モトローラの国内向け最新ミッドレンジスマホ、「moto g53j 5G」。
スペック面では昨年のmoto g52j 5Gと比較してSoCはSD695→SD480+に、ディスプレイはFHD+→HD+に、防水・防じん性能は「IP68」→「IP52(生活防水)」へと、全体的にダウングレードされている機種ということで、前モデルの発売時ほどの勢いはなさそう。
しかし今回、このmoto g53j 5Gについて、公式スペック上などには掲載されていない重要な「進化点」があることが判明しました。
これはGoogleの審査項目を通過し、ビジネス用途で使用するための端末として認定を得たGoogleによる認証を受けた「Android Enterprise Recommended」のページ内に掲載されていたもの。
ご覧のように、moto g53j 5Gのセキュリティーアップデート提供は2026年の12月まで、前モデルのmoto g52j 5Gは2024年5月まで、となっています。
moto g52j 5Gが発売されたのは約1年前なので、moto g53j 5Gのアップデートサポートが1年程度長いのは当たり前です。
ただ、単純に発売〜アップデートサポート終了時期の期間を見るとmoto g52j 5Gは2年ほど、一方のmoto g53j 5Gのソフトウェアアップデート提供期間が約3.5年ほどとなっています。
つまり、両者の発売時期の「時差」を考慮しても、moto g53j 5Gのアップデート保証期間は1.5年以上長い、ということに。
ちなみにこの「Android Enterprise Recommended」のOSアップデートサポートの要件は「最低1回」という点だけなので、moto g53j 5Gに何度のOSアップデートが提供されるのかは不明。
ただ、普通ならば3.5年間のセキュリティー・アップデートが保証されているのであれば、最低でも2回のOSアップデートは提供されるのではないかと思います。