ゴリラ
「キャリア決済」とは、スマホで購入した商品の代金を、スマホの月額料金と一緒に支払えるシステムです。
当初、povoではキャリア決済は使えませんでしたが、2023年現在は対応しています。
しかしいくつかの注意点があるので、この記事でしっかり解説していきます。
しかし「povo契約から8ヶ月以上必要」「上限額2,000円」「使えないサービスが多い」などの理由で、非常に使いにくいです。
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povoでキャリア決済は使える!
povo2.0は当初はキャリア決済が使えませんでしたが、2022年12月から「auかんたん決済」に対応しました。
「povo2.0通信料金合算払い」と呼ばれることもあります。
またキャリア決済が使えるのは「povo2.0」のみで、「povo1.0」は非対応です。
povo2.0のキャリア決済で支払えるサービスは?
▼povoのキャリア決済の対象サービス▼
- auスマートパスプレミアムなどのau関連サービス
- auかんたん決済導入済みのサービスやショッピングサイト
- App Store
- Google Play
これらのサービスでキャリア決済を利用できます。
特にうれしいのは「App Store」「Google Play」で使える点です。有料アプリやアプリ内課金でキャリア決済が使えます。
しかし後述しますが、povo2.0のキャリア決済は非対応のショップが多く、また限度額も低いため、他社と比べると使いづらい面が多いのも事実です。
povo2.0のキャリア決済の注意点と対策は?
povo2.0でキャリア決済が使えるようになったのは喜ばしいことですが、ここで注意点とその対策を解説します。
注意点はズバリ、以下の3点です。
- povo加入後7ヶ月は使えない
- 利用限度額が低い【2,000円まで】
- 使えないショップが多い
注意点① povo加入後7ヶ月は使えない
povo2.0のキャリア決済は、年齢と加入期間による制限があります。
「12歳未満は使えない」という年齢制限はありますが、こちらは他社と同様。
問題なのは加入期間の制限です。povo2.0に加入して8ヶ月目以降でないと使えません。
「キャリア決済ができるからpovoにする!」と思っている方も、加入から7ヶ月も使えないのであれば話は別です。
この一点だけを見ても、キャリア決済を使うつもりでpovoに加入するのはおすすめしません。
注意点② 限度額が低い【2,000円まで】
povo2.0のキャリア決済の利用限度額は、2023年4月1日以降、一律2,000円に引き下げられました。
それまでは年齢や利用期間に応じて変動し、最大20,000円だったのですが、突如の改悪に、不満の口コミも多く見られます。
povoのauかんたん決済の上限2000円ってなんやねん…
車の1DAY保険とかキャリア決済しか受け付けてないサービス結構あるのに使えないやんけ— 東のぼのらい(みそ) (@bonorai_east) June 17, 2023
限度額を引き下げた理由については明らかにされていませんが、povo2.0はauやUQモバイルよりも月額料金が安く、審査も甘めなので、キャリア決済との相性が悪かった可能性があります。
また契約にクレジットカードが必要なので、キャリア決済がなくても困る場面は少ないと判断されたのかもしれませんね。
povoのキャリア決済の上限を上げる方法はありません。
クレジットカードで支払うか、どうしてもキャリア決済を使いたいなら、他サービス(UQモバイルなど)への乗り換えを検討しましょう。
注意点③ 使えるところが少ない
povoのキャリア決済が使えないサービスや店舗はこちらです。
- au PAY残高チャージ
- au PAYマーケット
- メルカリ
- Amazon など
2023年2月頃から上記の店舗で利用できなくなりました。
「換金制の高いサービスは制限された」とも言われており、不正な使い方をされるケースが多かったのではないかと予想できます。
「メルカリ」「Amazon」など、使いやすく、有名なサービスでキャリア決済が使えないのでかなり不便です。
対策① クレジットカードで支払う
上記3つの注意点への対処法は「クレジットカードで支払う」です。
そもそもpovo2.0はクレジットカードがないと契約できず、カードがない場合は「ペイディカード」の発行をおすすめされるくらい必須です。
クレジットカードであれば、契約期間、限度額、店舗のどの課題もクリアできます。
対策② UQモバイル、LINEMOなど他社を検討する
「どうしてもキャリア決済が使いたい!」という方には、au回線がいい場合はUQモバイル、他社でもいいならLINEMOなどがおすすめです。
いずれも限度額は5〜10万円で、ほとんど不自由なくキャリア決済が使えるかと思います。
対策③ povoのキャリア決済はアプリ決済専用として使う
なんだかんだ「App Store」と「Google Play」で使えるのはありがたいです。
「たまに有料アプリを買う」程度であれば、十分に2,000円でも足ります。
その他の支払いはクレジットカードなどでカバーするとして、povo2.0のキャリア決済は「アプリ購入専用」と考えれば、便利に使うことができます。
povo2.0でauかんたん決済を使う方法
▼povoのキャリア決済の方法▼
- au IDの取得
- povoアカウントとau IDの連携
- 各アプリで支払い方法を設定する
- 実際に買い物をする
- SMSに届く確認コードを入力
①au IDの取得
まずは「au ID」を取得します。
au IDとは、KDDI系列のサービスを使う際に必要なIDです。auやUQモバイルの利用経験がある方はすでにお持ちかと思います。
au IDはメールアドレスなので、自分が普段使っているものがau IDとして登録されている可能性が高いです。
au IDをまだ持っていない方はこちらから作成してください。
②povoアカウントとau IDの連携
- povo2.0アプリのホーム画面下部の「請求情報」を選択
- 「au IDを連携しますか?」をONにする
- 画面に従ってau IDやパスワードを入力する
povo2.0のアカウントとau IDを紐づけます。povo2.0ユーザーであれば、トッピングなどを購入できるpovoアプリをダウンロード済みかと思うので、そちらから操作してください。
povo2.0アプリ
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③各アプリで支払い方法を設定する
App StoreやGoogle Playアプリなどで、キャリア決済での支払いを設定します。
いずれのサイトでも「アカウント」メニューの「お支払い方法」などの項目でキャリア決済を選択します。
この操作は、Wi-Fiには繋げずpovo2.0のモバイルデータ通信をしている状態で、povoを契約しているスマホから行うようにしてください。
④各サイトで買い物をする
あとは買い物をするだけです。
有料アプリやアプリ内課金の手続き時に「キャリア決済」を選択しましょう。2,000円までという点に注意です。
⑤SMSに届く確認コードを入力する
購入時に、povoを契約しているスマホの電話番号宛にSMSで確認コードが送られます。
確認コードをサイトに入力すれば、キャリア決済での買い物が完了します。
まとめ:povo2.0にキャリア決済目当てで乗り換えるのはおすすめしない
povo2.0はキャリア決済を使う目的で乗り換えるのはおすすめしません。
契約から7ヶ月目以降しか使えず、限度額2,000円で、使えるサービスが極端に少ないです。
キャリア決済を提供するサービスの中ではかなり不便と言わざるを得ません。
キャリア決済を使いたいなら、UQモバイルやLINEMOなども検討してみてください。
ちなみに:povo2.0で使うスマホはauオンラインショップで買うのがおすすめ
povoの契約は公式アプリからサクッとできます。
ただpovoでは今のところスマホが買えないんで、機種変更するなら先にauオンラインショップで買っておくのがおすすめ。
他社からの乗り換えなら、povoの契約前に一時的にauと契約することで、最大2.2万円の割引を受けられます!(対象機種を紹介してます→au Online Shop お得割の記事)。
ちなみに、au→povoへの変更は手数料がかかりません。
ゴリラ
auの特典でお得にスマホを買いつつ、povoで毎月の料金も抑えられて、いいとこ取りだね!
povoを契約するときは、ぜひ、参考にしてくださいませ!
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