ソニーの最新ミッドレンジモデル、Xperia 10 V。
本日、ドコモ版とau版の価格が明らかになり、発売日も7月6日で確定しました。
一方、このXperia 10 Vは前モデル、10 IVからのスペック進化が乏しく、注目度という意味ではいまいち、という印象はぬぐえません。
しかし今回、スペック上では分からないこのXperia 10 Vの前モデルからの「大きな進化」についてRedditユーザーが報告をしていました。
Xperia 10 Vのバッテリー効率は10 IVをさらに上回る優秀さ
Xperia 10 Vを入手したRedditユーザーが、以前使っていたXperia 10 IVとの比較のためにそれぞれのバッテリー状態を投稿していたもの。
ご覧のように、いずれのモデルでもバッテリー残量は10%となっていますが、両者では最後にバッテリー充電をしてからの経過時間が全く異なります。(10 Vは2日前、10 IVは18時間前)
つまり、Xperia 10 Vでは充電残量が10%になるまでに少なくとも36時間以上経過しているということになり、これはXperia 10 IVの2倍、ということに。
もちろん、Xperia 10 IVは1年ほど使用したとのことなので、バッテリー劣化などを勘案すると実際にXperia 10 Vの電池持ちが10 IVの2倍、とはならないと思います。
ただ、仮に10 IVバッテリーが1~2割劣化していたとしても、やはりこの差はかなりのものではないでしょうか。
また、残量10%からの推定使用可能時間も10 IVは2時間となっているのに対し、10 Vは10時間。
これはあくまで推定値ではありますが、ここでも両者の電力効率の違いが大きく出ています。
詳細な使用条件・環境の違いなどは分かりませんが、少なくともバッテリー消費の一番大きい「スクリーン」に関しては10 IVよりも10 Vの方が2倍以上使用時間が長くなっています。
ちなみに前作10 IVの名誉のために申し上げておくと、同モデルは少なくともバッテリー持ちに関する評価はダントツでよく、10 Vの登場前にはXperia史上最長でした。
また、おそらく昨年の他のSD695搭載モデルと比較してもやはりバッテリー持ちは最も良い機種と言っても過言ではありませんでした。
Xperia 10 Vはそれすらも大きく上回るという事。
前作と同じチップセットでバッテリー容量も同じ(というかおそらく同じバッテリーパックが採用)。メモリサイズやストレージ規格も据え置き。
そしてディスプレイもおそらく前モデルと同じものを搭載していると思われます。
ここまで「据置き」だらけのスペックでどうやってここまでバッテリー持ちを伸ばすことができたのかは非常に大きな謎です。