通信回線 | au |
主なキャンペーン・特典 |
データ増量オプション7ヶ月間無料 ※終了時期未定 |
公式サイトはこちら
出典:UQ mobile
IIJmio
- プランが豊富で基本料金が安い
- 取り扱い端末が豊富で低価格
- 通話料が他社の半額
- データ消費のON・OFF切り替えが自由
IIJmio(アイアイジェイミオ)は、ドコモとau回線に対応している格安SIMです。料金プランは2GB・4GB・8GB・15GB・20GBの5つが用意され、20GBプランは2,000円(税込)と楽天モバイルよりお得です。
通話料は他社相場から半額の11円/30秒なので、電話番号を利用した通話もお得。通話定額オプションも利用できるので、通話メインの人にも使い勝手は良いはずです。
公式サイトはこちら
月額基本料金(税込) |
【音声eSIMの場合】 2GB:850円 |
---|---|
初期費用(税込) | 3,300円 |
通話料金(税込) | 11円/30秒 |
通信回線 | ドコモ au |
主なキャンペーン・特典 |
対象端末を割引 ※終了時期未定 |
公式サイトはこちら
出典:IIJmio
まとめ
今回は、楽天モバイルの解約方法や解約タイミング、おすすめ乗り換え先について解説しました。
楽天モバイルの解約自体は、アプリ・Webブラウザから簡単に手続き可能です。違約金や最低利用期間もないので、解約にあたり費用は原則かかりません。
解約費用がないため、基本的には早く解約することをおすすめします。ただし、楽天ひかりの無料特典を活用したい人は、特典適用が確認できるまで解約を待つ方が良いでしょう。
乗り換える際は、楽天モバイルよりお得に利用できるかを考えて乗り換え先を決めてください。
3GB:990円/月が実質無料