本来であればXperiaの販売台数としては「主力」となるはずですが、発売から3日目の当記事執筆時点では価格.comにもまだ1件もレビューが投稿されておらず、その不人気ぶりはある意味異常といった印象を受けます。
また、国内での異常な強気の価格設定もあって、当サイトでもあまりお勧めできない機種、としてお伝えしてきました。
一方、このXperia 10 Vは前モデル比べてXメインカメラセンサーの一新やデュアルフロントとスピーカーの搭載、若干の軽量化など、前モデルの10 IVと比べてスペック進化がないわけではありません。
そして今回、このXperia 10 Vには公式スペックシートなどには記載されていないものの、10 IVからの「地味ながら重要な進化点」があることが判明しました。
これはソニーのXperia 10 V公式サポートページ内に記載されていたもので、同モデルは「押し込み式指紋認証」に対応していることが分かります。
一方、この機能は過去のほとんどのXperiaでは非対応でXperia 10 IVも同様。
Xperia 1 IVはリリース当初は非対応で、Android 13へのアップデートで対応。(Xperia 5 Vはリリース時から対応)しましたがXperia 10 IVにはAndroidアップデートでも追加されませんでした。
押し込み式指紋認証は文字通り、電源ボタンを軽く押さないと指紋認証センサーが反応しないようにする仕組み。
これにより、以前よりXperiaで多かった意図しない指紋認証プロセスと認証失敗による一時的な端末ロックなどを防ぐことができ、結構重要視するユーザーも多いという印象。
そういって意味で、この機能は地味ながらXperia 10 IV→Xperia 10 Vでの一つの大きな進化点とも言えると思います