楽天モバイルのデータ専用SIM「データタイプ」の賢い使い方。メリットと注意点

楽天モバイル

ゴリラ

おおお、楽天モバイルでデータ専用SIMが始まったのね!くわしく教えて!

2023年7月、楽天モバイルからデータ通信専用SIM「Rakuten最強プラン(データタイプ)」の提供が始まりました。

ただしこのSIM、少なくとも楽天モバイルのデータSIMを待ち望んでいたような人向けのサービスではありません。

データタイプの詳細とメリット、デメリットをお伝えした上で、賢い使い方を考えてみます。

正直な結論
先に正直な結論を伝えると、「Rakuten最強プラン(データタイプ)」はワンクリック、3分で申し込めることが最大のメリット。

 

料金体系は音声SIMと同じでメリットはありません。一方で

  • スポットで使う
  • 楽天でがっつり買い物をするとき
  • 海外渡航の保険として契約

といった使い方が便利そうです。

ちなみに…

 

 

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最新プラン「Rakuten最強プラン」の解説記事はこちら

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Rakuten最強プラン(データタイプ)が登場

楽天モバイル データタイプ

2023年6月、楽天モバイルは新プラン「Rakuten最強プラン」をスタートしました。

パートナー回線エリアを増強し、つながりやすさを全面的に押し出したプランです。

そして今回登場したのが、その「最強プラン」から通話機能を除いた通信専用サービスです。

最大の売りは日本初の「ワンクリックで申込み完了」

今回のデータタイプで最もアピールされているのが「3分で手続き完了できる」ことです。

データタイプ

従来の方法で特に時間がかかっていた「本人確認書類の提出」のフローをショートカットすることで、最短での契約を実現しました。

ゴリラ

確かに免許証の写真撮ったりするの、地味に面倒だからな……!

これだけ速く契約できるなら「今すぐ使いたい」というときのハードルがかなり下がりますね。

例えるなら電子マネーに残高チャージするくらいの手軽さでSIMを契約できる、といった感じでしょうか。

MEMO

今回、「ワンクリックで契約できる」のは18歳以上です。

料金は音声SIM版と同じ

一般的に「データSIM」は音声SIMよりも安価な料金が設定されるものです。

しかし今回の「データタイプ」は、音声SIM版と全く同じ料金が設定されました。

Rakuten最強プラン

ゴリラ

下位互換サービスなのに、安くならないのか……

発表時にはSNS上でこのような声が溢れかえりました。

楽天モバイル的には「通話はできへんけど、すぐに契約できることもメリットやろ?」という感じで、料金の差をつけなかったのでしょうか……。

実質1ヶ月分は無料

データタイプ

今回のサービス開始に合わせて、3GB相当の料金が無料になるキャンペーンも始まっています。

データタイプを契約して、アンケートに答えると、翌々月末日に1,081ポイント(3GB利用相当)が還元されます。

後述しますが、データタイプは基本的に楽天経済圏のユーザー向けのサービスなので、ポイントの使い道に困ることはないはずです。

Rakuten最強プラン(音声・通常タイプ)との比較

データタイプと音声SIMの違いは以下のとおり。

データタイプ

大きく異なるのが、

  • データタイプは音声通話はもちろん、Rakuten Linkも利用できないこと
  • データタイプは楽天カードを持っていないと契約できないこと

の2点。

確かにこれで料金が同じと言われると、ちょっと損した気分になりますね。

また「楽天カード保持者限定」という条件によって、対象ユーザーが大きく絞り込まれます。

これは逆に、「楽天カードを持っているユーザー=優良な見込み客に使って欲しい」という強烈なメッセージと捉えることができます。

ちなみに楽天モバイルは、楽天カードユーザー限定にしたことについて、審査をなくす代わりに「支払い情報と本人性を担保するため」としています。

音声SIMへの移行は「一旦解約」

データタイプ

2023年7月時点では、データタイプから通常の音声SIMへの直接の移行はできません。

一旦、データタイプを解約のうえ、音声SIMを新規で申し込む必要があります。

今後は直接、タイプ変更ができるように準備を進めているとのことです。

申し込み方法(本当に1ページで完結)

STEP.1
データタイプのページにアクセス

データタイプのページにアクセスし、「データタイプ お申し込みはこちら」のボタンから進みます。

 

データタイプ

STEP.2
楽天会員にログイン

STEP.3
申し込み内容の入力

SIMタイプ、希望する電話番号の選択、支払い方法(登録済の楽天カード)を確認。

 

ちなみに申し込み完了後であれば、楽天カード以外の支払い方法にも変更できるとのことです。

STEP.4

住所、重要事項説明などを確認して「次へ」。

STEP.5
確定

「この内容で申し込む」で確定。

データタイプ

確かにログイン後、1ページで申し込みが完結します。

※ちなみに、「楽天グループの以下アプリをお持ちの場合、お申し込み画面はアプリ経由で表示されます」との記載がありましたが、7月4日時点では、普通にブラウザで表示されました。

Rakuten最強プラン(データタイプ)の賢い使い方

ゴリラ

イマイチ、使い方が見えて来んのよな

大前提として、今回のデータタイプは既存ユーザーではなく、将来的な楽天モバイル(音声SIM)の見込みユーザー向けのものだということです。

「音声SIM→データSIMにして、もっと安くしたい」というニーズには、そもそも目が向けられていません。

そんな中で、個人的に「アリかな」という使い方は以下の3点。

  • povo2.0みたいにスポットで使う
  • 楽天市場でがっつり買い物をする前に契約する
  • 海外に行く直前に、保険として契約する

いずれも「契約金」「解約金」なしだからこそのメリットです。

① povo2.0みたいにスポットで使う

2023年現在、「サクッとギガを課金できるサービス」のトップランナーはpovo2.0です。

povo2.0

ただしpovo2.0でも、最初は審査を経た申し込みが必要で、通信できるまでに、最短でも2、30分はかかります

全くゼロベースで「今すぐ使いたい」といったとき、現状、楽天モバイルのデータタイプが最速だと思われます。

② 楽天市場でがっつり買い物をする前に契約

楽天モバイル SPU

お買い物マラソンやふるさと納税をする際など、楽天でがっつり出費するときは、その時だけでもデータタイプを「経由」しておくのは良いかもしれません。

1,078円で「SPU+3倍」の権利をゲットできます。

単純計算すると、約36,000円以上の買い物をするときは、データタイプを契約してから買い物することで、お得になります。

③ 海外に行く直前に保険として契約

楽天モバイル 海外

楽天モバイルは海外でも2GBまでは通常料金の範囲で利用できます。

長期の旅行ではさすがに2GBでは少ないかもしれませんが、現地のSIMなどをメインで利用する予定なら、予備回線として契約しておくのも良いかもしれませんね。

「お試し」SIMとしては史上最強。楽天モバイルの狙いは明確

今回の楽天モバイルの「データタイプ」は、音声SIMと同料金であるものの、サクッと数分で契約できることが最大のメリットです。

「音声SIMと同じ料金とか、意味がわからない」という声も見られましたが、そもそもの楽天モバイルの思惑が「(優良な)見込み客に使ってもらう」ことだと推測されます。

これまでなんとなく不安だから……という理由で楽天モバイルを避けていた人にとって、また一歩、試しやすい環境が整ったと言えます。

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楽天モバイルでは、以下のキャンペーンを実施中です!

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ゴリラ

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